『土星マンション』(どせいマンション)は岩岡ヒサエによる日本の漫画作品。小学館発行の月刊漫画雑誌「月刊IKKI」に連載された。短編作が多い岩岡初のSF長編作品である。単行本は全7巻。2011年に第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。地球全体が自然保護区域となり、地上に降りることが許されなくなった時代。人間は遙か35,000メートル上空に浮かぶ巨大なリング状のマンションで暮らしていた。地球の周囲をめぐる上層・中層・下層からなるその巨大なリングシステムで、主人公・ミツは生まれ育った。ミツは中学卒業と同時に、亡き父と同じ職種「コロニーの窓拭き」を始める。ベテラン窓拭き職人「仁さん」とコンビを組むこととなったミツは、さまざまな困難を乗り越え、仕事を通し、色々な人と出会い一歩ずつ成長していく。本作では第1話、第2話…ではなく、floor1、floor2…と表記される。単行本には「in the loft」という描きおろしが掲載される場合がある。IKKIコミックスより『月刊IKKI』2008年8月号にて、本作の実写映画化が決定したと告知された。しかし、この企画については、早い段階で「リーマンショックの煽りを受けて」中止となったことを、2011年1月に著者が公式サイトの日記で公表している。
出典:wikipedia
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