田村 志津枝(たむら しづえ、1944年1月1日 - )は日本のノンフィクション作家、映画研究家。1944年の正月に日本統治下の台湾台南市に生まれる。父親は台南陸軍病院に勤務していた。小学校入学前、母親から「あなたはタンパンセンで生まれた」と聞かされ、自分は船の中で生まれたと思いこむが、これは地名の「台南市桶盤桟(タンパンセン)18番地」のことだった。引き揚げ後は長野県小諸市で育つ。1968年早稲田大学第一文学部ドイツ文学専修卒。雑誌の編集、記録映画製作に携わる一方、1970年代半ばからドイツのニュージャーマンシネマを、1980年代初めからは台湾の侯孝賢監督やエドワード・ヤン監督ら一群の台湾ニューシネマを日本に初めて紹介し、その普及に努めた。それにより1989年には日本映画ペンクラブ奨励賞、台湾政府新聞局功を労賞した。中国語映画の字幕翻訳者でもある(約30作品)。その後、ノンフィクション作品にも活動領域を拡げ、台湾映画および台湾社会に関する著書を多く執筆する。最近は若山牧水伝も書いている。1995年より日本大学文理学部中文科講師として映画論や表象文化論を担当する。
出典:wikipedia
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