仙台クラシックフェスティバル(せんだい-)とは、2006年(平成18年)より、宮城県仙台市で仙台クラシックフェスティバル実行委員会が主催して10月初旬に開催されているクラシック音楽主体の音楽祭。正式名称は「第n回仙台クラシックフェスティバルxxxx」(nは自然数。xxxxは西暦)で、略称は「せんくら」(以下、この略称を用いる)。せんくらは、仙台市地下鉄南北線沿線の4ヶ所10会場で、午前から夜まで、3日間に延べ101のクラシック音楽系コンサートを連携して開催するイベントである。1公演あたりの演奏時間は45分、前売り券は1000円(当日券は高校生以上1500円)となっている。公演を細分化して多様化させることで、「3歳以上入場可」「0歳児入場可」「演奏家によるトーク付き」「どこかで聴いたメロディの馴染みやすいプログラム」など、消費者ニーズに細かく対応した公演を取り揃えることが可能になり、地下鉄で移動しながら複数公演をはしごして聴いている者も見られる。平行して、地下鉄駅構内などで無料コンサートも開催されており、市民に開かれた都市イベント化の流れも見られる。プレイベントとして、フルキャストスタジアム宮城(当時)の外周スペースにおいて、試合前にクラシック音楽の演奏が行われた(無料)。イベントの名称は、2006年(平成18年)および2007年(平成19年)が「楽都フルスタMIYAGI」で、2006年・2007年ともに3日ずつ開催された。2008年(平成20年)は、無料のプレイベントがクリネックススタジアム宮城にて「音楽大陸」との名称で2日間、地下鉄駅コンサートが2日間、ドコモロビーコンサートが1回、有料のプレイベントはコンサートが1回行われた。会場は4ヶ所で、101公演が行われる。以下、会場を北から記載。ホール会場は2006年とほぼ同じ内容で開催。主な出演者は、つのだたかし(リュート奏者)、山下洋輔(ジャズピアニスト)、森麻季(ソプラノ歌手)、荒川洋(フルート奏者、仙台市出身)、タン・シヤオタン(第2回仙台国際音楽コンクールピアノ部門優勝)、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団など。無料の街角会場での公演は大幅に増加した。例年、せんくらの開催期間中には、仙台市内で雰囲気の全く異なる音楽系の催しがバッティングしている。2006年(平成18年)、せんくらは10月7日(土)・8日(日)・9日(月・体育の日)に開催された(泉中央・旭ヶ丘・都心部・長町の4地区)。『みちのくYOSAKOIまつり』は8日と9日の開催(せんくらと同じ4地区。2日間延べ約70万人の観客)。『MEGA☆ROCKS』は8日に開催(都心部7会場)。せんくら主会場の仙台市青年文化センター隣にある旭ヶ丘市民センターでは「センターまつり」も開催されていた。これらのイベントの主催者は異なるため、関連イベントではない。また、互いに同じような日程での開催であることは周知されず、公式ウェブサイトでの相互リンクもなかった。2007年(平成19年)も、『みちのくYOSAKOIまつり』と開催日・開催地区がバッティングした。せんくらの会場の1つであるせんだいメディアテーク前は含まれないが、定禅寺通りが一部交通規制されて、YOSAKOIまつりのパレードが開催された。2008年(平成20年)は仙台・宮城デスティネーションキャンペーン期間中にあたり、『みちのくYOSAKOIまつり』、『MEGA☆ROCKS』、『ショートピース!仙台短篇映画祭』、劇団四季ミュージカル「美女と野獣」のロングラン公演開幕がバッティングした。このうち、せんくらとショートピースが共同企画を立ち上げ、共通の相互リンクも設けた。2009年(平成21年)は、体育の日を含む3連休の1週間前に開催日程がずらされ、他のイベントとのバッティングが回避される予定。なお、せんくらと同様のフォーマットで開催されているクラシック音楽のイベントとして、『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭』(東京都)および『ラ・フォル・ジュルネ金沢 「熱狂の日」音楽祭』(石川県)がある。
出典:wikipedia
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