針中野駅(はりなかのえき)は、大阪府大阪市東住吉区駒川五丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線の駅。駅番号はF05。東住吉区のほぼ中心に位置する。大正時代に鍼灸師の中野家41代目が、大阪鉄道の開通に尽力し、そのお礼として1923年の開通時に鍼灸院の最寄り駅の名前を「針中野」にしたといわれている。現在も駅名は「針中野」のままで、地名としても残っている。なお、当駅東側の針中野2丁目には「はりみち」「でんしゃのりば」と書かれた石の道標が存在し、「はりみち」はこの鍼灸院への道筋を示している。一方、この道標の完成した日は当駅開業前の大正3年(1913年)4月であるため「でんしゃのりば」は当駅ではなく、当駅が開業する前から営業されていた南海平野線の中野停留場を示していたとされる。南海平野線#廃止後の状況も参照。昭和30年代、当駅は近鉄全駅の乗降人員でベスト10に入っており、さらに近鉄南大阪線では、阿部野橋駅に次ぐ乗降客数を誇っていた。その後1980年(昭和55年)の10 - 11月頃には、当駅の1日乗降人員が34,000人ほどあり、沿線では大阪阿部野橋、藤井寺、河内松原に次ぐ乗降客数であり、又夕方のラッシュ時には、最高5分間隔で普通電車が運行されていた。しかし、1980年(昭和55年)11月27日に大阪市営地下鉄谷町線の天王寺駅 - 八尾南駅間が開業、乗降人員の多くが近くの駒川中野駅に流れ、激減した。近年の特定日における1日乗降・乗車人員は下表のとおりである。徒歩で10分くらいの距離がある。なお、廃止された南海平野線の中野停留場も本駅の近くに所在していた。大阪市営バスの針中野駅停留所があり、赤バス東住吉北ループ・東住吉南ループが走っていた。2013年3月31日をもって廃止された。北港観光バスの路線バス西田辺・瓜破線が針中野駅付近(針中野商店街停留所)を経由している。
出典:wikipedia
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