LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ダイハツ・ムーヴ

ムーヴ("MOVE" )は、ダイハツ工業が生産・販売する軽トールワゴンのブランド(商標)、および車名である。現在生産されている6代目の生産はダイハツ滋賀工場(第2地区)および京都工場で行われる。かつてのモデルでは並行して本社(池田)工場で生産されていたモデルも存在する。スズキのワゴンRに対抗すべく投入(当初のキャッチコピーは「ムーヴしよう」)。現在ではダイハツの看板車種、ワゴンRと並ぶ軽トールワゴンの代表的車種となった。バックドアは5代目までは一貫して横開き式を採用していた(3代目の一部で跳ね上げ式も選択できたがそれでも横開き式が基本)が、6代目で遂に一般的なハッチバックにある跳ね上げ式(縦開き式)となった。横開き式のバックドアを採用した軽トールワゴンは5代目までの歴代ムーヴの他には、2014年まで残ったのは5代目のスバル(富士重工業)向けOEMモデルの2代目ステラのみと実質1車種であり、過去にも三菱自動車工業のミニカ トッポ→トッポBJ→トッポに存在した程度の稀有な存在であった。バリエーションはノーマルモデルの「ムーヴ」("MOVE" )と、1997年5月の一部改良で追加されたスポーティモデルの「ムーヴ カスタム」("MOVE CUSTOM" )の2通りで、こちらも現行の6代目まで踏襲している。さらにこの2バリエーションは、シリーズ車種のコンテやそれぞれのOEM車種(5代目・6代目ムーヴ:2代目・3代目ステラ、コンテ:トヨタ自動車向けのピクシス スペース)でも共通。ベースはL500系ミラ。インパネはミラの物をそのまま流用している。マニュアル車にパートタイム4WD、オートマチック車にフルタイム4WDを用意していた。FFを主体としている軽自動車のパートタイム4WDとしては前年にフルモデルチェンジされた同社のミラに続いてこのムーヴが最後となった。外装はイタリアのデザイン会社I.DE.Aとダイハツの合作で、Aピラーからフロントバンパーに至るキャラクターライン(標準車のみ)とグリルレスのフロント廻り、縦型テールランプがデザイン上の特徴であった。兄弟車であるミラとフロアパンやインパネを共用する関係で、シート着座高はミラと大差なく、その分頭上空間が大きく取られている。2世代目L900系以降は標準車とカスタムでテールランプが異なるが、初代は両車とも同じである。ドアの枚数は5枚で、上級モデルにはリアシートヘッドレストを標準装備。エンジンは新開発のEF型DOHCエンジンを搭載し、4気筒JB型エンジンのターボ仕様も設定。ターボ仕様はFFのみだった。グレードは、キャブレター仕様のFFが下からCA・CG・CL、EFI仕様のFFがCX、EFI仕様の4WDがCS・Z4、4気筒ターボがSRで、CSはCGに相当し、Z4はCXをベースにRV風の装備を施したものである。CA以上のグレードではキャブ仕様であってもタコメーターが標準装備された。なおこのモデルは全高が高いため車内空間にはデッドスペースが存在するが、その分荷物の収容能力が高いことやガラス面積が大きいため視認性がいいという利点もあった。さらにこの時代の軽自動車にしては珍しくリアシートがスライド可能で、足元も広いので中型セダンに匹敵する車内空間を兼ね備えていた。プラットフォームは先代モデルの設計の多くを踏襲し、新規格に対応させるための設計変更で極力コストを抑えて開発された。基本的に先代モデルをベースとしているものの、外見上の造形は極力現代風のしつらえ(1998年当時)に刷新されている。このため先代モデルより前後ドアアウターパネルを流用している(ただしアウターパネルのプレスライン自体が異なる)。標準車前期のデザインは、エクステリア・インテリア共にジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当。前期型標準車のカタログにはジウジアーロのサインが入っていた。カスタム/RSは標準車を基本にダイハツ社内で手を加えたもの。フロントグリル、フロントフェンダー前後バンパーなどのデザインが相違していた。フロアパンの見直しによって、先代は着座位置が低いままに天井高を上げたために生じたデッドスペースの改善の効果があった。ミラと共用していたインパネも、ムーヴ専用設計となった。これまで通り標準車とカスタム系の2本立てとなっている。カスタムについてはエンジン吸気方法の違いによって「エアロダウンカスタム(ターボチャージ型)」及び「カスタム(自然吸気型)」に分けられている(外見上の特徴として、エンジンフード上のインタークーラー用大型エアスクープの有無、リアドア部へのデカール貼付等がある。またエアロダウンカスタムの名の通りで車高も相違するが、エアロパーツは共通であった)。標準車は2000年10月のマイナーチェンジの際に「カジュアル」という通称が付けられた。衝突安全ボディ「TAF(タフ)」、軽自動車初となるデュアル(運転席および助手席)SRSエアバッグ、パワードアロック装着車には「衝撃時にドアロックが解除され、ハザードランプ、ルームランプおよびドーム型室内ランプが点灯する」衝撃感知安全システムを装備すると共に、プリテンショナー+フォースリミッタ機構付きシートベルト、ブレーキアシスト付ABSをオプション設定。さらに、「エアロダウンカスタム」の2WD車と「SR-XX」の2WD・AT車にはABS・TCS・横滑り制御を組み合わせ、雨や雪道等の滑りやすい路面での安全性ならびに快適性に寄与するDVSをオプションで設定するなど、安全性が向上された。電動ガラスサンルーフ、オートエアコン、カロッツェリア カセットステレオ&16cmフロントスピーカー、1DIN CDオートチェンジャー(6連奏)、リア吊り下げ式スピーカー、コンパクトナビゲーションシステム、キーレスエントリー(リモコン)、パワーウインドウ等の快適装備もオプション設定された。なお、逆に最廉価グレードのCGにはパワーウインドウ・集中ドアロック(キーレスエントリー)は注文装備となり当時の軽乗用車としては珍しくなった運転席からバックドアの施錠ができる電磁バックドアロック(集中ドアロックが装備されると付かない)が付いた。初代ではほとんどのグレードにタコメーターが付いていたがこの代より5代目までカスタム系やSRが中心となる。標準車は「生活革新!エキサイティングミニバン」をテーマにした、カジュアルで上質感のある内外装デザインに対し、カスタムは「モバイル世代のラジカルボックス」をテーマにした、若者向けの先進的でスポーティな内外装デザインとしていた。この代から、リアのナンバープレートの位置が異なり、ノーマルタイプはリアバンパーに、カスタムはバックドアにナンバープレートの位置がくるようになる。新開発のプラットフォームが採用され、オプションにもiモードやエアコン、オーディオ、外気温など、車両情報の表示ができるDVDナビゲーションシステムや、減速制御や先行車の追従走行が可能なレーダークルーズコントロールなど、多数の先進・豪華装備が用意された。福祉仕様のスローパーのスペアタイヤ設置場所がテールゲートから室内に変更。バックドアは先代同様横開き式が標準だが、一部グレードで跳ね上げ式を設定できた。この場合、バックドアのドアハンドルはフタでふさがれるため、バックドアタイプの違いが容易に区別できる(跳ね上げ式を選択した場合、標準タイプについてもカスタムと同じリヤスタイルとなった)。2014年12月に6代目へフルモデルチェンジするまで、跳ね上げ式バックドアを選択できた唯一のムーヴであった。前期型のみ、ボディカラーがスチールグレーメタリックの場合、跳ね上げ式バックドアは選択不可能となる。ちなみに、今世代からカスタムの最上級グレード「エアロダウンカスタム」の名が消滅し(「エアロダウンRS」と統合)、「カスタムRS」に名称変更した。目標月間販売台数は1万2000台と発表されている。外観デザインはフロントから流れる卵形のワンモーションフォルムとなっており、3代目に比較してホイールベースが100mm拡大され、居住性を向上させている。リアシートの座面は高く、前後に大きくスライドが可能。また初代にみられたAピラーからフロントバンパーに至るキャラクターラインも復活している。すでにエッセやソニカで採用されている新開発のKF型3気筒DOHC12バルブエンジンを全車に搭載。一部グレードにはCVTを採用して燃費向上を図る。なお、標準グレードの「L」には5速MTの設定もある。カスタムは一部グレードを除き、プロジェクター式ディスチャージランプを標準装備している。VSC、プリクラッシュセーフティシステムなどの安全装備をカスタムRS FFにオプション設定。シャシは7代目ミラと共通である。また、このモデルから5代目前期型まで、センターメーターを採用した。歴代同様、ノーマルとカスタムの2バリエーション展開を踏襲する。今回の改良では平均で約35kgの軽量化を図るとともに、KF型エンジンも特性を全面的に見直し、トランスミッションをCVTに統一。あわせて、CVTはガソリン車CVTのアイドリングストップシステムでは世界で初めて電動オイルポンプを廃止し、ユニットを小型化、さらに、新エンジンの搭載に合わせて変速制御域の最適化を行った。アイドリングストップシステムでは、エンジン始動時間の短縮と、油圧室のオイルシールを二重化することで前述のオイルポンプを廃止した他、エンジン停止中のカーナビやオーディオ用補助電源である電気二重層キャパシタを、アイドリングストップ制御用ECUと一体化したDC-DCコンバータに置き換えることで廃止、坂道でのブレーキホールド機能は、従来のABSからVSCを用いる方式に変更してブレーキを増圧、ソレノイドバルブを省略している。これらの見直しで重量約60%、コスト約70%の低減が図られ、再始動時間も従来から0.1秒短縮されている。その他にも大幅なコストダウンは多数行われ、カスタムは3代目・4代目ではバックドアに設けられていたリアのナンバープレートの位置が初代・2代目と同様にバンパー上に戻され、バックドアパネルがノーマルと同一になった他、標準系からドアミラーターンランプが廃止された。また、eco IDLEを搭載する「X」・「X Limited」・「カスタムG」にはリアに「eco IDLE」エンブレムが装着される。リヤコンビネーションランプにLEDを採用し省電力化すると同時に、「X」、「X Limited」、「カスタムG」には新開発のアイドリングストップシステム「eco IDLE(エコアイドル)」を組み合わせたことで、27.0km/L(4WD車は24.5km/L、いずれも10・15モード燃費)の低燃費を実現。eco IDLE 非搭載の「L」、「カスタムX」、「カスタムX Limited」でも25.0km/L(4WD車は22.5km/L、いずれも10・15モード燃費)の低燃費としたことにより、ターボ車の「カスタムRS」を除く全グレードで平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)及び平成22年度燃費基準+25%達成となった。ホイールベースは35mm短縮されつつも居住性の改善は図られており、室内幅は軽自動車最大となる1,350mmを確保するとともに、新形状のフロアパネルと防音材の最適配置により高い静粛性も獲得している。装備面では全車に「フルオートエアコン」・ecoリーフゲージ(エコドライブ度を葉の形状の変化で知らせる)・平均燃費・渡航可能距離・外気温(eco IDLE搭載車はこれらに加えアイドリングストップ時間・アイドリングストップ積算時間)を切替表示する「マルチインフォメーションディスプレイ」、「エコインジケータ(「カスタムRS」はエコドライブ時、メーターのエッジライト色が白からブルーに変わる「ブルーecoシグナルメーター」付)」、エコインジケーターの点灯条件を厳密にし、エアコン(冷房)を制御し燃費の向上に資する「エコドライブモードスイッチ」が装備される。ヘッドランプは、標準車は「マルチリフレクターヘッドランプ」、カスタムには「LEDイルミネーションを内蔵したプロジェクター式HIDヘッドランプ」を備える。軽自動車初の ナノイー (nanoe)(パナソニック電工、合併後はパナソニック製)ディフューザーがグレードにより標準、もしくはオプション装備が設定される。「キーフリーエントリー」搭載車は「連動オート格納式ドアミラー」が装備される。なお、4代目のマイナーチェンジ時に搭載が見送られた「ドリンクホルダ照明」、「シフトパネル照明」、「全席パワーウィンドスイッチ照明」が復活した。安全性においても「SRSサイドエアバッグ(運転席、助手席)」や「SRSカーテンシールドエアバッグ」、「ダブルプリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト」がセットとなる「セーフティパック」がカスタムのオプション装備に設定される。また「カスタムRS」の2WDには、レーザーレーダを利用した衝突被害軽減ブレーキ、車載カメラを利用した車線逸脱防止支援機能、VSC、全車速対応型レーダークルーズコントロール(軽自動車初搭載)がセットの「インテリジェントドラインビングアシストパック」もオプション装備として設定される。さらに「カスタムRS」の2WD 及び4WDには「VSC」単独のオプション装備も設定される。横開き式バックドアを採用した最後の軽トールワゴンである。ノーマルとカスタムの2ライン展開は歴代同様。本代ではボディ骨格構造や足回りの改良など基本性能の向上を重点に置いており、サイドアウターパネルの全面ハイテン化や、構造断点を低減して骨格全体で力を受け止める構造とし、外板樹脂化も相まって20kg軽量化すると同時に従来と同レベルの衝突安全性の確保を両立した。その上で、アンダーボディを補強して高剛性化を行った軽量高剛性ボディ構造「D monocoque(ディー・モノコック)」、リアサスペンションやストラットの剛性アップ、ブッシュ特性の見直し、コイルスプリング/アブソーバー特性の最適化、ブレーキフィーリングの向上など足回りを改良した「D suspension(ディー・サスペンション)」、ワンタッチ操作でエンジンやCVTの制御を変更できる軽自動車初のパワーモード切替ステアリングスイッチ「D assist(ディー・アシスト)」を装備した。また、ボディに開いている水抜き穴などの数を低減することで騒音の元となる音響の車内侵入経路を削減し、吸音材の配置見直しやステアリング支持剛性の向上などによりノイズや振動を低減した。また、フロントからサイドにかけての段差やミラー形状の見直しにより風の乱れを抑制し、風切音も低減した。シートは骨格とシートバックの構造を見直してフィット性を高め、シートパッドの構造見直しによりホールド性も高めたうえ、ステアリングとドライバーの距離を縮めるためにステアリングレイアウトを見直し、ペダル類もアクセルペダルとブレーキペダルの同時踏みを避けるためペダル間の段差を見直した。外観は厚みのある造形を採用し、フロントデザインはヘッドランプを大型化し、グリルを新デザインに変更、バンパーは平面ラウンドを強調したデザインとなり、サイドはシャープで流れる造形とした。ムーヴカスタムはフロント・サイド・リアで"X"を用いた意匠を採用し、バックドアは樹脂化によって可能となったデザインの自由度を活かしてベルトラインスポイラーをイメージするデザインとした。内装ではムーヴはダークグレー・ホワイト・グレージュの3トーンインテリアを採用し、メーターにはタコメーターを装備。また、オプションでシートをブラックに変更し、ステアリングに革巻を採用した「ブラックインテリアパック」を設定。ムーヴカスタムはシルバーライン調インパネガーニッシュと立体ファブリック&ファインタッチシートを新たに採用し、自発光式2眼メーター中央に軽自動車初のTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを搭載した。ボディカラーはダイハツの他の車種に採用されているカラーや新規カラーを加えて14色(ムーヴ・ムーヴカスタム共通カラー5色、ムーヴ専用色6色、ムーヴカスタム専用色3色)に拡大するとともに、初代以来となる2トーンカラーもオプションで設定され、ムーヴは「ホワイト」と組み合わせた2色を、ムーヴカスタムは「ブラックマイカメタリック」と組み合わせた5色を設定した。燃費性能も向上し、JC08モード燃費でNA・2WD車は31.0km/L、ターボ・2WD車は27.4km/Lとなり、ターボ・4WD車も「平成27年度燃費基準+20%」を達成した。さらに、フロントアンダースポイラー、リアタイヤ前スパッツ、スポイラー一体型バックドアなど空力改善アイテムを装備したことで、Cd値を低減した。スマアシについては後方にソナーセンサーを追加し、10km/h以下で走行時に後方約2~3m先に壁などの障害物を検知した場合、Rレンジでアクセルペダルを強く踏んだ場合に約8秒間エンジン出力を抑えることで急発進を防止する軽自動車初の「後方誤発進抑制制御機能」を新搭載。また、先代ではスマアシの構成の一つだったVSC&TRCはウェイクに続きスマアシの構成から切り離され、単独装備としてスマアシ非装備グレードにも拡大して全車標準装備となった。リアシートは左右分割リクライニング・スライド式となり、リアシートのスライド量を240mmに設定。また、荷室長は最大で575mmに拡大。エアコンも一新され、軽量高性能エアコンユニットやスクロールコンプレッサを導入して高効率化を図り、性能を落とすことなく消費電力量を大幅に低減。またアイドリングストップ中の送風運転時でも冷たい風を送れる「スマートクール」を採用した。ワイパーはガラス面に対して均一な設置圧力をかけることができ、高速走行時でも浮き上がりにくく、空力性能も高めた「エアロワイパーブレード」を採用。方向指示スイッチはメカ式から電子式に変え、途中まで手を動かして手を離すとターンランプが3回点滅するワンタッチターンシグナル付となった。また、新たなセットオプションとして「ウォームパック」を設定。本セットオプションではトップシェイドガラス、運転席シートシーター、ウインドシールドディアイサーの3点がセットとなっており、2WD車は4WD車に標準装備されているヒーテッドドアミラーとリアヒーターダクトも追加装備される。それとは別に寒冷地仕様も全車標準装備となった。なお、バックドアは3代目で跳ね上げ式を選択できた場合を除いて初代から一貫して横開き式だったのが、本代では遂に跳ね上げ式(縦開き式)に変更され、横開き式バックドアはメーカーオプションでも選択できなくなった。また、5代目ではリアドア左下に装着されていた「eco IDLE」エンブレムも装着されなくなった。ムーヴ、ムーヴカスタム共に全グレードに"SA"(マイナーチェンジ後は"SA II")という追加グレードがあり、スマアシ(スマアシII)が搭載されていることを意味する。ムーヴには、最も安価な「L」および「L"SA II"」以外には、以下の装備が標準搭載されている。すなわち、5代目の特別仕様車「スマートセレクション」シリーズに特別装備されていたスーパーUV・IRカットガラス(フロントドア)、スーパークリーンエアフィルター、エアコンの蓄冷エバポレータ、メッキエアコンレジスターノブ、プッシュボタンスタート、14インチアルミホイール(「L」・「L"SA II"」はスチールホイールとなり、ホイールキャップが付属)の6つである。また、「L」以外の全車にはチルトステアリング、運転席シートリフターが標準搭載されている(シートリフターはオプションで設定可能)。また、先代ではムーヴカスタムに採用していたLEDヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機構付)をムーヴにもメーカーオプション(「L」・「L"SA"」を除く)で設定できるようになっている。ムーヴカスタムでは、「X」と「RS」の2種類のグレードに加え、それぞれに「ハイパー SA II」という上級グレードが追加されるほか、「X」にはカスタムで最も廉価な「Special」も設定され、細かく差別化されている。具体的には、「ハイパー SA II」を含まない「X」と「RS」の違いはタイヤ及びアルミホイールのサイズで、「RS」が15インチ、「X」が14インチとなっている。「ハイパー SA II」を含む「RS」系グレードにはスポーティサスペンションが装備されているのに対し、同「X」系グレードにはない。また、「X」「RS」それぞれの「ハイパー SA II」グレードではノーマルの「X」「RS」グレードと以下の違いがある。「ハイパー」ではグリルとブランドマークをダーククロムメッキ化し、グリル下部とフォグランプまわりのLEDイルミネーションを施している。また、インパネガーニッシュおよびドアオーナメントパネルはグロッシーブラックグロスに、シートはシルバーステッチを施した本革+ファブリックシートに変えられる。さらに、アルミホイールは「RS」の15インチ、「X」の14インチそれぞれに「ハイパー」専用のものが用意されている。一方、「X」に設定の「Special」では、ノーマルグレードからスーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)、ステアリングホイールのシルバー加飾、メッキメーターリング、スマートクール(蓄冷エバポレータ)、スーパークリーンエアフィルター、オートライトが省かれ、トップシェイドガラス(フロントウィンドゥ)とオーディオ操作用ステアリングスイッチは他の装備とのセットオプション設定に、マルチインフォメーションディスプレイはアイドリングストップ時間/積算時間・平均燃費・渡航可能距離・外気温のみを表示するベーシック仕様に、ホイールはアルミホイールからフルホイールキャップにそれぞれグレードダウンされる。ダイハツでは電気自動車を開発した技術力を元に、早くも1972年から燃料電池自動車を開発、ムーヴもそのベース車になっており、2種類が登場した。2005年からはタントFCHVも登場している(トヨタ・FCHVも参照)。「動かす」「(生物の)動作」と言う意味の英語。→ムーブ

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。