大崎駅(おおさきえき)は、東京都品川区大崎一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京臨海高速鉄道(TWR)の駅である。JR東日本とTWRが構内を共用する共同使用駅である。JR東日本の各線(後述)と東京臨海高速鉄道のりんかい線が乗り入れている。りんかい線は当駅を終点としている。このうち、JR東日本の駅には「」のスリーレターコード、りんかい線の駅には「R 08」の駅番号が付与されている。当駅に乗り入れているJR東日本の路線は、線路名称上は山手線のみである(詳細は各路線の記事および「鉄道路線の名称」を参照)。ただし、東海道本線の支線(通称「品鶴線」)と接続する大崎支線と旧蛇窪信号場までも当駅構内の扱いとなっている。運転系統としては次の3系統が停車し、旅客案内ではそれぞれ別路線として扱われている。また当駅は、JRの特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属している。島式ホーム4面8線を有する地上駅で、橋上駅舎を有している。相互直通運転している関係でJR東日本・TWRの両社で駅舎・改札内・ホーム・着発線を共用している。標識などを見る限りJR東日本の色が強いが、どちらか一社の所有ではなく、鉄道資産としても両社の共同所有となっている。両社の財産境界は5 - 8番線の途中に設定されており、TWR「りんかい線」とJR「大崎支線」一緒の終点標が設置されている。架空電車線への電力供給は通常JR東日本から行われる。万一JRから給電できなくなった場合に備えてTWRから6・7番線に供給できる電線を設けている。そのため、TWR線はJR線の停電にかかわらず当駅構内を含む自社線内の通常運行が継続できる仕組みである。一方、駅管理はJR東日本が行っている。すべての着発線がJR東日本(東京圏輸送管理システム)の運行管理下にあり、駅務においてもJR東日本(東京支社)が社員を配置して行っている。駅舎は、五反田寄りと品川寄りとにそれぞれ北改札口と南改札口を持ち、両コンコースは「Dila大崎」を介してつながっている。品川寄りのコンコースからのJR山手線ホームへのエスカレーターは、設置位置のホームが狭いために1人用である。また、北改札口からの出口は東口と西口が、南改札口からの出口は新東口と新西口があり、東口及び新東口にはゲートシティ大崎などへ、新西口にはThinkParkなどへのペデストリアンデッキがつながっている。自動精算機でりんかい線の乗車券の精算を行うことは可能だが、精算にパスネット(現在は発売終了)は使用できない。自動券売機もJR東日本線用のものとTWR線用のものが別に設置されているように表記されているが、TWR線の券売機でもJR東日本線の乗車券を購入することが可能である。なお、乗車券の地紋はJR東日本(JR E)のもので発行される。JR東日本が営業する当駅みどりの窓口では、当駅発着のりんかい線の普通乗車券・往復乗車券・定期乗車券も発売している。各年度の1日平均乗車人員は下表のとおり。以前は山手線だけの駅であり、周辺はソニーや明電舎などの工場地帯であった。東京都が1982年に大崎副都心に指定すると緩やかながら再開発が進み、2002年12月に埼京線・りんかい線・湘南新宿ラインが利用可能になってからは開発が加速している。このうち、大崎ニューシティ、ゲートシティ大崎、ThinkPark、NBF大崎ビル、大崎ウエストシティタワーズ、大崎ウィズシティは、ペデストリアンデッキを介して駅と直接つながっている。東急バスは従来東口側の大崎駅停留所に発着していた。品川区によって新たに西口側に大崎駅西口バスターミナルが整備され、WILLER EXPRESSが2015年(平成27年)12月7日夜行便より、東急バスが翌12月8日より乗り入れを開始した。それぞれ以下の路線が乗り入れている。当駅のみ山手線で唯一都営バスが乗り入れていない。西口バスターミナルは一般社団法人大崎エリアマネージメントによって運営されている。面積は約1392平方メートルで、バス乗降場は0 - 3番の4バースある。品川区や運営団体では今後以下の路線の他、盛岡・青森、秋田、富山・金沢、鳥取・島根、広島などを発着する路線の乗り入れを目指していく。
出典:wikipedia
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