長崎ケーブルメディア(ながさきケーブルメディア、通称NCM)は、長崎県長崎市の一部をエリアとするケーブルテレビ局である。長崎市における都市型ケーブルテレビ局として、平成の大合併前の市域を主要エリアとする。地元有力企業が出資するが、民放はNBC長崎放送だけが株主となっている。一方で長崎文化放送に出資する地元長崎新聞も出資している。県外の民放テレビについては、福岡県の民放を再送信していたが、系列の被りが無いTVQ九州放送を除いては、デジタル放送開始前に取り止めとなったが、これはNBCが反対した為というよりは、地デジ化により山がちな長崎県内においては中継局が数多い故にUHFのチャンネルの空きが殆ど無く、「アナ・アナ変換」を機に県外波を受信できなくなったという技術的な問題によるところが正確な理由のようである。デジタル放送の配信は日本デジタル配信のシステムを使用している。なお長崎県内にはお隣佐賀県や大分県のような県内事業者への配信を一括している再配信業者が無く、JC-HITSを採用している事業者もある。いずれも一部に限られる。長崎ケーブルメディアは長年アナログ放送で福岡県の民放テレビ局を区域外再放送していたが、九州でデジタル放送が始まるより遥か前の2004年3月31日を以って、県内局と系列が直には被らないTVQ以外の4局については取り止めた。長崎県本土側は山ばかりで平地が極端に少なく、これが諫早湾干拓事業とそれによる周辺県との軋轢の大きな基になっている。テレビジョン放送にもその影響が表れており、県本土側にはかなり多くのテレビジョン中継局が存在する。このため地上デジタルテレビジョン放送に伴うアナログ周波数変更(アナ・アナ変換)によって、ただでさえ少ないUHFチャンネルが更に逼迫し、一部地域では暫定設置の補間局をVHFチャンネルで運用せざるを得ない事態となった。この一連の事態で19ch送信をしていたTVQ以外の大牟田民放局と地元中継局のチャンネルが被るなどして受信できなくなり、周波数確保ができなくなったのが、再送信中止に至った大きな理由である。長野県の県都・長野市をエリアとする長野ケーブルテレビと境遇は似ているが、信越放送を始めとする地元民放局などから営業面で不満が出て再送信のために必要な同意を得られなかった為に中止したという点で、事情が異なる。アナログテレビジョン放送終了により、県内のケーブルテレビ他局でも福岡民放の再送信取り止めが相次いだほか、長崎ケーブルメディアでもデジアナ変換の対象からTVQが外された。また、TVQを視聴するにはトランスモレーション方式のみでミニプラン(BS、CSの無料放送およびムービープラス、スーパー!ドラマTVのみのコース)以上のコースの加入が必要
出典:wikipedia
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