汐入駅（しおいりえき）は、神奈川県横須賀市汐入町二丁目にある、京浜急行電鉄本線の駅である。駅番号はKK58。相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームの大部分は盛土上にあり、浦賀方にはトンネルが隣接している。改札は1か所で、ホームへは階段のほかエレベーターが設置されている。2014年度の1日平均乗降人員は22,041人であり、京急線全72駅中27位。近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下記の通り。横須賀市の中心市街地の西側に位置する。駅周辺は古くからの歴史を持つ商店街がある山側と再開発地区の海側に大きく分かれる。再開発地区は住友重機械工業横須賀分工場跡と在日アメリカ海軍兵員クラブ（EMクラブ）跡を1980年代半ばから再開発された新しい街区である。ショッパーズプラザ横須賀、横須賀芸術劇場、メルキュールホテル横須賀など横須賀を代表する施設が立ち並んでいる。一方山側にはどぶ板通りや汐入大通り会などの商店街や住宅地が立ち並ぶ。駅前にはバスターミナルが整備されており、周辺の住宅地や三浦半島中央部への路線が発着する。また国道16号線上、徒歩2分ほどのところに「汐留」バス停があり、横須賀市北部・東部・西部方面への路線が発着する。当駅始発・終着の路線もあるが、大半の路線は横須賀駅をターミナルとしている。汐留の方が発着本数や系統は多いが、それらの路線と京急線との乗り継ぎは快特停車駅の横須賀中央で行なわれる場合が多い。発着路線について詳細は京浜急行バス衣笠営業所を参照。アニメ『たまゆら〜hitotose〜』の劇中に同駅と汐入の街が登場することから、2011年10月に同駅でアニメオリジナル切符の発売や、主人公の沢渡楓役の声優を務めた竹達彩奈が同駅の1日駅長に就任し、駅アナウンス、駅案内などのプロモーションを行うなどのイベントが行われた。

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