フェヌグリーク(学名: 、英語名: )は、ハーブ・香辛料の一種でもある、マメ亜科の一年草植物。フェヌグリーク属中の代表的な1種。地中海地方原産で、古くから中近東、アフリカ、インドで栽培された。日本には享保年間に持ち込まれたが、農作物として栽培されることはなかった。英名 は大雑把に言って古い 「ギリシアの馬草(まぐさ)」に由来。この古語がやや変化して現在の種小名ともなっている。日本語では「フェネグリーク」の名もよく見かける。またスパイス名としては「メッチ(シード)」「メティー(シード)」などとも呼ばれ、これはヒンディー語 methi / メーティー に由来するとされる。中国名は「」(; フールーパー)。 こちらは生薬名として日本にも入り、使われた。日本語で「胡廬巴」を「ころは」と読む。枝分かれしながら60cmほどにまで成長し、黄色か白い花を咲かせた後に細長い豆果を付ける。種子は、メープルシロップ様の香りと若干の苦味をもつ。挽いて炒めるとカラメル様の香りが出る。クマリン由来の癖のある香りがする事もある。全草を牧草とするほか、種子をスパイスとしてカレー粉などに用いたり、また、もやし(スプラウト)としても利用されている。アフガニスタンではデザートとして種子を入れた甘い粥を作り、イエメンでは、種子を水に浸してという調味料を作る。種子を水に浸してから挽いたものを南インドの軽食ドーサの生地に入れることもある。インドとイランでは、苦味のある葉を葉菜として利用する。葉はインドでは (カスーリー・メーティー)、イランではこの植物を ( シャンバリーレ) と呼ぶ。種子から抽出したエキスはタバコのフレーバーや、イミテーションのメープルシロップの添加香料などに使われている。ヨーロッパでは古くから口腔病、胃腸障害の薬草として広く利用されていた。漢方では補腎や、強壮、健胃に良いとされている。2011年、動物実験によってフェヌグリークが脂肪蓄積抑制や血中コレステロール低下に関与することが報告されている
出典:wikipedia
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