株式会社鹿児島銀行(かごしまぎんこう、)は、鹿児島県鹿児島市に本店を置く地方銀行。鹿児島県および、鹿児島市などの指定金融機関である。2015年9月まで県内に2つある東証一部上場企業のうちの一つであったが、後述の肥後銀行との経営統合に伴い、2015年9月28日をもって上場を廃止している(代わって共同持ち株会社の九州フィナンシャルグループが株式を上場している)。2014年11月、肥後銀行と経営統合を目指し交渉中であることが明らかとなり、同11月10日、経営統合に向け協議・検討を進めることで基本合意したと発表した。2015年10月1日、両行は共同金融持株会社である九州フィナンシャルグループを設立し傘下に入った。またこれに先立ち両行は、総額10億円で企業支援を目的とする共同ファンドである「肥後・鹿児島地域活性化ファンド」を立ち上げている。2019年秋を目処に本店と泉別館が老朽化した為、新本店を建設する計画が明らかとされている。計画では、金生町の現本店所在地に12階から13階建て程度のビルを建設。また泉別館所在地には、8階建ての別棟を建設。それぞれ低層部にはテナントを誘致したいとしている。当初は2021年春を目処にしていたが、2019年10月の創業140周年と2020年の東京オリンピック、鹿児島国体に合わせて工期を前倒しすることとなった。ムーミンをイメージキャラクターとし、キャッシュカードのほか総合口座、貯蓄預金口座、積立定期預金などに採用してきたが、2011年(平成23年)5月2日付けで、ムーミンのキャラクターの取り扱いを終了した。鹿児島県内の他、宮崎県内には都城市に2店舗、宮崎市・延岡市・日向市・日南市・小林市・えびの市に各1店舗を構える。その他九州内では福岡県福岡市と熊本県熊本市に各1店舗を構える。九州外では東京都中央区と大阪市中央区に各1店舗を構える。2015年9月28日、沖縄県経済が観光関連、建設関連ともに好調であることや、国内地方都市で唯一人口が増加していることを鑑み、那覇市新都心地区(銘苅1丁目)のマンション内に事務所を併設した上で、肥後銀からの2名の出向者を含む総員14名体制で沖縄支店を開設した。2011年5月6日、日本ユニシス製オープン勘定系パッケージである「BankVision」に移行した。2002年12月から鹿銀が自行で開発にあたり運用を開始した融資・営業支援システムである、KeyMan、KeyManS3、KeyManPersonal、KeyManモニタリングを共同利用できるように再構築したシステムの総称である。鹿銀のほか十八銀行や山梨中央銀行に加え、2013年11月18日にはみちのく銀行でも全面稼働が開始されている。ATMでは、「九州ATMネットワーク」により、福岡銀行・筑邦銀行・佐賀銀行・十八銀・親和銀行・肥後銀・大分銀行・宮崎銀行・西日本シティ銀行のカードによる出金については自行扱いとなる。2011年6月1日から鹿児島銀行のキャシュカードを使い、JAバンク鹿児島(鹿児島県下のJA、JA鹿児島県信連)のATMを利用すれば手数料の優遇を受けることが可能である。地元経済活性化の観点から、地場資本である南九州ファミリーマートと優先して提携を結び、鹿児島県下のファミリーマートの全店舗に鹿銀ATMが設置されている。また、2011年春からセブン-イレブンが霧島市を皮切りに県下に進出を開始したことに伴い、セブン銀行からATM提携の打診が鹿銀にもたらされるも、先述の理由から提携は行われていない。
出典:wikipedia
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