千葉大学教育学部附属中学校(ちばだいがくきょういくがくぶふぞくちゅうがっこう)は、千葉県千葉市稲毛区弥生町にある国立大学千葉大学教育学部の附属中学校。略称は千葉附(ちばふ)、附中(ふちゅう)、附属中(ふぞくちゅう)。千葉大学西千葉キャンパス内にある。創立から60年以上の歴史を有する。校舎は全教室に冷暖房が完備されており、バスケットコート2面分以上の面積の体育館や、簡易プラネタリウム付きの理科室もある。校舎にはソーラーパネルも設置されている。国立大学の附属学校ということで、教育理論確立のための研究授業を行ったり、多くの教育実習生とともに生活したりする。附属小学校同様ノーチャイム制を採用している。給食は無いが牛乳のみ配られる。制服等は存在せず基本的に私服であるが、式典時は各自で用意した正装で通学するのが基本である。また検査等は無いが日常でも「質素で品位のある服装」が求められている。2学期制をとっており、クラス替えは2年生進級時にのみ行われる。近年では千葉大学と連携して1年次に職業調べ、2年次に各学部の研究室を訪問して先生から話を聞く学部訪問が実施されている。また希望制で、館山にある千葉大学の臨海実習所を利用した理科の校外学習や、社会科の現地学習が行われている。内部進学者には幼稚園組と小学校組の2つがあり、中学校入試では一般入試と帰国子女入試の2つがある。一般入試の倍率は平均7倍と高い。2008年度から抽選が無くなり国算理社の4教科のみの選抜となった。クラスはA組からD組まで計4クラスあり、一学年約150人である。男女比率は1:1になるよう調節されている。各系列のカラーが決められており、A組は赤、B組は白、C組は緑、D組は紫である。元々は5クラス編成だったが、少子化の影響で近年4クラスに削減された。また、現在はさらに1学年の人数が削減されている。今年度のクラス人数は一クラス38人となっている。授業内容は指導要領外のところも勉強し、特に数学と理科は教師の教える内容もかなり高度なものとなる。数学は全学年で少人数授業を実施しており、英語も3年次に実施している。数学、3年次の英語、全学年で週1時間行われる外国人講師との英会話、そして1・2年次の理科の授業ではティーム・ティーチングが行われている。また、多くの教科では常勤教諭のほかに非常勤講師も授業を行っている。進級してすぐに総復習テストがある。現在は週5日制の45分授業×6時間の授業体系を採っているが、週1回は7時間授業であり、反対に週1回は5時間授業である。2,3年生は選択授業が週1時間あり、15~20程度の講座の中から1講座を選ぶ。特色のある教育の一つとして、全学年で総合的な学習の時間である「共生の時間」に力を入れており、各々のグループで約20の講座から人権・環境・国際理解等のテーマを選び1年を通してゼミ形式の授業を行い研究の成果を発表する。中には自分でテーマを決めて自主的に進める生徒も少数いる。復習をしないと授業についていけない場合が多く、生徒は塾や自宅学習で補っている。千葉大学には附属高等学校は設置されていないため、全員が高校を受験する事になる。卒業生の進路としては最上位層では開成高等学校、東京学芸大学附属高等学校、筑波大学附属高等学校、お茶の水女子大学附属高等学校、早慶の付属・系属高等学校が多く、合計で20名程度が合格している。また2002年度に内申点が相対評価から絶対評価になってからは県内公立トップ校の千葉県立千葉高等学校に毎年30名前後の合格者を出している。その他の主な進路としては公立校では千葉県立船橋高等学校、千葉県立千葉東高等学校、千葉市立千葉高等学校等、私立校では渋谷教育学園幕張高等学校、東邦大学付属東邦高等学校、市川高等学校、昭和学院秀英高等学校、日本大学習志野高等学校等がある。かつてこの地に麻がよく繁殖したことに由来し、「麻は荒地にもよく堪えて生き、しなやかな茎は天空を指してスクスクと伸びつづけ、その繊維はこの上もなく強靱である。」という麻の葉の意匠によって千葉の土地と、附属学校生徒の成長への理想を象徴したものである。校風は自由であり、生徒の自主性が尊重されている。そのため自発的に色々なことに積極的に取り組む生徒が多い。校則は無いに等しいが自転車通学は禁止されている。部活動への参加率は高く約9割の生徒が参加している。また、複数の部活を兼部する生徒もいる。陸上競技部、野球部(男子のみ)、サッカー部(男子のみ)、ソフトテニス部男子、ソフトテニス部女子、バレーボール部男子、バレーボール部女子、バスケットボール部男子、バスケットボール部女子、卓球部、剣道部、水泳部吹奏楽部、科学部、文芸部、技術科部、演劇部、美術部、書道部、園芸部、家庭科部、将棋部、
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