『NNNニュースプラス1』(エヌエヌエヌ ニュース・プラス・ワン、英語表記:')は、日本テレビ(NNN)で1988年4月4日から2006年3月31日まで(土曜日は1988年4月9日から2006年4月1日まで、日曜日は1996年4月7日から2000年9月24日まで)に放送されていた、夕方のニュース・情報番組である。略称は「ニュースプラス1」、「プラス1」。前番組『NNNライブオンネットワーク』は1年半で終了し、メインキャスターに『ズームイン!!朝!』で人気を得ていた当時日本テレビアナウンサーの徳光和夫を起用した本番組をスタート。テレビ欄でも「徳光のプラス1」と表記し、「徳光が分からないとニュースじゃない」というキャッチフレーズとともに、誰にでも分かりやすいニュース番組を目指した。しかし芸能・バラエティ畑が長かった徳光は当番組のような報道の世界に不向きを感じるようになり、翌年日本テレビを退社してフリーに転向するとともに1990年4月からは担当曜日を月-木に縮小、1991年9月一杯で降板した。降板後はメインに元NHKアナウンサーの相川浩、サブキャスターに元テレビ岩手アナウンサーの桜田順子を起用して顔触れを一新したが徳光のイメージで売っていた時代からの急激な変化に視聴者が付いていけず、相川はわずか1年で降板して報道局出身で『NNNきょうの出来事』キャスターの経験もあった真山勇一に交代。1994年2月からサブに木村優子アナウンサーが起用されるまでは顔触れが安定せず苦戦が続いた。1996年10月から他局に先駆けて放送時間を拡大。2006年4月1日(月-金曜版は3月31日)に終了。キー局の夕方ニュース番組で『JNNニュースコープ』(TBS)の27年半に次ぐ18年間の長寿番組だった。2日後の4月3日、主な出演者はそのままに、月-金曜の放送時間を16:53から(関東地区など。金曜日のみ17:00からのまま)に拡大した『NNN Newsリアルタイム』にリニューアルした(当初は本番組の改編予定であったが、新番組としてリニューアルすることになった)。すべて日本時間で記す。NNN枠以外は関東地方における放送時間。土・日曜日のNNN枠は放送開始から20分間。以下は月-金曜に放送される内容。なお、土曜日は全国向けのニュースと特集を放送、スポーツニュースのコーナーは設置されていない(一時期、巨人戦(東京ドームのみ)のミニ中継を行っていたことがある)。当初、全国ネット枠の提供スポンサーは、前番組からの流れを引き継ぎ、ネットスポンサーとローカルスポンサーの混在のため、BGMも含めて各局個別でクレジットを表示していた。しかし1995年4月からは全国枠もローカルスポンサーのみとなり、この間一部地方局(ローカルスポンサーのない局)では提供ゾーンが無音ということも見られた。1996年10月のリニューアルの際に提供読みコメント自体が廃止されて以降は提供ゾーンのBGMも日本テレビからの送出となるが、暫くは全国枠もローカルスポンサーのみで、数年後の1999年4月に全国枠がネットスポンサーのみの体制に変更された。2004年11月から2005年4月1日まで月-金曜の放送では、特別編成時を除き全国ニュースのオープニングと全国向けの挨拶が廃止され、ニュース映像(またはニュース読み)に右上ロゴ表示となった。しかし、場合によりロゴが表示されなかったり、中継の途中だったり、前のニュース映像が見切れていたりと中途半端だったことが多かったためか、4月4日の放送から再びオープニングが放送されるようになった(ただし、全国向けのキャスター挨拶は無くなっていた)。当初は放送時間を18:00 - 19:30まで放送させる計画だったが、クロスネット局などからクレームがつき、19:00から30分間、情報番組の『追跡』が放送された。開始当初は一般的なニュースとミニ特集で構成。ニュース映像は各放送局が製作しているが故にニュースによって字幕の太さ(日本テレビは太く山口放送は細いなど)や文字などの色が違っているなど字幕が全体で統一されていなかった。真山と木村の体制になってからは綿密に編集されたVTRにナレーターがナレーションする方針を採り、テレビ朝日の『ニュースステーション』(現:報道ステーション)と同様、現在のVTR主導の番組作りの布石となる。そのため、17時台ではVTR主導ではなく、キャスターが原稿を読む形式にして差別化を図っている。なお、番組の初期(18:00開始時代)には18:20頃に現在、気象予報士の木原の全国のお天気コーナーもあった(このお天気コーナーで流れたBGMは、全国ニュースの後18:30から放送していた秋田放送や高知放送のローカルニュース内の天気コーナーでも使われた)。「プラス1特集」、「プラス1スポーツ」、「木原さんのお天気」の3本立てで、終盤にニュースをいくつか放送。本来関東ローカルでの放送だが、年末年始の時期はローカルニュース番組休止に伴い臨時にネットする地方局もある(その場合、『木原さんのお天気』からエンディングをローカル向けフラッシュニュースに差し替えることが多い)。1996年10月、17時台進出により、18時台の視聴率上昇に貢献。この頃、系列局ではドラマ再放送やテレビ東京のアニメ番組などを放送するところがまだ多く、半数程度の系列局が17時台を放送した。『プラス1』の17時台進出成功をきっかけに、系列局は相次いで自社製作の情報番組を開始した事でネット局は減少する。更に『スーパーニュース』の17時開始で形勢逆転。2000年10月に17:00開始になった。5分ほどのコーナーを小刻みに放送。オープニングのニュース以外は藤井貴彦がキャスターを務める。とにかくニューススタジオから放送しないことにして、18時台との区別化を図った。18時台の全国ニュース初期は飛び乗り地域に配慮せず人物紹介テロップはでなかった。2000年10月、藤井に加え山下美穂子が進行に加わる。このリニューアルから正式に西日本放送が17時台のネットを開始(17:30開始時代でも冒頭のニュース部分はネットしていた)。その後ローカルワイドを実施していない一部系列局も追随した。2001年9月、本来の改編時期は10月であるが、それよりも1か月早い9月の時点で内容がリニューアルされ、この時期からは17時台の殆どに真山・木村コンビが登場するようになる。17時台ではストレートニュース程度しかなかったニュース部分を拡大し、さらに従来の生活情報部分も含め一つ一つのコーナーを長く取るようになった。これに加え芸能情報コーナーも設けられている。なお、このリニューアルの直後に「アメリカ同時多発テロ事件」が発生、ニュースに時間が割かれるようになり、それまでの生活情報色は大幅に縮小、時折「特撮」のコーナーで取り上げられる程度となった。2002年10月、メインキャスターが笛吹と藤井のコンビに入れ替わるが、当初1年間はコーナーの編成に大きな変更はなされず。「木原実の天気予報」をはさんで、17:30頃に「エンタメ5」を、17:40頃から特撮を放送した。1996年10月にロゴが変更されたが、2004年3月29日、日本テレビ放送網本社屋汐留移転後を機に、タイトルロゴ・オープニングテーマ・オープニングCGを全面的にリニューアル、変更。特にロゴは初の英字となった。これと同時に月-金曜16時台の情報バラエティ『汐留スタイル!』(のちにClick!、ラジかる!!を放送)の放送時間を30分拡大することとなり、放送開始時間を17:25に変更(当初は全曜日)。ニュースを5分程度にまとめて放送した後に「特撮」、「エンタメ5」の順に放送。放送順序の入れ替えは特撮を休止させてオープニングのニュース拡大に対応させるため。のちに「エンタメ」、「特撮」の順序に再変更。2005年4月8日からは金曜日のみ17:00からの放送に変更し、金曜日のみのコーナーが始まる(詳細は後述)。また、17時台のニュースは報道フロアから伝える形になった(ニュースの後は通常のスタジオに移動。ただし最初から通常のスタジオで放送することもある。「プラス1特報」のときは最初から通常のスタジオで放送)。「北朝鮮の7日間」、「マル秘ウォッチ永田町」は『Newsリアルタイム』となった後も続けられた(「エンタメスポーツ」は「エンタメSPORTS」として続けられたが、後に「リアルSPORTS」に変更)。30分番組として定着してからは、前半20分で全国のニュースとスポーツを伝え、後半10分はローカルパートとして各地のニュースと天気予報を伝えた。セットを変更する際にはいずれも報道フロアから伝えていた。年末には、スペシャル版を放送するのが日本テレビ系列の恒例である。いずれも月-金曜版のタイトル。以下の記号は2006年3月の放送終了時点。
出典:wikipedia
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