バンプレストオリジナルの機動兵器一覧(バンプレストオリジナルのきどうへいきいちらん)は、バンプレスト(後のバンダイナムコゲームス)のコンピュータゲーム作品「スーパーロボット大戦シリーズ」(以下スパロボ)、および原生、派生作品などに登場するの機動兵器(主にロボット兵器)を一覧にしたものである。バンダイナムコゲームス名義が販売するのスパロボシリーズのオリジナル機動兵器は、本項の記述には「バンプレストオリジナル」を含める。目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する【leo= ラテン語でしし座】Zシリーズ……修理屋「ビーター・サービス」が所有する大型修理ロボ。手にした巨大レンチ「ライアット・ジャレンチ」を始め全身に工具を装備し、あらゆるサイズのメカを修理する。そのパワーを生かし戦闘をもこなせる。二人乗りのコクピットを持ち、さらに小さいながら居住施設も持つため、ビーター・サービスの商売道具でもあり同時に家としての役割もある。出自は不明な点も多く、いつも整備しているランドすらよくわからない機械が詰まっているとのこと。もともとはシエロが発掘したもの。修理ロボであるため、主人公機であるが、修理機能がある。コクピット内の様子は『第3次Z 天獄篇 / 連獄篇』で見ることができ、キャノピーに写真やメモが貼ってあったりペットボトルが置いてあったり座布団やガンレオンのぬいぐるみが置かれているという生活感を感じさせるものになっている。ちなみに、アサキムの初登場時に謎の機能停止を引き起こしている。アサキムの発言によると、本機は「傷だらけの獅子」のスフィアの前所持者の機体だったらしいが詳細は不明。メールの持つスフィアは、劇中以前にメールが死亡した際、ガンレオンから抜け出て体に入ったものである。ガンレオンの動力源は一応「傷だらけの『獅子』」のスフィアなのだが、多元戦争時にはスフィアはメールの持っていたスフィア以外にガンレオンの中にもスフィアが分割されて存在していたことが『第3次Z 天獄篇』にて明かされた。スフィアの片割れを持っているメールがいなくても戦闘可能だったのはこのためである。しかし、「燃料はタダじゃない」というメールの発言から、元々の世界(「ザブングル」「キングゲイナー」などの世界観を統合した世界)で購入可能な燃料でも動かせると思われる。アクシオン財団第13防衛研究所「スコート・ラボ」で建造された、対次元獣用機動兵器「DMバスター」の試作1号機。開発コードは「ナンバー0」。アクシオン製の機動兵器をベースに開発されたが、異次元からの未知の生物である次元獣に対抗するため極めて高いスペックを持たされており、クロウが乗るまでは起動テストすらしていなかった。索敵能力・情報分析能力・ステルス性能に長け、あらゆる状況下において単独で強大な敵と戦い、そのデータを収集し生還することを目的とした情報戦用機動兵器としての側面を有する。背中には機動力増強のための飛行デバイスを備えているが、これは開発が先行していた次元獣用観測プラットフォームを流用したものである。その機動性は極めて高く、クロウもそのスピードには泡を食っていた。アクシオン製の最新火器「AX-55EAGLE(電磁加速式ガンランチャー)」を携行し、状況に応じてカートリッジを交換して使用する。左腕のシールド「バンカー」は表面にフィールドを発生するだけでなく、斬撃を行う、ワイヤーで射出して敵を刺突するなどの武器としても使える。動力源は同じアクシオン財団の人型機動兵器であるアクシオに用いられているプラズマバッテリーではなく、カルロスがもたらした謎の機関「VX(クインティプル・エックス)」(後にスフィアの一つ「揺れる天秤」であることが判明)である。実戦を重ねるにつれて解析が進み、VXが生み出す膨大なエネルギーを制御するリング状の随伴装備「SPIGOT(物体の移動と変換のための空間確率干渉器)」が開発される。VXから供給されるエネルギーを攻撃に利用するだけでなく、物体やエネルギーの加速、増幅制御といった機能も持つ装備で、VXの研究が進むにつれさらなる活用も見込まれている。採算度外視で開発されたため量産化の目処は立っていなかったが、破界事変での戦果によって、スコート・ラボがアクシオンから完全独立したことを契機に量産化が決定し、再世篇では量産試作機の「ブラスタEs」が完成している。破界篇では射撃と格闘のいずれかの選択肢を選ぶことで、武器の射程や威力、および一部の武器の演出が変化する。再世篇では射撃と格闘、双方が組み合わされた演出になっている。【Libra= ラテン語でてんびん座】ブラスタの戦闘データを反映して開発された後継機。ブラスタと異なり、射撃・格闘の選択でそれぞれ異なった強化キットの追加と機体本体の強化調整が施され、まったく異なった外観となる(各部位の緑色の部分の位置はあまり変わらず、てんびん座をかたどっている)。次元獣捕獲用装備を廃し、MAP兵器の搭載などより戦闘向きに仕上がっているほか、今まで使用時に呼び寄せていたSPIGOTを小型化・分割して標準搭載している。『再世篇』1周目ではBとRのどちらか1形態にしかならないが、2周目以降は任意の形態へ換装が可能になる。スフィアとの共鳴による反作用で他の事を考えられなくなる状態を防ぐ為に『CDS(コイン・ドロップ・システム)』が搭載されている。これはクロウの金への執着を利用して、コインを落とす音を鳴らすというシステムである(本当のコインの音でないと効果がない為、実際に内部でコインを落としている。落としたコインは再利用できない)。そのため1回使用するごとに1Gの費用がかかり、使えば使うほどクロウの借金が膨らむというリスクのあるシステムであるが、クロウはそれを知らされないままエンディングまでに100万回使用した結果、また100万Gの借金を背負う羽目になった。また、CDSのあまりの情けなさ・バカバカしさとクロウの守銭奴ぶりに、ZEXISの仲間達は総出で呆れてしまった。ただしこのシステムは「搭乗者が筋金入りの守銭奴であるクロウ」だからこそ有効に機能するのであり、強い意志のみに支配される「揺れる天秤」のスフィアにむしろこの程度の工夫で対処できたことはZEXISにとっては僥倖であったと言える。なお、聞き取りづらいもののスフィアの力を使用する武装を使用する際は、戦闘デモ演出できちんと硬貨の音が鳴っている。真化融合後はクロウが引いてしまうほどにCDSが発動するようになっており、クロウが『連獄篇』でリ・ブラスタに乗らなかったのも借金が増えるという理由からである。ちなみに、改修費用は400万G。そのうち半額はクロウに請求された。【Trial= 英語で試験】【Aries= ラテン語でおひつじ座】アイム・ライアードが使用する機動兵器。元は多元世界とは異なる世界で「偽りの黒羊」のスフィアを組み込んで建造された機体らしいが、詳細は不明。機体各部にオレンジ色のクリスタル状の物体が張り付いているが、これがスフィアの影響なのか、元々の形状なのかも不明である。接近戦を主体にした戦法を得意としており、攻撃時にはクリスタルが様々な形状に変化する。最後はアサキムのシュロウガに撃墜されたが、スフィアの力で残存していた。再世篇終盤ではスフィアの高まりによって分身さえも遂げたが、アサキムの持つ「知りたがる山羊」によって無力化。直後、祖国の復仇のために現れたユーサーにより、アイムごと両断された。なお、搭載しているスフィアはとある平行世界で見つかったもので、アイムことハーマル・アルゴーはその研究を行っていたが、スフィアに半ば支配された状態で器となるアリエティスを作り上げたという。【Aquarius= ラテン語でみずがめ座】聖インサラウム王国の第一皇子ユーサー・インサラウムの搭乗する機動兵器。機体のカラーは白で、機体各所に豪華な装飾が施されており、赤いマントを羽織い、機体を取り囲むように王冠状のユニット「聖冠セイクリッド・クラウン」が浮遊している。正式名称は「聖王機ジ・インサリアス・アークライナス」で、その意味は「インサラウムの尽きぬ水瓶」。スフィアの一つ「尽きぬ水瓶」が搭載されており、ユーサーがスフィア・リアクターとして覚醒して以降は、顔面の一部が砕けたようになる反作用(今の所はマリリンによる化粧で隠している)が現れている。アークセイバーシリーズのオリジナルに当たる機体で、本来は先史文明によってつくられたオーパーツ。群雄割拠の戦国時代だった当時、後のインサラウム1世が起動に成功。その圧倒的な力を以って地球を統一し、インサラウムを建国したという逸話を持つ。聖王の代替わり毎に改修が加えられているため、ベースは2000年前の機体であるが断じて旧式ではなく、むしろ最新技術を惜しみなくつぎ込んだ最新鋭機である。ロボット図鑑ではスフィアが共鳴前の状態と共鳴後の状態で別々に収録されており、グラフィックの違いは胸部のスフィアが輝いているかどうかである。移動タイプは空・陸であり、本来は飛行可能であると思われるが、ゲーム本編で飛行することは無い。DEMコーポレーションが開発した次元力応用型機動兵器「DEM(ディメンション・エナジー・マシンナリィ)シリーズ」の試作3号機。型式番号はDEM-3。メインカラーは青。テスト中に次元震に巻き込まれたことでナビゲーションロボのAGとともに地球に降下。その際にヒビキがテストパイロットとして登録され、以後はAGの監督下でデータ収集を兼ねて実戦を行っている。本来は単座型だが、スズネがヒビキのパートナーとなってからは複座型に改造されている。次元力利用の第一段階である動力源としての使用を主眼に考えられており、環境を問わず、あらゆる場面で最大のパフォーマンスを発揮する究極の汎用機として開発されている。次元力の応用でヒビキの呼びかけに答えて様々な場所に呼び出すことが可能で、登場時にはパイロットスーツが自動で装着される。戦術システム・次世代次元力制御機構「TS-DEMON」を搭載しており、あらゆる戦闘レンジに対応する武装と、防御兵装としてD・フォルトを装備した攻防に優れた機体である。TS-DEMONの名称やD・フォルトを装備していることから次元獣との関連性を疑われているが、現時点では詳細は不明。武装の集約された背部ユニットは後述のジェニオン・ガイのパーツの集合体であり、出力不足で動かせないパーツに武装ユニットの機能を組み込んで背部に回したもの。ジェニオンが「GAIモード」の起動によって変貌した姿。「ガイ」は「GAI」と書き、AGが「光り輝く無限の武器」→「Glitter Armament Infinity」からネーミングした。途轍もない戦闘力を誇るが、次元力が一度の攻撃を行う程度までしか引き出せず、最長でも1分程度の起動が限界だった。しかし、後にジェミニアから「いがみ合う双子」のスフィアを奪い取ったことでその問題は解決し、当面の完成を迎えている。ジェニオンの真の姿であり、本当の開発目的はジェミニアから「いがみ合う双子」のスフィアを奪い取ることである。そのために、類似性を利用した収斂進化を意図してジェミニアと酷似したフォルムを持たされ、人造スフィアとも言うべきTS-DEMONを装備させられていた。全体的なシルエットがジェミニアに類似している。そのため、ジェミニアを種族の誇りとするジェミナイド達は、ジェニオン・ガイを「ジェミニアを模した偽物」と憎悪し、ガドライトなどは「粗悪なイミテーション」「ただの偽物」「ジェミナイドへの侮辱」と酷評していたが、最後にはそのジェミニアを完全粉砕して勝利を収めている。なお、ジェニオン・ガイがジェミニアのイミテーションであるという見方はジェミニスのものであり、真相は不明(意図的に類似されているのは確か)。ジェニオン時の武装は使用不能(配置の関係で、ニトロパイクとインパクトダガーは一応使える)だが、代わりにヒビキのジークンドーをトレースしたトリッキーな格闘戦で敵を圧倒する。スフィアの力による無限稼動、乗り手の戦技をトレース出来る高い追従性能など、いたるところがジェミニアに酷似しているが、一番似ているとされる外見については全体的なシルエットしか似ておらず、見比べるとほとんど共通項がない。ジェニオンとは、DEMコーポレーションの立案した「プロジェクト・ジェミニ」により、ジェミニアの「いがみ合う双子」のスフィアを奪うために外観を似せて作られたイミテーション。本来想定されていたパイロット、つまり「いがみ合う双子」のリアクターたる存在は実はスズネことアムブリエルであり、ヒビキはイレギュラーに過ぎなかった。スズネは元々解離性同一障害を患う二重人格者であり、それゆえに究極の二面性を秘めていた。AGはそれを知ってスズネをパイロットに選択したが、デイモーンが襲撃した際にたまたま居合わせたヒビキが誤って登録システムに接触、パイロットになってしまった。しかし、ヒビキの中にもまた相反する感情が存在したため、AGは職務遂行のためヒビキをテストパイロットに選定。さらに保険として本来の乗り手であるスズネを丸め込み、二人がかりで擬似スフィアであるTS-DEMONを稼動させていた。変形能力を持たされていたのはジェミニスの目を欺くためと、スフィアの力を前提にしたGAIモードは擬似スフィアでは出力が足りなかったため。ジェニオン・ガイの「ガイ」とは「GAI」でも「鎧」でも規格「外」でもなく、「骸」。つまり、魂たるスフィアのない抜け殻である。そして形式番号のDEMとは「Diabolus Ex Machina」、機械仕掛けの悪魔という意味であった。【Gemini= ラテン語でふたご座】ジェニオンの最終最高の形態。サイデリアルによって改造されたバルゴラ・グローリースターのガナリー・カーバーのデータ、ガンレオン・マグナの持つ自意識、トライアから齎されたリ・ブラスタTのSPIGOTの思想を組み込み、それらがヒビキの意志と、植えつけられたジェニオン自身の意志により変質・強化されることで誕生した。ジェニオン・ガイの状態からさらに変化することでこの姿になる。しかし、変容後、ヒビキの希望と絶望を超越する意志によって「いがみ合う双子」がオーバードライブを起こし、AGの想定していた「神をも恐れぬ最凶の機神」を通り越し、「禁忌の向こうにある希望」としてヒビキの意志を反映したさらなる変容を起こした。AGの想定していた姿「ジェミニオン」はカオス・レムレースに似たまがまがしい機体だったが、ヒビキの意志に呼応した「いがみ合う双子」とジェニオンの意志を反映した結果、随所にジェニオンの意匠を残しつつも、ガイを超える巨躯へと変貌。スフィアの力による有機化を起こし、完全にヒビキの力として生まれ変わり、「光」と始まりの「ゼロ」をかけて「ジェミニオン・レイ」と命名された。本来は「骸」のジェニオンに「身」が入ることで「ジェミニオン」だった。サード・ステージに覚醒した「いがみ合う双子」の力を最大限に発揮するための機体であり、武装はガイではなくノーマルのジェニオンのもののスタンタードな発展型となっている。ジェニオン・ガイでは有り余るエネルギーに振り回され、それに指向性を与える単純なものであったのが、SPIGOTのデータを使用したことでダイレクトに攻撃力へと転換できるようになった。事象制御の度合いはより高まり、あらゆる面でジェニオン・ガイを大幅に凌駕する戦闘力を誇る。そのフォルムはジェニオン・ガイをベースとしつつも頭部にはジェニオンの意匠が残っているが、全体的にはウイングの肥大化やがっしりとまとまった体躯など、オリジナル機であるジェミニアにより近くなっている。また、スフィア・アクトもヒビキの意志に応じて変容し、マイナスの意志を励起するものからプラスの意志を励起するようになった。プラスとマイナスを超えた先にある究極の力を発揮するこの機体とヒビキを、ゲシュタルトのメタールは「あれこそが太極」と評した。最終決戦後、トライアにより可能な限りの修理が行われた上でゲートトラベラーとなったヒビキに餞別として渡された。なお、ルート次第では修理されず、大破したままとなる。本来想定されていた「ジェミニオン」は、AGの人格ベースであるジエー・ベイベルが、カオス・レオー、カオス・アングイス、カオス・カペルのデータを使い、カオス・レムレースを再設計した機体。つまり、DEMコーポレーションという組織は最初から存在しておらず、「DEM-03」の形式番号が意味するのは、機械仕掛けの悪魔たるレムレースを発展させたカオス・レムレースの更に発展した姿(DEM-00=レムレース試作型、DEM-01=レムレース、DEM-02=カオス・レムレース)、という意味である。ジエーは御使いと戦うための力を求め、スフィア・リアクターを使うことを考えた。その結論として、自身がリアクターになることを決め、ジェミナイにあった「いがみ合う双子」を奪い取るべくジェニオンを建造。その乗り手として、裏人格にジ・エーデルの並行存在を持つスズネを選んだ。しかし、偶発的な事態により乗り手はヒビキになってしまった……というのが真相である。ヒビキが接触した制御マトリクスの正体は、スズネの中で眠っていたジ・エーデルことアムブリエルをたたき起こすための目覚まし時計たる黒の英知の一部。また、ジェニオン・ガイの武装名がすべて北欧神話由来なのは、神話にある神々の最終戦争、つまりラグナロクを望んでいたためである。【Gemini= ラテン語でふたご座】サイデリアル「ジェミニス」隊長、ガドライト・メオンサムが搭乗する人型機動兵器。ジェミナイの技術の粋を集めた機体であり、動力源として「いがみ合う双子」のスフィアを搭載している。惑星ジェミナイの上級隊員が使用する機動兵器「ディオスク」をベースに改造を重ねる形で開発された機体であり、その外見はディオスクに似た意匠を有する。ただ、スフィアの影響か全体的に生物的な造形となっており、ディオスクやイミテーションであるジェニオン・ガイにはない自己修復能力を有する。惑星ジェミナイの現存時点での最高技術が導入されており、原型機であるディオスクと同様のパイロットの念動力で機体を制御する専用の念動コントロールシステム、そして光粒子を利用した攻撃兵装も引き続き搭載している。更にディオスクに無い防御機構として、次元断層を発生させ攻撃を遮断する防御障壁「D・フォルト」を搭載するなど防御面も優れる。スフィアの大出力は主に機動性・運動性の向上と攻撃の効率強化に絞られており、武装も両腕に内蔵した遠距離兵装「光粒子ブラスト」と、光粒子から生成する近接戦用の大型剣「光破剣フォルメニア」のみと極めてシンプルなものに統一された結果、繰り出される攻撃全てが一撃必殺という神業を実現した、質実剛健を体現したかのような機体となっている。念動コントロールによる操作とディオスク由来の高い格闘戦能力に加え、スフィアから引き出される強大な次元力、パイロットであるガドライトの卓越した操縦技術と強大な念動力が合わさり、他のスフィア搭載機を凌駕する高い性能を持つに至った。その戦闘力は計算上では、ディオスクで構成された大隊に匹敵するとされ、その圧倒的な戦闘能力の高さ故に惑星ジェミナイの住人にとってジェミニアは母星の繁栄の象徴とされ、単なる一機動兵器を超えた存在として扱われている。ジェミニスはこのジェミニアに似た姿を持つジェニオン・ガイを「誇りを汚す存在」として忌み嫌っているが、最後にはそのジェニオン・ガイにスフィアを奪われ、乗り手諸共木っ端微塵に粉砕されるという完全敗北を迎えることとなった。しかし、時獄戦役後に修復され、バルビエルの「怨嗟の魔蠍」によって涼音から肉体の主導権を奪取した裏スズネことアムブリエルが搭乗。人造スフィアを搭載し、再びヒビキとジェニオンの前に立ちはだかることとなった。ただし、この人造スフィアはTS-DEMONと異なり、サイデリアルのものであるため、スフィア・アクトが使えないこと以外は本物と遜色ない。図らずも、時獄戦役時とは立場が逆転することとなった。さらに、メガラニカの決戦でスズネが投棄した際、生きていたガドライトが再び搭乗。本来の主のもとに戻り、再びジェミナイドの誇りとして戦場に立つこととなった。サイデリアル「鬼宿」の隊長機。尸空の乗る巨大兵器。動物の死骸のような不気味な姿をしており、機体前方に鋭い歯の並んだ5つのアギト、機体背部の盛り上がった部分に「沈黙の巨蟹」のスフィアの搭載部と無数のトゲ、機体下部は肋骨と甲羅を思わせるデザイン、尾部は首長竜の頭部化石を思わせる。スフィアに依拠する大火力を以っての広域殲滅を得意とする。そもそも機動兵器ですらなく、生と死との狭間に存在し、その境界を渡る伝説の生き物の死骸であり、死してなお在るという理を超越した存在。その子供に外装や武装を取り付けたのが尸冥爪である。生きながらにして「消えようとする力」を司る歴代の鬼宿の総領が受け継いできた由緒正しい機体であり、現在の総領である尸空が所有している。なお、ネーミングは少々わかりづらいが、かに座の中心領域は二十八宿で「鬼宿」と呼ばれ、その中に含まれるプレセペ星団は「積尸」(あるいは「積尸気」)と呼ばれ、屍から立ち上る魂の寄る辺とされていることに由来する。つまり「尸の」「逝く」「天」で「尸逝天」である。デザインモチーフはカニ。真正面から見るとハサミを振りかざすカニを象っている。また、全体フォルムはカニつながりでカブトガニを象っている。【Antares= ラテン語でさそり座】サイデリアル「アンタレス」の隊長機。赤い本体の背中にダンゴムシにも似た青い巨大ユニット「ブランダイ」を装着し、多目的ナノマシンと高い機動性により、敵を幻惑しながら戦う。ナノマシンは「怨嗟の魔蠍」によって強化されており、搭乗者に直接ダメージを与えることも出来る。機体自体もスフィアを高レベルで制御し、細身の外見とは裏腹にパワーも高い。左の顔面部からは翠の結晶体の角が伸びているが、これはスフィアによる有機化の影響。ブランダイは展開することで次元力で形作られたサソリへと変形する機能を持ち、アン・アーレス本体はその場合、尾の先に上下逆さまで接続され、頭部の結晶体は毒針を象ることになる。当初はアン・アーレスと呼称されていたが、真の名前は「ガン・アーレス」。Zシリーズの世界では、アムロやバナージ、刹那達の「ガンダム」や、ノリコとカズミの「ガンバスター」同様に「ガン」の名を持つ「火の文明」の遺産の一つである。【Taurus=ラテン語でおうし座】サイデリアル「ハイアデス」の隊長機にしてストラウスことエルーナルーナが乗艦する新地球皇国軍の旗艦。スフィア搭載機の中で唯一の戦艦。ハイアデスに配備されているアルデバルの同型艦であるが、「欲深な金牛」とエルーナルーナの技量により、圧倒的な突撃力と攻撃力を持つ。金色の艦体は圧倒的な存在感を持ち、前線の兵からも人気が高い。元々は、銀河を流浪する戦闘集団ハイアデスの前頭領が、愛娘のエルーナルーナにプレゼントしたアルデバルの専用カスタム艦であり、動力として未覚醒の「欲深な金牛」が搭載されていた。サイデリアルとの戦いで前頭領が討たれた際、アウストラリスの言葉に血の高ぶりを感じたエルーナルーナに呼応してスフィアが覚醒、さらなる力を得ることとなった。その後、エルーナルーナにとってプレイアデス・タウラは父の形見であると同時に、サイデリアルにそうさせた御使いへの復讐のモニュメントとなっている。ラース・バビロンでの決戦において、「欲深な金牛」をヴィルダークに渡すため撃沈された。クロノの改革派の筆頭であるアドヴェントが搭乗する人型機動兵器。開発経緯は不明だが、動力源に何らかの形で次元力を用いており、スフィア搭載機に匹敵する高出力や事象制御能力を発揮している。赤いラインの入った白を基調とした装甲を持ち、武装として両腕内蔵のブレードと腰に搭載された蛇を模した2門のビーム砲が存在。また緑色に輝くクリスタル状のパーツや、空間に突き刺さるアンカーとして機能する尾の様な機関が存在するのが特徴。高い機動性と遠近距離問わず対応可能なバランスに優れた武装を搭載しており、搭乗者であるアドヴェントの技量と合わせてあらゆる戦況で十二分に力を発揮する事が可能。その正体は、アドヴェントが「御使い」の座を追われた時に与えられたヘリオースにリミッターをかけ、通常機動兵器レベルまで堕とした機体。「太極」や「ソル」と呼ばれていた物の正体は、太古の昔にオリジン・ローを御するため作られた人造の神「至高神ソル」のことで、ヘリオースは至高神がスフィアや黒の英知等に砕けた後に残ったコアから生み出された機体である。故に元々一つのものであったスフィアの存在を探知できる。アスクレプスの兵器としての部分のみを複製した量産型。本来黒と赤のカラーリングだが、アオの星では保守派の目を欺くためにオリジナル同様のカラーに変えられている。アスクレプスと同等の性能や武装を持つハイスペックな機体ながら、良好な操縦性を持ち、実戦慣れしていないパイロットでも十分な戦力になる。ただし、所詮機動兵器としてのコピーなので、オリジナルの持つ自己再生やエネルギー補給機能等ははない。代わりの措置としてジャミング装置を搭載している。目次へ移動する「プロジェクト・ウズメ」によって次元の狭間から現れた謎の男。生身で機動兵器の一斉攻撃を受けても傷ひとつ負わず、素手でマクロス・クォーターの甲板を破壊するなど、人間をはるかに超越した身体能力を誇る。戦闘においては白い鎧をまとったかのような姿をとり、大型の次元獣の背中に設けられた玉座に座り、足踏みの合図で攻撃させることが多い。なお、ガイオウが記憶を失っている間、この大型の次元獣に対しカルロスが「ゲールティラン」と名付けており、図鑑でもこちらの名義で登録される。D・フォルトは装備していない。ゲールティランはリヴァイブ・セルと呼ばれる生物細胞を生成する能力を持ち、次元力との応用であらゆる生物とその生物が搭乗する機動兵器を融合させ、自身の配下である次元獣へと変貌させる「ヴァイオレイション」と呼ばれる現象を発生させる力を持つ。破界の王ガイオウが真の力を取り戻した姿。別次元における対バアル用決戦兵器で、ゲールティランこと次元獣ヴィシュラカーラは装着物に変化し、制御中枢となっていた人型の部分は巨大化。戦闘能力はゲールティランを凌駕し、次元力を制御し戦闘に用いる点はインサラウム製の兵器やスフィア搭載機、シュロウガなどと共通するものの出力は桁外れ。本来は「次元将ヴァイシュラバ」という正式な名前があるが、カルロスからもらったガイオウという名前が気に入っているガイオウ本人がこの名前を名乗っている。また、ガイオウによれば全部で4機製造されたとされるが、残り3機のうち1機はサイデリアルに存在し、残り2機は過去の御使いとの戦いにて破壊される。別次元における対御使い用決戦兵器・次元将の一機。次元獣ヴィシュラカーラが失われているため、飛行能力を持たず徒手空拳のみが攻撃手段になっているが、保有する「立ち上がる射手」とサイデリアルの3幹部から手に入れた「怨嗟の魔蠍」「欲深な金牛」「沈黙の巨蟹」の4種のスフィアが生み出す莫大な次元力、そしてヴィルダーク自身の戦闘力が合わさり恐るべき力を誇る。なお、次元将の名はそれぞれ「ヴァイシュラバ」「ドゥリクラー」「ウィルバーシャ」「ヴィルダーク」で、ドゥリクラーとウィルバーシャは過去の御使いとの戦いにて死亡。カルロスがインペリウムに供与した大型飛行要塞。全長は1kmを超える。新帝国インペリウムはこれを拠点に世界を巡り、数々の国家を壊滅状態に陥れている。ディメンション・エナジー・クリスタルをエネルギー源とした主砲(DEC重粒子反応砲)が最大の武器。なお、本艦の艦長役にあたる筆頭政務官シオニーは、祖国の名をとって「グレート・リモネシア」と呼びたがる。『再世篇』でパレス・インサラウムの設計を流用する形で開発が行われたことが判明。オリジナルのパレス・インサラウムとは異なり、グレート・アクシオンの時空振動システムは不完全なため、アリエティスの存在が発動には不可欠であるという欠点を持つ。インサラウムの大型飛行要塞にして、王宮そのもの。外観はグレート・アクシオンと酷似しているが、実はグレート・アクシオンは本艦の設計を流用して建造されており、いわば本艦がグレート・アクシオンのオリジナルである。故にグレート・アクシオンでは不完全だった次元力反応炉・時空振動システムは完全な形で稼働可能で、アリエティスによる外部からのサポートを必要としない。元々はアークセイバーの本陣となる移動要塞だったが、インサラウム壊滅時に王宮としての機能が追加され、現在の姿に改装を受けている。その他、艦内にはアンブローン・ジウスの研究ラボや次元獣エスターが収容された特別格納庫などの設備が設けられている。次元の狭間から現れる、正体不明の怪物。性格は凶暴そのもので、インペリウムが台頭する前は「自然災害」扱いされていた。後に、ガイオウによって姿を変えられたインサラウムの人々の成れの果てであったことが判明する。基本的に次元獣と化した人々の生前の意志は失われており、ガイオウの指示に従うか、見境のない破壊活動しかできない。次元獣化したものを元に戻すことは基本的に不可能。『再世篇』ではインサラウムによって改造され、制御下におかれた次元獣が登場する。しかし、制御次元獣は簡単な命令しか実行できない上、ガイオウ配下の頃と比べ戦闘力も大きく落ちている。しかし人的資源をガイオウとの戦闘で多数失っているインサラウムにとっては貴重な戦力であり、アークセイバー共々戦闘に用いられている。次元獣の専用BGMは「DAMON」(ライノダモンMD、ディノダモン級、ギガ・アダモン)、「多界侵食警報」(リヴァイダモン級、ルーク・アダモン)、「禁断の魔獣」(エクサ・アダモン)。最も下級の次元獣であり、次元獣の正式名称である「Dimension-Armed MONster」の頭文字を取ってダモンと呼ばれる。これより上のクラスの次元獣もこれに倣って「○○ダモン」という名がつけられる。このクラス分けはアクシオン財団の次元獣研究の権威(アクシオン財団解散後は独立して継続)である「ADiCR(エーディック研)」によって行われているが、カルロスによってこの研究所にもたらされたデータは、元々は聖インサラウム王国で用いられたものである。ダモンは次元獣としては不完全な個体であり、通常の空間においては5~10分程度しか存在できず、それを過ぎると消滅してしまう。元の個体がガイオウの求める力を持たなかったか、次元獣化(ヴァイオレイション)する過程で何らかの不具合があったのではないかと推測されている。尻尾を振って波動を飛ばす「波動スピンソー」が唯一の攻撃手段。ゲーム中では「次元獣ダモン」と表記される。当初は「ダモン(角付き)」という仮称でクラス分けがされていたが、後にブルダモンという正式名称が与えられた。ダモンはブルダモンの不完全版と解釈されており、基本的にはダモンとブルダモンは同一の種として見ることが出来る。放電機能を持つ角を備えており、これを突き刺しての攻撃を繰り出す他、尻尾を自らちぎって飛ばし(ちぎった尻尾はすぐに再生する)、目標に噛み付かせるというトリッキーな攻撃を仕掛けてくる。ブルダモンは完全に次元獣化した個体であるため、ダモンに存在した活動限界は存在しない。このクラス以降の次元獣には「D・フォルト」と呼ばれる時空間歪曲能力(次元断層であるとされており、ゲームシステム上はバリアの一種)が備わっている。ゲーム中では「次元獣ブルダモン」と表記されるが、当初は仮称のクラス分けである「次元獣ダモン(角付き)」と表記される。元はインサラウムで部隊長クラスの戦士および機体が次元獣化した個体であるとされている。インサラウムの準騎士クラスの戦士および機体が次元獣と化したクラス。出現頻度はブルダモン級の10分の1であり、戦闘能力もブルダモン級をはるかに上回る。そのため、多くの国家では戦略兵器クラスとして認識されている。その巨体を生かした突進攻撃を得意とする。ゲーム中では「次元獣ライノダモン」と表記される。インサラウムのアークセイバー級の戦士および機体が次元獣化したクラスで獣脚類の恐竜の姿をしている。単体で次元獣化したクラスの中では最も強力な個体で、次元の隙間に穴を開けて目標の目の前に現れて爪で切り裂くなど、次元を自在に行き来できる能力を備える。ゲーム中の表記は「次元獣ディノダモン」。その出自ゆえに少数の個体が存在するのみで、重要と見なされた戦場でのみその姿を現す。なお、第49話ではシュバルとエメラルダンもガイオウによってこの次元獣に変異している。インサラウムにおける戦略兵器クラスの兵器もしくは母艦的存在および、それに搭乗していた複数の戦士が次元獣化したクラス。他のクラスの次元獣を一斉に呼び寄せての攻撃などを行う。ゲーム中表記は「次元獣リヴァイダモン」。すべての次元獣の頂点に位置する存在で、戦闘能力は次元獣の中では最強クラス。次元獣でありながら、次元獣化する前同様に母艦的機能を持ち、他の次元獣を内部に格納することも可能である。ロボット大図鑑では2体しか確認されていないという記述があるが、ゲーム中では最終話に4体出現する。名前の由来は『旧約聖書』に登場する怪物リヴァイアサン。名称などの詳細不明。『第2次Z破界篇』のオープニングに登場し、本編ではリヴァイダモン級の全軍ジェノサイドの演出で登場するのみである。天獄戦争で新たに確認された空戦型の次元獣。次元将ヴィルダークの心の迷いが原因で完全な真次元獣化がされていないが、戦闘力はガイオウとの最終決戦に現れた真次元獣ディノダモンを上回る。インサラウム式の分類外にあるため「ダモン」の名はついていない。ヴィルダークが率いる唯一の次元獣。ゲーム中表記は「人造次元獣アダモン」。アダモンとは「Artificial Dimension-Armed MONster」の略称。インサラウムのアンブローン・ジウスがガイオウ配下の次元獣のパーツを組み合わせ、機械式制御システムを組み込み開発した人工の次元獣である。さらに補助動力として次元結晶DECを搭載しており、ライノダモン級を超えるパワーを持つ。しかし自律性が低く、殲滅戦以外に投入するのは不向きという欠点を抱える。異世界インサラウムで開発された機動兵器。インサラウムでは次元力がある程度解析されており、破界篇で登場した機動兵器はいずれも次元力を動力源としていた。続く再世篇では動力源をさらに進んだ次元科学を用いたエンジン「Dエクストラクター」に換装している。ハイナイツの機体は宝石が語源。【Emerald=エメラルド】アークセイバーの一人であるシュバル・レプテールの愛機。槍・戦斧・太刀を2本ずつ備えたスーパーロボットタイプの機体で、重装甲を活かした白兵戦を得意とする。必殺技は、2本の槍(双角)を組み合わせて敵めがけ投げつけ、岩壁に磔にした後に悠然と歩を進めて戦斧で斬り捨てる「阿吽斬魔(あうんざんま)」。第49話でZEXISに敗れた後、真意を明かしたシュバルと共にガイオウに挑みかかるが返り討ちにされ、次元獣ディノダモンに変異させられる。同時に、ZEXISに対しガイオウに敗れた者の末路と次元獣の正体を知らしめた。【Sapphire=サファイア】アークセイバーの一人であるウェイン専用の機動兵器。槍・戦槌・太刀を二本ずつ備えたスーパーロボットタイプの機体で、重装甲を活かした白兵戦を得意とする。エメラルダンの同型で、同機と共に聖王機ジ・インサーの守護役として作られた。機体色は蒼。アンブローンの次元科学による改修により、戦闘力はエメラルダンをしのぐ。ZONE防衛戦で敗北したのち、ブラスタに追いすがるも返り討ちに遭って大破。その後は修復されたが、この時点でウェインはナイトオブナイツに就任してディアムドを受領していたため、この機体が戦場に出ることはその後なかった。ウェイン本来の戦闘スタイルは機動力を生かしたヒットアンドアウェイであり、重装甲突撃型のサフィアーダとは相性が悪い。にも拘わらずウェインがこの機体に乗っているのは、師であるシュバルを尊敬していた彼がハイナイツに任命されて専用機を受領する際、無茶な理屈をつけてエメラルダンの兄弟機であるサフィアーダを希望したためである。【Pearl=真珠】アークセイバーの一人であるマルグリット・ピステールの機体。女性的なフォルムが特徴で、背中から伸びた補助アームに設けられた宝玉型遠隔操作兵器「アーチャー」からのビーム攻撃、アーム先端に装備された大型の回転式カッター「ヴァルキュリア・スピナー」による攻撃を繰り出す。ゲーム中における武装は専ら補助アームによって運用され、メインの手を用いることはほぼ無い。必殺技は、2つのヴァルキュリア・スピナーを組み合わせて超高速回転させた後に敵に投げつける「ブルーム・イン・ヘヴン」。『再世篇』では同型機であるパールファングが登場する。『再世篇』でマリリン・キャットが使用する機体。機体色が漆黒になっているのと、「ブルーム・イン・ヘヴン」の名称が「ブルーム・イン・ヘル」に変わっている以外は、パールネイルと同型の機体である。機体色以外での明確な違いは、顔面部にフェイスガードが設けられている点が挙げられる。客分としてマリリンがインサラウムに迎えられた際にアンブローンから与えられたもので、アンブローンにとってはインサラウムの規則の外にある機体ということで格好のデータ収集素材となるため、研究が進むに伴って随時強化されている。【Diamond=ダイアモンド】アークセイバー最強の機動兵器。騎士団最強の「ナイトオブナイツ」の専用機であり、星槍ゲイボルグを装備した接近戦を得意とする。通常は二足歩行だがバックパックなどに収納された四脚を展開し、人馬形態を取ることが可能(この際、フェイスガードが展開され頭部を保護する)。聖王機ジ・インサーに次いで古い機体であるが、王国最強の戦力であるものの聖王専用機として戦場に立つことのない聖王機に代わり、インサラウム最強の戦力として技術発展に伴い同様に強化され、常に最前線で戦い続けてきた。また、アークセイバーの高級量産機であるディム・シリーズの母体となっている。シュバルをはじめとする「ハイナイツ」は宝石の名を冠した専用機を与えられ、ナンバーが変わっても乗り続けるのが通例だが、ナンバー1であるナイトオブナイツに昇格した場合、それまでの専用機からこの機体に乗り換えることになる。ナイトオブナイツとは、インサラウムで行われる御前試合の優勝者の騎士を指す言葉であり、その優れた技量と本機の絶大な性能と相まって凄まじい戦闘力を発揮する。ガイオウとの戦いでも最前線にたって戦ったが力及ばず大破。現在はアンブローンにより、次元科学による強化が施されディアムドVer.MOに改修されている。アークセイバーの使用する無人偵察機。国力の疲弊してしまったインサラウムの廉価兵器であり、訓練や演習に使用していた機体を再利用したものらしい。アークセイバーの使用する戦艦。細長い形状をしており、前後に管制ブロックとエンジンブロックがそれぞれ集約している。元々輸送艦だったものを改装した間に合わせの設計であるため、戦闘能力はさほど高くない。聖王機ジ・インサーの必殺技ジ・インサリアス・アークライナス使用時に立ち並び、杖を立て、ジ・インサーの行く道を開く装飾を施された赤い機体。戦闘には参加しないものの、そのフォルムはインサラウムの機体の中でもっともジ・インサーに似ている。壊滅前のインサラウムでアークセイバーの使用していた防御力を重視した量産機。壊滅前のインサラウムでアークセイバーの使用していた砲撃戦を重視した量産機。壊滅前のインサラウムでアークセイバーの使用していた格闘戦を重視した量産機。マルグリットの弟のシェーヌ・ピステールが搭乗していたとされる機体でもある。目次へ移動するサイデリアルの無人機動兵器。AI制御だが、尸空隷下の機体は「イドム」という謎の精神体によって制御される。華奢な外見だが、シンプルな構造と搭乗者の安全を全く考慮せず行動出来、更に無人機故に多少のダメージを無視できる為耐久性は高い。攻撃力はアンゲロイに比べると劣るが、耐久性と数にものを言わせる戦術により、組織の主力をなしている。なお、部隊ごとの色の違いはなく、全て同色。また治安維持用として、青と白のカラーリングから成る「デイモーン・ポリス」が存在するが、エネルギー弾の代わりに電気ショック弾を発射する以外機体性能に差はない。全体フォルムは蜂を模しているが、上半身は天使を象っている。なお名前の由来は「悪魔」を意味する「Demon」。サイデリアルの無人機動兵器。同じ無人機のデイモーンより火力と耐久力が大きく向上し、総合的な戦闘力は通常配備型のアンゲロイに匹敵する。2門のビーム砲を武器としている。デイモーンと共に戦場に投入される事でサイデリアルの陣容は質、量共に大幅に強化される。サイデリアルの汎用人型兵器。有人機ではあるが、基本的にはAI制御。通常版はグレーのカラーリングだが、サイデリアルの所属部隊によってカラーリングが異なり性能も上がっている。ジェミニスに配備されているものは紫のカラーリングで、「アンゲロイGEM」鬼宿に配備されているものは赤いカラーリングで、「アンゲロイCAN」。ハイアデスに配備されているものは翠のカラーリングで、「アンゲロイHIA」。アンタレスに配備されているものは蒼のカラーリングで、「アンゲロイANT」。アウストラリスの親衛隊に配備されているものは金のカラーリングで、「アンゲロイSGT」とそれぞれ呼称される。柔軟な構造を有する装甲が可働フレームを覆う形で構成されているのが特徴。この装甲は外部へのエネルギー放出機構を備えるだけでなく、適宜変形して武装としても使用が可能であり、機体構造を生かした高い運動性と高出力の武装を有しており、地球の機動兵器とは一線を画する戦闘力を持つが、実際は御使いが保有するアンゲロイ・アルカの劣化コピー品に過ぎず、その戦闘力はオリジナルと比較すると30分の1程度にダウンしている。基本的には数で勝負の機体であり、無人スレイブのデイモーンと共に投入されることが多い。名前の由来は「天使」を意味する「Angel」のギリシャ語読み「アンゲロイ」。アクシオン財団が次期主力商品として開発を進めていた機動兵器。ベストセラーであったアクシオが陸戦特化であったのに対し、他社製品に対抗するため空戦主眼となっている。武装系は光学系に切り替えられ、次代を見据えた設計となっている。再世戦争でカルロスが死亡したことで財団が解散し、生産ラインもストップしていたが、設計を他社が買い取り開発が進められていた。それをサイデリアルが奪い、無人機として前線に投入している。また、セツコの所属していたレジスタンスも主力機として使用していた。『連獄篇』に登場。バルゴラを失ったセツコが、翠の地球でレジスタンスとして活動中に搭乗していた。エイクロスの出力を強化し、空戦性能を向上。さらに、プラズマランチャーを改造しバルゴラのガナリー・カーバー同様格闘戦にも対応できるようになっている。GSコンバット・アクションを駆使して戦闘を行い、レジスタンスの希望の星となっていた。セツコがバルゴラ・グローリーSを取り戻してからはレジスタンスの少年に譲られている。自立型の機動砲台。機動力は低いが射程が長く、拠点防衛に力を発揮する。地球製の兵器であるが、サイデリアルが生産ラインごと接収して運用している。ミドリの星で使用されていた作業用マシン。戦闘だけでなく各種作業にも使用されており、パワー・整備性・フレーム強度に定評がある。専用の武装はないが、規格さえ合えばなんでも使える。生産ラインを奪取したサイデリアルによって無人機として運用されている。見習い時代のランドもこれに乗っていたほか、海賊やレジスタンスにも使用されている。見習い時代のランドが動かせたことから、本来は「荒廃世界」(「ザブングル」、「キングゲイナー」などが所属する世界)のメカであると思われる。『連獄篇』に登場。翠の地球に飛ばされたランドが、廃棄されていたランボルトを回収、修理したもの。色もガンレオン風に塗り直されている。パワー重視のチューニングが施されたため馬力はあるが、燃費は悪化した。装備しているものは修理用の工具。シエロ直伝の喧嘩殺法、ビーター殺法も使用できる。サイデリアルの特殊部隊アンタレスに配備された機動兵器。アンゲロイANTよりも上位の機体。バルビエルとアン・アーレスがサイデリアルに加入した事を契機に開発された。アン・アーレスの技術を流用し、堅牢な装甲と戦闘用ナノマシンを利用した特殊な武装を持ち、敵の機体と乗り手の双方にダメージを与える。「シャウラス・リーダー」は副隊長であるサルディアス専用機。機体性能の強化の他カラーリングが黒を基調とした派手で目立つものに変更されているが、これはギルターの嫉妬心を煽ることを目的に隊長であるバルビエルが計画したことであり、サルディアス本人は難色を示している。サイデリアルの特殊部隊鬼宿の使用する機動兵器。尸冥爪とは鬼宿の運用する生体兵器であり、尸逝天の幼生に兵装や外装を組み込んで作られている。思考コントロールは類を見ない特殊なもので、鬼宿の人間しか使えない。分厚い装甲と特殊な移動方式により防御面に優れ、また突進力を生かした攻撃力も高い。銀河の歴史を見ても古の存在であるが、実態はサイデリアルでも謎に包まれている。「尸冥爪・絶」は副隊長である尸刻の専用カスタム機であり、カラーリング以外は一般機と大差のない性能だが、尸刻が搭乗することで大きな力を発揮する。これは「機体がなついている」とも表現できる。サイデリアルの特殊部隊「ジェミニス」が保有する量産機動兵器。隊長機には「A」という称号が付き、装甲の一部が金色になっているが、それ以外で通常機との間に大きな性能差は見られない。惑星ジェミナイで開発された機動兵器であり、ジェミナイの精鋭部隊であるジェミニスに優先して配備された高級機。念動コントロールと呼ばれるマン・マシン・インターフェイズを搭載し、ジェミニス隊員の持つ念動力をダイレクトに操縦に活かす事が可能であり高い追従性と運動性を有する。そのため、機体は搭乗者に合わせた細かいチューニングが施されている。次元力によって抽出される光粒子を利用した各種武装を、念動コントロールと惑星ジェミナイの伝統的な武術を機動兵器で再現するコマンドアーツを組み合わせる事で、驚異的な格闘能力を発揮できる。惑星ジェミナイが滅亡した事で生産ラインも失われており、現在ではガドライトの指揮の元、重要な作戦にのみ投入されている。サイデリアルの特殊部隊ハイアデスの所有する機動戦艦。ハイアデス隊員は自身の肉体と各制御系統をダイレクトにリンクさせた人艦一体により、たった一人で戦艦を手足の様に操縦する事が可能。またその特性から戦艦らしからぬ機動力と運動性を有する為、機動兵器と同等の運用をされる。宇宙空間での戦闘を前提とし、遠距離で敵を捕捉したらすかさず砲撃を叩き込み、それでも撃墜できないのなら突撃を仕掛けるという戦法を取るが、ハイアデス隊員は接近戦のスリルを味わう為敢えて敵の戦闘レンジに飛び込む者が多い。堅牢な装甲と大火力、隊員同士の連携により、アルデバル艦隊を率いるハイアデスの名はかつて銀河の海に轟いていた。「バン・アルデバル」は副隊長であるダバラーンがカスタムした専用機であり、カラーリングの他彼自身の好みから前面の装甲と推進力が強化され、より突撃戦法に適したカスタマイズが施されている。御使い直轄の機動兵器。外見的には黒いアンゲロイだが、オリジン・ローをダイレクトに使うことで圧倒的な堅牢さを誇り、計算上は通常のアンゲロイの30倍の戦力を持つ。サイデリアルに配備されているのはアルカの安価なコピー品であり、オリジナルであるアルカへの搭乗が許されるのは選ばれた真徒のみ。サイデリアルが苦戦する戦場に現れ、圧倒的な力で抵抗勢力を蹂躙する伝説の機体であり、知るものは少ないながら恐怖の対象となっている。御使い直轄の機動兵器。全身がDECで構成されており、駆動・武装の全てにオリジン・ローが使われている。霊体であるイドムが操り、肉体や生への渇望を力に変え、生きとし生ける者全てを破壊し、蹂躙し、殲滅する。御使いが監視する星に1体から3体が送り込まれ、その意に反する進化の道を進もうとすると覚醒、その文明を消滅させるまで暴れ続ける。次元獣はこの機体をモデルに開発された存在。御使い直轄の最強の機動兵器。全身がDECで構成されており、駆動・武装の全てにオリジン・ローが使われている。その堅牢極まる装甲と絶大極まる攻撃力により、天の川銀河における恒星間航行の可能な文明ならば2機で滅ぼせる。全ての宇宙でわずか666機しかなく、真徒の中でもさらに選ばれた者だけが搭乗することを特別に許される。ゆえに、真徒にとってはゼル・ビレニウムに乗ることは最高の栄誉とされている。アルカやエル以上に戦線への投入例がなく、Z-BLUEとの戦い以前にはたったの2回しか使われていない。アドヴェントが12のスフィアの力を引き出すために生み出したゼル・ビレニウムの別個体。スフィアを使うためだけに造られたネオ・リアクター達が搭乗しているが、12のうち4つはヒビキ達が、8つはアドヴェント自身が持つため、フェイク・スフィアを搭載している。しかし、ネオ・リアクターに植えつけられた感情によってその力を十全に引き出し、疑似的にではあるがスフィア・アクトさえも使用可能。色こそ白と黒の2色から成るが、武装や性能は通常版のゼル・ビレニウムと殆ど変わりがない。【sol=ラテン名で太陽】かって存在していた人造の神。御使い達がオリジン・ロー制御のために作り出した存在で、太極とも呼ばれていた。劇中では12000年前に自我に目覚めたことで、御使いと自身の存在を否定して自壊しており、その残骸がヘリオース、プロディキウム、黒い太陽という3つの神器と、12個のスフィア、黒の英知という形で残されている。また、部分的にその意志が残存しており、THE ビッグオーのキャラクターであるエンジェルを介して、現在の人間の在り方を見定めていた。御使い達の目的は至高神の再誕だったが、最終的に4個のスフィアを入手することができなかったため、聖アドヴェントの操る至高神Zとして新生することになった。しかし、至高神の力のミニチュアともいえるスフィアの中心的存在「いがみ合う双子」を取り込めなかったことで、ソルとZは異なるともされている。また、規模は異なるがシュロウガとソーラリアンは同質の力を持ったシステムである。【Hēlios=ギリシア語で太陽】アスクレプスの真の姿。人知を越えた圧倒的な力を見せる。12000年前に至高神ソルが砕け散った際、そのコアから生み出された神器であり、御使いを追放されたアドヴェントに最後の慈悲として与えられた。次元力の翼を伸ばし、光背を負うその姿は、心弱き者を涙させ、力なき者を絶望させ、背く者に敗北を与える。至高神ソルを再誕させるための鍵であり、宇宙の大崩壊を防ぐためにドクトリンはこの機体を持つアドヴェントの帰還を認めた。【Prodigium=奇跡】ドクトリンとテンプティの乗る機動要塞。といってもテンプティは見学しているだけで、実質ドクトリンの単独操縦である。12000年前に砕けた至高神ソルの抜け殻から生み出された神器で、「黒い太陽」と共にソルの残り火を受け継いでいる。次元将の御座にも似たその威容にして異様は、心弱き者を崩壊させ、無力な者を恐怖させ、背く者を断罪する。ヘリオース、黒い太陽と共にソル再誕の鍵であるが、これだけでも限定的ながら銀河を破壊できるだけのオリジン・ローを生み出すことが出来る。聖アドヴェントが1億2千万年に一度訪れる宇宙の大崩壊を乗り越え、乗り越えた後に自らが望む新世界を創造するべく生み出した、全ての宇宙の因果を超越した至高最強最大の存在。本来ならば三種の神器たるヘリオース、ブロディキウム、黒い太陽に12のスフィアを捧げることで再誕するはずだったが、「傷だらけの獅子」「悲しみの乙女」「揺れる天秤」「いがみ合う双子」を得られなかったため、それらの代わりに3人の御使いとアサキムという4つの永遠を捧げて完成した、アドヴェントの望む新たな至高神。「旧世界の終わりを看取る者」として「Z」の名を持つ。真化融合を果たした攻撃でなければ全く通用しない。目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する目次へ移動する64……武機覇拳流専用機で、ヴァイローズとは兄弟機にあたる。武装は一切搭載されておらず、上半身による打撃に重点が置かれている。主動力は電力であるがそれのみでは動くことしかできず、攻撃には「生体エネルギー」が使用される。そのため「生体エネルギー」を導き出せるものにしか扱えない。高速移動による分身「瞬幻足」を使用可能。ヴァイローズとの合体攻撃「招雷・天竜魔滅陣」が存在する。64……アースゲインにヴァイローズのパーツを組み込んだ機体。元の2機との性能差はあまり無いが、2機は元々ひとつの機体であったのを分けたものであり、これが本来の姿ともいえる。アースゲイン、ヴァ
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