『ぱにぽに』は、氷川へきるによる日本のギャグ漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス刊)にて2000年11月号から2011年10月号まで連載された。11歳の天才ちびっこ先生、レベッカ宮本を筆頭に、個性的な生徒と教師達の学園生活を描く。桃月学園1年生を中心とした非日常的な日常をユーモラスに描く。基本的に1ページ完結の「1ページ漫画」であるが、ストーリー性が重視されるところではそれに縛られず、おまけマンガなどでは1コマが用いられることもある。本作からの派生作品に『まろまゆ』や『新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん』、『桃組っ!!』、『TG天使ジャイ子ちゃん』、『るきあ in the Room』、『祝おしかけカラミティリベンジ』 などがある。スターチャイルドによるメディアミックスも展開され、2005年7月から12月までテレビ東京系列で『ぱにぽにだっしゅ!』のタイトルでアニメ化された。全26話。オープニング・エンディング・アイキャッチイラスト、エンドカードは毎回変わる。次回予告の『氷川へきる劇場』は氷川自身のものである。1、25、26話はオープニング無し。26話はオープニング無し。全てキングレコード・スターチャイルドレーベルから発売。ジャケットはリバーシブル仕様で、裏面には本編の後に放送された「氷川へきる劇場」が印刷されている。また、初回限定版には、エンドカードなどの様々な特典が付属された。2009年4月15日には、全26話とオリジナル短編1本を収録したDVD-BOXが発売された。アニメ版では全編通して、ベッキーは父親がアメリカ人、母親が日本人と言うことになっている(原作は逆)。ただしアニメ版の公式ガイドブックにはちゃんと原作通りに書いてある。テレビ放送時に修正が加えられている。第2話「紅は園生に植えても隠れなし」は、テレビ放送時には「紅は園生に映えても隠れなし」となっていたが、後のDVD版で修正されている。声優女性陣による「魔女会」という食事会が開かれたことがあり、その会では『魔女○○』とあだ名が付けられる(ネットラジオ『ぱにらじだっしゅ!より』)。「試験に出るぱにぽにだっしゅ!」と「今日から使えるぱにぽにだっしゅ!」はアニメ版の公式ガイドブック。また、DVD7巻または公式ガイド3に付属の応募券を『Gファンタジー』本誌の応募用紙に添付し期間内に送った場合に手に入ったガイドブック3.5「もっともっとぱにぽにだっしゅ!」が存在する。1 - 7巻のダイジェスト版。初版 2005年10月18日 ISBN 4-7575-1563-4公式アンソロジーコミック。2006年4月3日にiモード(月額105円コース〈5ポイント〉と315円コース〈15ポイント〉が有る)、ボーダフォンライブ!(210円)対応ウェブサイト“スクウェア・エニックス ポケットパズル”にて配信が開始されたカードゲーム。5月には1年D組版も配信された。2007年1月25日よりC組版D組版を統合し、『ぱにぽに大富豪DX』と名を変えたEZweb (BREW) 版も配信開始。2008年4月30日にスクウェア・エニックス ポケットパズルのサービスが終了した後は、スクエニMobileにて落としきりアプリという形で420円で販売された。プレイヤーは桃月学園の転校生として各登場者5人と大富豪で対戦する。全員に勝つと隠しキャラクターが登場する。このゲームに関連して、『Gファンタジー』2006年6月号に掲載された漫画版ぱにぽに119話には大富豪を遊ぶ描写がある。2005年11月7日から2006年2月2日まで、スターチャイルドのアニメ版公式サイトで『魔法少女ベホイミの『新感覚☆癒し研究室』』の配信が行われていた。パーソナリティはベホイミ役の門脇舞(現・門脇舞以)が担当。2005年12月22日より2006年9月まで、アニメイトTVにて「レベッカ宮本の世界一ウケたい授業!「○○○○」略して『ぱにらじだっしゅ!』(「○○○○」の部分は毎回変わる)」の配信が行われていた。パーソナリティはレベッカ宮本役の斎藤千和が担当。全てスターチャイルド(キングレコード)より発売。本作品のアニメ版・漫画版ともに、日本国外版も存在する。アメリカのADVフィルムによって、『ぱにぽにだっしゅ!』の北米版DVDが制作されている。北米版は日本版同様NTSC方式の動画が収録されているが、リージョンコードは1、1巻に4・5話収録、各巻にサブタイトルが付けられる等、日本版とは若干異なるフォーマットとなっている。このサブタイトルは、例えばVol. 1が "Lethal Lesson"、Vol. 2が "Girls N Roses" となっており、パロディ的である。DVDケースには日本版同様のリバーシブルジャケットがつけられ、 "Hekiru Hikawa Theater" として『氷川へきる劇場』も翻訳されたものが印刷されている。また、初回版には全巻収納ボックスが付属するものがあった。ただし、エンドカードは付属しない。また、日本語・英語両音声での再生や英語字幕の表示ができるのみならず、日本の風俗・習慣や劇中パロディの元ネタの解説が収録された別字幕が本編再生時に表示可能であったり、ボーナス・トラックとして英語吹替版キャストのメッセージが収録されていたり等、北米版独自のコンテンツも収録されている。2008年6月より発売元がファニメーションとなる。DVD-BOXが2009年3月に発売されたが、日本版DVD-BOXに収録の新作映像は収録されていない。イギリスでも北米同様、ADVフィルム(のちにファニメーション)から英語版DVDが発売されている。映像規格がPALに、またリージョンコードが2に変更されている以外は、ほぼ北米版に準じたものである。ただし、2巻の初回限定ボックス付きパッケージは存在しない。台湾では「」のタイトルで青文出版集団より翻訳版コミックスが、マイティメディア()よりアニメ版DVDが発行されている。コミック版は、2006年2月の第1巻初版以降、続巻も次々と発売され、2010年3月現在第13巻までが翻訳されている。またアニメ版DVDは日本語オリジナル音声と中国語(台湾華語)字幕が収録され、全7巻が発売された。このDVDはNTSC方式でリージョンコードは3となっており、日本版や北米版と異なりリバーシブルジャケットにはなっていないが、初回特典としてエンドカードが付属するのは日本版と同じである。第1巻の初回限定版にはそれに加えて全巻収納ボックスとエンドカードバインダーも付属された。なお、アニメ版には2007年2月・2008年3月(再放送)・2009年1月(同)より台湾カートゥーン ネットワーク()で放送された中国語(台湾華語)吹替版も存在する。日本文化を背景としたネタについては基本的にオリジナルに忠実な翻訳がなされている。ただし、名前の一部にひらがな・カタカナを含んでいる、あるいは国字が使われているキャラクターについては、翻訳されたり適当な漢字が当てられたりしている。鶴山文化社()より“/Panic School”とのタイトルで2005年6月より韓国語版コミックスが発売されている。2010年3月現在、第13巻が最新刊である。また、インターネット無料VODサービスTVee.co.krにて、『/Pani Poni Dash!』のタイトルで、アニメ版がオリジナル日本語音声に韓国語字幕を被せた形で配信されている。
出典:wikipedia
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