新潟交通観光バス(にいがたこうつうかんこうバス)は、新潟県新潟市東区に本社を置き、同市中心部を除く同県下越地方ほぼ全域の路線バスと、同社グループの貸切バスなどバスの運行を行う企業。新潟交通の地域子会社にあたり、同社の連結子会社である。1986年3月7日、新潟交通の貸切バス部門が下越地方側と佐渡島側で分社化された際に設立。当初の社名は新交貸切バス(しんこうかしきりバス)で、新潟市寺山(現東区寺山三丁目)に本社が設けられた。また佐渡地方の子会社は新交佐渡貸切バス(1993年新潟交通佐渡に改称)で、佐渡郡佐和田町大字河原田諏訪町(現佐渡市河原田諏訪町)に本社が設けられた。前述通り、当初は両社とも貸切バス専業として設立されたものの、新潟市近郊を除く地域では路線バスの利用客が漸減し、特にローカル路線を多く持つ地域では次第に運営が困難となったことなどから、路線バスは新潟市近郊の路線を除いて地域子会社に移管することとなり、1993年以降、新潟交通の路線バス事業が新交貸切、新交佐渡と、同年設立された新交北貸切バス、新交西貸切バスの計4社へ順次移管された。2002年、さらに新潟市中心部から郊外方面に至る路線バスの一部についても地域子会社に移管されることとなり、これに伴い新交貸切、新交北、新交西の3社は社名を変更。この当時の新潟交通観光バスは新津市東部、阿賀野市、五泉市、東蒲原郡阿賀町の路線バス運行を担っていた。2007年4月1日に新潟交通観光バスと新潟交通北、新潟交通西の地域子会社3社が合併。新潟交通観光バスが存続会社となり新交北、新交西の両社は解散、本社登記も新潟交通本社内に変更された(その後、再び東区寺山に本社登記を変更)。なお、新潟交通が発行するIC乗車カード「りゅーと」は、新潟市中心部を発着するほぼ全ての路線と、新津駅を発着する路線のうち大安寺線を除く全ての路線で利用できる。また、りゅーとエリアでは東日本旅客鉄道(JR東日本)のIC乗車カード「Suica」のシステムも併用しており、全国10種類の交通系ICカードも利用できる(一部サービスに制限あり)。但し、その他の路線では利用できない。かつては同社が発行していた一般路線用のバスカードが、新潟市中心部発着の全ての路線と、新潟市郊外発着・新発田市中心部発着の一部路線で利用できた。●=旧新潟交通北、○=旧新潟交通西2007年度以降に閉鎖されたものについて掲載する。2015年(平成27年)7月現在、下記の高速バス路線を運行している。下記を含む県内線の全便で、運賃精算に新潟県内高速バス共通カードが利用できる。全便先着順の座席定員制のため、仮に満席となった場合は途中停留所からの乗車はできない。全路線・全便においてハイデッカー4列シート補助席付き、化粧室なし車両による運行を実施している。なお、いずれの路線も平日ダイヤと土曜・休日ダイヤで運行時刻・本数・区間がそれぞれ異なっている。新潟市中心部・秋葉区新津地区中心部発着の路線のうち、系統番号が付与されている路線の詳細は新潟交通のバス路線一覧を参照。観光バス社の本社は、新潟市東区寺山三丁目にある本社営業所に置かれている。分社前の名称は「寺山営業所」で、開設から現在に至るまで観光バス専門の車両基地として機能している。そのため在籍車両の大半は観光車だが、路線車も数台在籍しており、新発田営業所が管轄する大形線と、京ヶ瀬営業所が管轄する亀田・横越線と中新田線の、それぞれ一部の便の運用を受け持っている。また敷地内の車庫は県外高速バスの車両基地としても使用されており、他県のバス会社の高速バスも見ることができる。※尚、E46・S90・S94・S95・S96系統は、地域間幹線系統として、国・新潟県・自治体の補助を受ける。村上市山北地区の路線を管轄している。山北地区を除く村上市内の路線を管轄している。関川村と、村上市内の一部路線を管轄している。新発田市内発着の路線を管轄している。このうち、「藤塚浜線」「次第浜線」「赤谷・新谷線」は、地域間幹線系統として、国・新潟県・自治体の補助を受けて運行している。阿賀野市、新潟市秋葉区、五泉市の路線を管轄している。阿賀町内の路線を管轄している。新潟市南区・西蒲区をはじめ、下越地方南部の路線を広範囲にわたり管轄している。新潟市・燕市・三条市・加茂市・田上町の補助を受けて運行。※全て生活交通路線として、新潟市の補助を受ける。※全て生活交通路線として、新潟市の補助を受ける。※大島・新飯田線と労災病院・新飯田線は、生活交通路線として新潟市・三条市・燕市の補助を受ける。
出典:wikipedia
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