ごきょうやは、ライトノベル・漫画・アニメ作品『いぬかみっ!』に登場する架空の人物である。血液型はA型。川平薫の犬神。生真面目でクールな性格。薫配下の中では、なでしこを除けば最年長。医学を志しており、実際に頭の回転が速い。心技体のバランスが取れた非常に優秀な犬神であり、後述の宗太郎によれば、「模範生な犬神」。パンツルックの白衣姿に聴診器がデフォルト。医学志望のため、天地開闢医局への留学を希望している。かつて川平啓太の父・宗太郎に仕えていた事があるが、彼の妻の嫉妬により他の3人(恐らく本編未登場)の犬神ともども契約を解除されることになった。宗太郎に対しては主従を越えた想いを寄せているようで、宗太郎の話題や宗太郎本人と会話をしている際には、普段のクールな態度から一変してツンデレモードになる。また、酒に酔った勢いから宗太郎に料理を教えたのは自分であること、今でも宗太郎の妻を恨んでいることを白状したりしている。啓太の暴走行為には呆れつつもどこか微笑ましく思ってもいるが、打ち解けて以降は可愛さあまっての事か、度々お説教をする事があり、啓太には「最近のごきょうやは一昔前の乳母みたい…」と思われている。てんそう、フラノと3人でよく行動を共にしており、独特の価値観で生きる彼女らのフォローに回ることが多いまとめ役的存在。また、薫以前にも主人に仕えていた為何かと経験豊富で、せんだんも気付いていなかったらしい薫となでしこの繋がりの、深さ、特別さに気付いていた。さらに、第二部では、たゆねの啓太に対する特別な感情にも気が付いている様である。周りには隠しているが実は早口言葉が出来ず、ゲーム「白骨遊戯」で何故かそのことを知っていたなでしこにその弱点を突かれ、こてんぱんにされている。後半に登場した薫のいぬかみの中でも人気が高いのか、単行本では唯一単独で表紙を飾っている(フラノとてんそうは後にツーショットで表紙を飾っている)。川平宗太郎と主従を越えた信頼関係を持っていた事から、啓太には複雑な感情を抱いており、『犬神選抜の儀』の際にも、唯一姿を見せていなかった。しかし、序列争いの際に啓太に会った時、自らと宗太郎の関係を啓太に話しており、啓太の優しさに触れたごきょうやは、気持ちに変化が訪れ、ある意味で薫以上ともいえる良き信頼関係を築くようになった。薫の事は、尊敬し信頼しているが、彼が時折見せる怪しい行動には疑念を抱くこともあり、なでしことはそのことで激しい対立状態になった事もある。聡明で、冷徹な思考ができる点でなでしことはよく似ており、お互いの思考を読んでいるようなところがあるようだ。現在の主人である薫の捜索を真面目に行っているものの、かつての主人である宗太郎の事が気になり、ローマで待ち合わせして再会している。また、宗太郎が今でも妻に頭が上がらない事に、わざとらしく拗ねて見せる等、御茶目な所を見せている。その後は占い師イブン・ハサットへ会いにイランへ行っているが、そこで待っていたのは黒いエプロンドレスを身に着けたなでしこであり、既に故人となっていたイブンから聞いたという遺言について聞いている。なでしこが以前とはまるで違う異様な雰囲気を放っていた事から、彼女のイブンからの言伝が本当なのかどうか迷っていたが、薫を想い必死であるなでしこを疑いたくもなかった為、密かに啓太にだけこの事を相談した。小柄な外見とは裏腹に薫の犬神の中ではなでしこの次に最年長であるものの、まだまだ少女らしい一面もあり、古城の精霊との再度の戦闘の際、啓太が喜びのあまり自分を抱っこした際には、恥ずかしさに戸惑っている。また、啓太の母親=宗太郎の妻への嫉妬心は相変わらずのようで、宗太郎が自分と妻の写真を送ってきた際には、そのジェラシーから、マジックで宗太郎の妻の顔を塗りつぶすといった、茶目っ気のある一面をのぞかせた。後に写真は宗太郎の部分だけを切り抜き、ロケットを購入して納めたようである。自分の父親と主従関係にあったこともあってか、啓太は彼女に対しての身体的接触にアンモラルな感情を抱く様になっており、第二部後半において人工呼吸をためらわせた程である。
出典:wikipedia
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