九島村（くしまむら）は、愛媛県北宇和郡にかつてあった村である。1934年（昭和9年）9月1日に宇和島市へ編入された。愛媛県の南に位置し、宇和島港の湾口の中南部に位置する漁村であった。現在は宇和島市の一部となっている。支所等は現存しない。地区下記の2地区に大別される。役場役場は村政発足当時は九島村字石応の民家を改造して用いていたが、大正15年に九島村字居浦2番耕地に移された。村長清家官治、清家将美の親子が長きにわたって村長の職に就いた。人口・世帯数1902年（明治35年）の人口5,406人、1913年（大正2年）の戸数810戸とある。島方（しまかた）の百之浦に九島小学校、地方（じかた）に小池小学校と石応小学校がある。九島中学校と城西中学校（石応）は1970年に廃止され、宇和島市立城南中学校に統合された。

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