有元 利夫(ありもと としお、1946年9月23日 - 1985年2月24日)は、日本の画家。妻は日本画家、陶芸家の有元容子。イタリアルネッサンス期のジョット、ピエロ・デラ・フランチェスカや、日本の古仏、「平家納経」などを敬愛し、それら「古典」や「様式」のもつ力強さに惹かれ、影響を受けた。生涯に制作したタブローは400点にみたない。それらは岩絵具や顔料を色材とし、アクリル、膠等の媒剤を用いて、ごく少数の例外を除きみなキャンバスに描かれている。女神を思わせる人物像をモチーフとした作品がほとんどで、雲、花弁、トランプ、カーテン等をモチーフを彩る素材として好んだ。タブロー以外では、塑像や木彫、版画等の制作に意欲を見せ、水性絵具による素描も残している。また、バロック音楽を好み、自身でリコーダーの演奏もした。わずかだが作曲も試みている。卒業制作ではピエロ・デッラ・フランチェスカらの作品を引用しつつ独自のスタイルを探る連作を出品し、作品は大学買い上げとなった。若くして安井賞を受賞し、画壇に華々しく迎えられたが独自のペースで制作を続け、作風にも表立って大きな変化はない。初期には額も自分で制作していた。絵画のほかに素朴な木彫やブロンズも制作した。2001年から翌年にかけて回顧展「花降る時の彼方に」が開催された。絵画他出版物他
出典:wikipedia
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