伏木富山港(ふしきとやまこう)は、富山県高岡市と富山市、射水市にわたる港湾の総称である。港湾管理者は富山県。富山湾沿岸奥部の3つの港域によって形成されており、高岡市の伏木地区(伏木港)、富山市の富山地区(富山港)、射水市の新湊地区(富山新港)の3地区が所在する。港湾法上の国際拠点港湾、港則法上の特定港に指定されているほか、日本海側拠点港のうち総合的拠点港と、部門別では国際海上コンテナ、国際フェリー・国際RORO船、外航クルーズ(背後観光地クルーズ)の3部門の拠点港に指定されている。富山湾岸に位置し、富山県及び北陸地方の主要な港湾である。富山県を含む北陸工業地域、ひいては中華人民共和国、大韓民国、ロシアなど、環日本海圏の交易拠点として重要な役割を担っている。北陸工業地帯のほぼ中央、また東京都市圏(首都圏・関東圏)、名古屋都市圏(中京圏・東海圏)、大阪都市圏(関西圏・近畿圏)及び新潟都市圏・東北方面とほぼ等距離に位置し、輸送において比較的優位とされる。また、高速道路や国道、鉄道を用いて容易にアクセスが可能。以前は極東船舶会社(FESCO)が貨客船のルーシ号により伏木港とウラジオストクを結ぶ旅客航路を月に2 - 5便運航していた。しかし、ロシアの中古車輸入規制に伴う利用者減少のため、2009年12月25日を最後に運行を休止し、ルーシ号は売却された。飛鳥IIなどのクルーズ客船が伏木港や富山新港北埠頭の(海王丸パーク)などに寄港することが増えている。伏木富山港のヘドロにはダイオキシン類が含まれており、その面積は41haで、環境基準を超過する汚染底質量は286,000mであり、底質汚染のダイオキシン類濃度は160 - 10,000 pg-TEQ/gと国土交通省が発表している。
出典:wikipedia
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