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アスロック

アスロック(Anti Submarine ROCket、ASROC)は、アメリカ合衆国が開発した艦載用対潜ミサイル(SUM)1961年から配備が開始され、現在までにアメリカ海軍だけで200隻以上の水上艦が搭載している。 その優秀な性能からアメリカ海軍だけでなく海上自衛隊やドイツ海軍などNATO諸国海軍、台湾海軍、韓国海軍など多くの海軍が運用する。アスロックの弾体は短魚雷(あるいは核爆雷)の後方に飛翔用ロケットを取り付けた構造となっており、発射後、約マッハ1の速度で目標方向へ放物線状に飛翔する。目標の手前空中でロケットモーター部分が切り離され、短魚雷に接続されたパラシュートで減速落下しつつ海面に着水、パラシュートはその衝撃で切り離される。その後、短魚雷は目標を自動追尾し攻撃する。空中を飛翔するため、同型の魚雷を魚雷発射管から発射し水中を航走させるのに比べて射程距離が大きく伸び、到達時間も短縮される。射程距離は約4,000-12,000ヤード。射撃管制は水中攻撃指揮装置(UBFCS)によって行われる。アスロックでは核爆雷の運用も行える。核爆雷は無誘導であり、設定された深度まで急速に沈降後、核爆発を起こす。この核弾頭アスロックは1961年から1962年にかけて行われた核実験において爆発試験を行っており、1963年以降は、部分的核実験禁止条約のため、爆発試験は行われていない。当然のことながら、実戦でも使用されたことは無い。核弾頭としては、W44が用いられており、これは1989年まで配備されていた。当初より、アスロックの運用にはMk 16 GMLS(Guided Missile Launching System)発射機が用いられてきた。これが世界中で標準的に用いられてきたため、単にアスロック・ランチャーとも呼ばれている。Mk 16 GMLSは、8連装のMk 112発射機と再装填システム(旧式艦・小型艦では省略)などで構成されており、Mk 112は、その外見からペパー・ボックス(Pepper Box)と通称される。また、テリアミサイル・システムのMk 10 GMLSや、バージニア級原子力ミサイル巡洋艦、キッド級ミサイル駆逐艦とタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦(初期建造艦)のMk 26 GMLSにおいても運用される。 ノックス級フリゲートに搭載されたMk 16 GMLSでは、2発分をハープーン艦対艦ミサイルの搭載に充てていた。その後、Mk 41VLSから発射されるVLA(Vertical Launch ASROC)と呼ばれるタイプが開発され、VLS搭載改修を受けたスプルーアンス級駆逐艦やアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦などで運用されている。海上自衛隊ではやまぐも型以降の護衛艦に対し、Mk 16 GMLS/Mk112発射機を三菱重工業でライセンス生産した74式ロケットランチャーMk112(J)Mod2Nを装備していたが、こんごう型以降は、Mk.41 VLSよりVLAを運用している。RUM-139 VL-ASROC(VLA)はASROCの派生系である対潜ミサイルである。開発・製造はロッキード・マーティン。1983年、アメリカ海軍は当時は最新鋭の装備だったMk 41 VLSから発射できる艦対潜ミサイルの開発をグッドイヤーの軍事部門であるグッドイヤーエアロスペースと契約したことからこのミサイルの開発は始まる。VL-ASROCの開発は多くの延期が繰り返され、1993年より配備が開始された。なお、開発中の1986年にグッドイヤーがに買収され、1995年にその軍事部門がロッキード・マーティンに分離・転売されるという事態も起きた。RUR-5 ASROCに対し固体燃料ブースターと電子誘導システムに改良を施すことで開発当初の要求を満たした。VLSから発射されたこのミサイルは目標付近まで飛翔の後ロケットモーターを切り離し、弾頭のMk.46 Mod.5A短魚雷をパラシュートで海面に着水させるという概ね改良前のASROCと同じプロセスで目標へ魚雷を投射する。1996年にMk.46 Mod.5A(SW)短魚雷を搭載するRUM-139Bに置き換えられた。弾頭の魚雷はMk.46のままであり、Mk.50魚雷への更新は提案されたが実現しなかった。最新型のRUM-139Cは2004年には生産に入っており、Mk.54短魚雷が搭載され、2010年に初期作戦能力を獲得している。この垂直発射ミサイルが運用されるようになったのは1993年のことだが、それから2007年までの間に450発以上が生産された。このミサイルは全長4.5mで、射程距離はおよそ11.8海里(22km)である。

出典:wikipedia

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