中目黒駅(なかめぐろえき)は、東京都目黒区上目黒三丁目にある、東京急行電鉄(東急)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。東急の東横線と、東京メトロの日比谷線が乗り入れている。両社が構内を共用する共同使用駅であり、東急が駅を管轄している。東横線の旅客営業列車がすべて停車し、日比谷線の終着駅でもある。2013年3月15日までは両線で相互直通運転が実施されていた。駅番号が付与されており、東急はTY03、東京メトロはH 01である。東京急行電鉄の駅長所在駅であり、「中目黒駅管内」として、代官山駅 - 学芸大学駅間を管理している。なお、東京メトロの駅としては、霞ヶ関駅務管区六本木地域の被管理駅である。島式ホーム2面4線を有する高架駅である。外側1・4番線を東横線が、内側2・3番線を日比谷線が使用している。駅管理は東急が行っていて、日比谷線側の駅名標の装置の外装も東急の仕様になっているが、表示内容は東京メトロのものである。改札口は山手通りに面した高架下に1か所、祐天寺よりに1箇所の計2箇所ある。開業当初より改札口は長らく山手通りに面した一箇所であったが、中目黒駅改良工事の一環として2012年12月23日に祐天寺駅側に改札口が追加設置された。改札口が2つになったことにより、従来の改札口を「正面出口」、祐天寺駅側の出口を「南出口」と呼ぶことになった。トイレは1階の改札内コンコース部に設置されている。多機能トイレは以前設置されていなかったが、後年に追加された。2013年(平成25年)3月16日から開始された東横線と副都心線との相互直通運転開始に向け、以下の改良工事が実施された。2013年3月16日以降、当駅よりPASMO・Suica等各種IC乗車券を利用して東急東横線に乗車し、渋谷駅で改札を通らず半蔵門線・副都心線経由で東京メトロ各駅へ乗り継いだ際は、当駅より日比谷線を経由し全線東京メトロを利用した運賃が引き落とされる。例えば当駅よりIC乗車券で東横線・副都心線直通列車に乗車し東京メトロ池袋駅へ向かう場合、本来は東急東横線中目黒駅→渋谷駅の124円(切符運賃130円)と東京メトロ副都心線渋谷駅→池袋駅の195円(切符運賃200円)を合わせた319円(切符運賃330円)が引き落とされるべきところだが、実際は当駅から東京メトロ線のみを利用したとみなされ、237円が引き落とされる。これは、IC乗車券では乗車経路に関係なく最安運賃を計算するシステムであるために発生する現象である。なお、乗車券を券売機で購入する場合や定期券を利用する場合は、購入した通りの経路で乗車する必要がある。この特例は北千住駅でも行われており、半蔵門線⇒(東武スカイツリーライン経由)⇒北千住駅⇒(日比谷線・千代田線経由)⇒東京メトロ各駅のルートでIC乗車券で乗車した場合上のような運賃引き落としが行われる。近年の1日平均乗降人員推移は下表のとおりである。近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおりである。駅周辺は目黒区中央部の繁華街。駅から線路沿いに目黒銀座商店街が伸びていて、2003年1月6日には駅近隣へ目黒区総合庁舎(目黒区役所・目黒区社会保険事務所)が中央町から移転したため、目黒区の中心駅として機能している。高架下は2008年から耐震補強工事中である。それ以前は飲食店やゲームセンターなどが入居していた。東急バス「中目黒駅」停留所駅設置当時の所在地は荏原郡目黒村大字上目黒字諏訪山であり、目黒区となってからも上目黒三丁目であるが、駅名は開業当時より「中目黒」となっている。これは開業当時に駅南東側の山手通りと駒沢通りの交差点に玉川電気鉄道の中目黒終点があり、その連絡駅として位置付けられたためである。
出典:wikipedia
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