ファイヤー通り（ファイヤーどおり、Fire-Dori / Fire Street）は、東京・渋谷の丸井渋谷店（マルイシティ渋谷店）付近から岸記念体育会館に通じる道についている愛称である。所在地は東京都渋谷区神南一丁目であり、南側、渋谷駅方面は丸井渋谷店辺りに始まり、北側、原宿駅方面は岸体育館付近に終わる、全長約600mに付いている愛称（通称）である。この通りの周囲には、大小様々なファッションビルや公共施設がある。「ファイヤー通り」の通称は、通り沿いに消防署（渋谷消防署=神南一丁目）があることに由来する。この愛称は自然発生的にできたものであり、渋谷が若者文化や流行を象徴する街として一般社会に認識されるようになった1980年代頃にはファッション雑誌の案内地図に記載されるなどして知られるようになった。正式名称ではないことから、媒体によって「ファイヤーストリート」、または「ファイアー通り」や「ファイアーストリート」などと表記されることもある大型複合店のファッションビルや、セレクトショップと呼ばれる中小規模のブティックやテナント、各種の公共施設などが数多く建ち並んでおり、渋谷を象徴する道路のひとつとなっている。以下、南側（渋谷駅方面）から北側（原宿駅方面）へ向かって、立地順に代表的なランドマークを挙げる。下記の「渋谷区の町名」一覧も参照のこと。下記は「渋谷公園通り Official Web Site」で紹介されている、ファイアー通り周辺のTOWN MAP（地図）。なお、この地図は左側が南（渋谷駅）方向、右側が北（原宿駅）方向である。

出典:wikipedia