朝日放送は、大阪府大阪市に本社を置くラジオ・テレビ兼営放送局である朝日放送(ABC)のテレビ放送部門の呼称である。放送対象地域は近畿広域圏。コールサインはJONR-DTV(大阪 15ch)、リモコンキーIDは「6」。同局のテレビ番組の一覧については、ABCテレビ番組一覧を参照のこと。テレビ朝日をキー局とするANNの準キー局。同ネットワークのパリ・上海・台北の各支局記者はABCから派遣されている。なお、大阪テレビ放送を吸収合併から16年弱の間、東京放送(現・TBSテレビ)をキー局とするJNNに属していた。チャンネル番号はアナログ放送では同社を引き継ぎ6chであり、近畿2府4県約200箇所所在するUHF中継局から受信する場合でも6にプリセットされていた。また、デジタル放送におけるリモコンキーIDもその流れを引き継ぎ「6」である(他の在阪広域局も揃ってアナログと同じリモコンキーIDを使用)。文字多重放送を実施する場合、キー局のテレビ朝日と違い原則句点(。)は使用していない。2004年11月30日まではGガイドのホスト局で、近畿広域圏内にGガイドの番組データの配信を行っていたが、システム更新時にJNN系列局の毎日放送に一本化され、現在はGガイドの番組データの配信は行っていない。腸捻転時代においてTBS(東京放送、現在のTBSテレビ)との関係は比較的良好で、全国ネットの帯番組が週一度ABCの制作となるケースもあった(「ヤング720」等)。また、早朝の情報番組も、JNN排他協定が関係したとはいえ現在と異なりTBSからのネット受けだった(「モーニングジャンボ」等)。腸捻転解消当初、NETテレビ → テレビ朝日との関係は腸捻転時代の名残もあり、決して従順なものではなく(他の在阪局、特に関西テレビとフジテレビの関係にも似たような状況がある)、特に情報番組や報道番組などを中心に、自社番組への差し替えが目立っていた。これは、ABCの方が歴史が古いことや、全国的に後発局(平成新局)の多いテレ朝系列局が苦戦を強いられている中で、老舗局として関西地区で大きなシェアを誇る自負の大きさや、ABCへの出資企業である大阪ガス等が提供となっている番組もあり、その兼ね合いから時間移動が困難な場合もあったからである。また、ABCは、開局からネットチェンジまでの前述の経緯から他の在阪局と異なり、在京キー局との関係が上下関係のある「親子」の関係ではなく、対等に近い「夫婦」の協定であるため、自社制作番組を中心に「ABC・テレビ朝日系列」という表記が許されている。その意味で、在阪の中で唯一キー局としての立ち位置を全国系列局に対して持っている局でもあり、そのため、テレビ朝日から番組編成の変更を要請しても、頑なに拒否することがある(主に『部長刑事シリーズ』(毎週土曜日19時30分)などが有名)他、逆にテレビ朝日や番組スポンサー側がABCに配慮した形で関西地区での編成変更に対応しやすい編成とすることがあった。ただし、日曜洋画劇場は番組スポンサー4社のうち3社が当時ABCテレビの放送エリア内に本社を置いていたこともあり、テレビ朝日の選択した内容をABCもそのまま放送した。一方のNET~テレビ朝日もネットチェンジ直後は放送番組確保のため、週末午後等のローカルセールス枠で、ABCから関西ローカル番組(『夕やけ笑劇場』『ただいま恋愛中』など)や腸捻転時代にTBSで放送されたアニメ・ドラマの再放送(『必殺シリーズ』『海のトリトン』など)を相当数購入して放送していた。また、ABCでプロデューサーを務めた澤田隆治が在職のまま設立に関与した東阪企画は、TBS・テレビ朝日の双方と番組制作で関係を持った。『ワールドプロレスリング』の関西地区開催での試合中継については、毎日放送は精力的に制作協力したが、ABCは「TBSの国際プロレス中継を放送していた頃、うちにも抗議が殺到した困った」という理由から毎日放送ほど協力的でなく苦労したという(出典:『プロレスを創った男たち―あるTVプロデューサーの告白』栗山満男(元テレビ朝日プロデューサー)、ゼニスプラニング、2003年7月)。しかし、2000年代後半以降では、テレ朝の持ち株比率の増加や人的交流も増加、『M-1グランプリ』や金曜21時台のドラマがテレビ朝日との共同制作となったり、『必殺仕事人』シリーズなどをはじめ、過去にABCで制作された番組が近年テレ朝チャンネルで放映されるようになるなど、人的・物的な面では、良好なものとなっている。その一方で番組編成面では朝・夕の情報番組や深夜などを中心に自社制作番組が多い。例えば平日9時55分枠ではテレ朝制作の『若大将のゆうゆう散歩』をネットせず、ABCでは再放送ドラマを流している。そのほか、水曜日の阪神タイガース戦中継や夏の高校野球選手権大会の優先が目立つ。しかし、2009年3月から2011年9月まで『スーパーJチャンネル』の17時台のネットを実施したり、2012年10月1日より『ワイド!スクランブル』の11時台のネットを行うなど、編成の変化も見られるようになった。また、サッカー日本代表の扱いに関しては、となっている。特にABCでは日本代表の中継を阪神戦に差し替えて、日本代表の試合を『ニュースステーション』の後の録画中継にすることがしばしばあった。しかし最近は編成上の都合(試合中継と『報道STATION』が連結されるようになったため)で阪神戦はサンテレビジョンで放映されている。ABCはJリーグセレッソ大阪の株主であるが、2009年12月に長居スタジアムで行ったJリーグユース選手権の決勝戦で久しぶりにサッカー中継(録画)を行った(この試合はスカパー!でも生中継を行った)。また、2010年からはスカパー!向けにガンバ大阪のホームゲームの中継制作を行うことになった。ゴールデンタイムの日曜日20時枠(『大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II』)、火曜日20時枠(『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』)、21時枠(『世界の村で発見!こんなところに日本人』)を手がけるほか、全日・ノンプライム帯は日曜日8時30分枠(アニメ枠、『プリキュアシリーズ』)・9時30分枠(『ペットの王国 ワンだランド』)・13時前・後半枠(『新婚さんいらっしゃい!』と『パネルクイズ アタック25』)・平日13時台後半の帯番組(『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』)・土曜日朝8時枠(『朝だ!生です旅サラダ』)を手掛けている。特に日曜日朝8時30分枠は、1984年10月から現在まで続いている。テレビ朝日制作の『土曜ワイド劇場』(土曜21-22時枠)については、原則として第3土曜日放送分をABCが制作している。かつては日曜日10・11時枠(テレ朝中心の共同制作番組『サンデープロジェクト』)・日曜日19時枠(『世界一周双六ゲーム』など)・月曜日20時枠(『クイズ仕事人』など)・火曜日22時枠(『プロポーズ大作戦』など)・水曜日19時枠(『霊感ヤマカン第六感』など)・木曜日19時30分枠(『三枝の国盗りゲーム』)・金曜日22時枠(『必殺仕事人』など)・土曜日19時枠も手がけていた。現在同時ネットで放送されているレギュラー番組は9本(月1回制作の『土曜ワイド劇場』を除く)で、在阪民放の中では一番多い。特に、日曜日においては全国ネットのレギュラー番組だけで5本を有していることに加えて、長寿番組を数多く擁している。ABCホームページのアクセスランキング数は「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(平日)、「プリキュアシリーズ」(日曜日)が1・2位の争いをしている。2010年11月-2012年3月まで制作局クレジットに創立60周年にちなんで「ABC 60th anniversary」を表示した。 火曜20時はテレビ朝日と共同制作の2時間ドラマ枠「火曜スーパーワイド」「火曜ミステリー劇場」を放送。終了後はいったんテレビ朝日制作枠になるものの、1992年4月に月曜20時枠と交換し情報番組「平成ふしぎ探検隊」がスタート。1993年「火曜ドラマリーグ」でいったんドラマ枠に転向したが、1995年10月にスタートしたビートたけし司会の「たけしの万物創世紀」でバラエティ枠に再転向。その後、「たけし・所のWA風が来た!」「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」と現在放送中の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」など、たけしメインの番組が多い(「ロンドンハーツ」など、テレビ朝日制作の2時間or3時間スペシャルで休止になる場合もある)。2008年10月改編で、本来19時から放送される全国ネットの特番の冒頭の4分間を、ABCの大株主である大阪ガスが一社提供しているローカル番組「美味彩菜」(2009年7月以降は「ココイロ」)に差し替え、19時04分から飛び乗るという編成が行なわれるようになった。これが初めて実行に移されたのが同年11月26日放送の「ナニコレ珍百景2時間スペシャル」で、放送の1番目の「珍百景候補」の部分がミニ番組にかかってしまい放送されなかった。翌週の12月3日放送「クイズ雑学王スペシャル」と、その約1カ月後の2009年1月12日に放送された「Qさま!! 3時間スペシャル」では、クイズの冒頭4分間が関西地区のみ放送されなかった。2008年10月改編以前は全国同様、スペシャルの冒頭から放送が行われていたが、なぜ急遽このような編成をとったのかという公式見解はない。なお飛び乗り編成は特番がテレ朝制作の場合に集中しており、特番をABCが制作する際はミニ番組の部分にあたる4分間を予告編や本編と関係ないコーナー(スポーツ中継の場合は直前情報)として系列局へ裏送りし、本編そのものは19:04開始としているため、内容自体は飛び乗りとならない。なお、水曜日放送分では関西ローカルのプロ野球中継に差し替える関係で土曜日午後に全国ネット特番が時差放送される場合は冒頭4分間の部分も含めて全編放送される。19:00からの3時間特番(スポーツ中継以外)がある時は「ココイロ」を「ABC NEWS」の休止で時間帯が空く21:48に移して特番を完全フルネットで放送するケースも見られるようになった。2009年10月以降に放送された特別番組についてはテレ朝制作であっても番組によっては冒頭4分に本編とは直接関係のないミニコーナーや本編予告を放送し、以前のようにいきなり放送開始という事態とはならなくなった例もある他、2013年には4分短縮局が複数ある場合を中心に、テレ朝制作・ABC制作共に最初のCMまで編集を別としたバージョンを作り、裏送りする場合がある。しかし、特番の前の18時台に設定されているローカルニュース枠を縮小して、ミニ番組を前倒しするといった対応は緊急時を除いて実施していない。年末年始の特別編成期間の時は「ココイロ」の番組自体が休止となるため飛び乗りは行われない。2014年4月改編より20:54のスポットニュースを廃止、月-水曜は番宣枠になったため、この枠で「ココイロ」を放送することにより平日夜7時に放送される全国ネット特番の飛び乗り編成はなくなった(木・金は20:54にレギュラー放送のミニ番組があるため、これまで通り冒頭4分を「ココイロ」に差し替え)ちなみに2002年度以降、野球シーズン時の水曜日の特番は阪神戦がホームゲーム(甲子園・京セラドーム大阪)開催時は原則として阪神戦中継に差し替えられる。この場合、その特番は土曜日の昼間(「おひるのワイド120」枠など)に振替放送される。過去には振替先の土曜日が『ABC高校野球中継』と重なって休止・返上されたケースもある。毎日放送や関西テレビなどがローカル番組への差し替えを原則ローカルセールス枠に留めているのに対し、ABCはネットセールス枠でもローカル番組への差し替えが目立つ(阪神戦中継、ABC高校野球中継、ネオバラエティなど)。そのかわり、ローカルセールス枠となる月曜夜7時の番組の差し替えはまれである。ゴールデンタイムの番組が関西地区のみ野球中継に差し替えとなった場合は後日放送される(字幕放送のある番組は、後日放送でも対応)が、深夜番組など、特にスポンサーの付かない番組が特別編成(世界水泳などのスポーツ中継や機器メンテナンスなど)となった場合、休止となりその回の代替放送もされない場合も多い。朝の情報番組「おはよう朝日です」が1979年4月から放送されており、その前には「おはようコールABC」が1995年10月から放送されている。ANNフルネット局では唯一「グッド!モーニング」を全く放送しない局である。関西地区では他局に先駆け夕方ワイド番組である「ワイドABCDE(で)〜す」をスタート。関西に密着した番組づくりで支持を得たが、長年のライバルである毎日放送が1999年に「ちちんぷいぷい」を開始して以来次第に劣勢に立たされ、2004年10月からは報道色を増した「ムーブ!」で巻き返しを図った。そして2006年6月の視聴率調査ではついに「ちちんぷいぷい」を抜いて同時間帯ではトップを奪還した。なお「ムーブ!」の放送により、「スーパーJチャンネル」の17時台の内容は一切ネットされていなかったが、2009年3月に「ムーブ!」が終了して、「NEWSゆう+」に衣替えされると共に「スーパーJチャンネル」の17時台の内容を一部ネットすることになった。(2011年9月30日をもって「NEWSゆう+」が終了するとともに、「スーパーJチャンネル」17時台のネットを打ち切った。)その後、全国ニュース「ANNスーパーJチャンネル」を挟み、18:15からはローカルニュース「NEWSゆう+」→「キャスト」を放送している。平日深夜には、ローカルバラエティ番組枠「ナイトinナイト」(テレビ朝日は未放送)や「探偵!ナイトスクープ」(テレビ朝日では2005年3月で打ち切られた。その後、関東エリアでは独立テレビ局の一部で放送。CS放送のスカイ・Aでも放送されているため全国すべての地域で視聴可能)が編成されているため、「ネオバラエティ」枠の番組や「金曜ナイトドラマ」シリーズは、テレビ朝日や系列同時ネット局より1時間15分遅れで放送されている。また、テレビ朝日では金曜に放送されている「タモリ倶楽部」、土曜に放送されている「さまぁ〜ず×さまぁ〜ず」(2009年10月よりネット開始)、そしてメ〜テレでは月曜に放送されている「キングコングのあるコトないコト」は、2011年2月より日曜深夜に一括りの形式で3番組まとめて放送されるようになった(放送順は「あるコトないコト」→「さまぁ〜ず」→「タモリ倶楽部」)。また、これらは本来30分の番組だが、関西地区ではCMを増枠した上で35分としている。一括り形式放送になった現在でも各番組35分のままであるため、非常にCMが長い。テレビ欄やEPGでもまとめて表示されるため、2つ目以降の番組の放送時間がわかりにくく、視聴や録画の際の妨げとなっている。ABCに限らず関西民放では本来30分の番組を35分に、60分の番組を65分にするというCMを増枠する編成が非常に多い。不定期ながら「ネオバラエティ」枠後に3分間のミニ番組(番組やイベントのPR等)を放送したり、各曜日の放送時間がまちまちなため、深夜1時以降の番組が週によって違う時間に放送される。これはメ〜テレでも同じ現象が発生することがある。対照的にキー局のテレビ朝日の深夜番組は放送時間が一定である。そのため週によって時間が変わることはない。7月下旬から8月下旬まで、高校野球関連の番組によって23時台以降の番組は25 - 30分繰り下げて放送される。特に7月下旬は全英オープンゴルフや世界水泳といったスポーツ中継の影響でレギュラー番組を休止するケースもある。また、これらの期間中に23時台の各曜日のレギュラー番組を休止し、代わりに単発特番を組まれている。かつてABCで放送された深夜アニメは全てキー局のテレビ朝日製作のものであったが、2006年4月からは自社製作の深夜アニメやUHFアニメが放送されている。深夜アニメへの製作参入は在阪局では最後発であり、これで在阪局全5局が深夜アニメの製作実績を持つことになった。またUHFアニメへの参入は在阪局では4番目である(残る読売テレビも2006年7月より参入したことで、近畿2府4県全ての民放テレビ局がUHFアニメの放送実績を持つことになった)。自社製作の深夜アニメ第1号は『ガラスの艦隊』。UHFアニメは『うたわれるもの』と『夢使い』。ABCにとって日曜8時30分枠以外でのアニメ自社製作および同時期の複数作品でのキー局担当は、1996年10月改編で『怪盗セイント・テール』の終了と共にゴールデン枠から撤退して以来から約10年振り。同年10月期にはメ〜テレとの共同製作である『銀色のオリンシス』も放送している。2007年4月改編でテレビ朝日の深夜アニメ枠は一時撤廃されたが、ABCの深夜アニメ枠は同改編で開始されたメ〜テレ製作のUHFアニメ枠の1本で辛うじて残っていた(1本しかないのは、ABCはメ〜テレほどUHFアニメを多くネットしていなかったため。先述のように2006年4月期は2本ネットしていた)。しかし2008年4月改編でそのメ〜テレ製作UHFアニメ枠も消滅し、以後は2009年1月より2クールの間テレビ朝日製作『黒神 The Animation』を放送しただけに留まっていた。その後、2012年10月改編では木曜未明(水曜深夜)にテレビ朝日製作『新世界より』および、UHFアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUE ROUTEスペシャル版』(別ルート版はMBSで放送済み)の放送に伴い、『水曜アニメ〈水もん〉』の名称で新たに深夜アニメ枠を設定した。更に2013年7月期には7年ぶりの単独製作深夜アニメとなる『幻影ヲ駆ケル太陽』・『Free!』を『〈水もん〉』枠、『サーバント×サービス』を金曜未明(木曜深夜)に臨時設定した『木曜アニメ』枠にて放送。このように同時期に3本新作深夜アニメに参画するのは初めてとなる。同年10月期にはTBS製作委員会参加のUHFアニメ『境界の彼方』を放送。2014年7月期および2015年1月期にはTOKYO MXとBS11と共同製作で『アルドノア・ゼロ』を放送した。2016年4月改編では、古くからMBSがアニメシャワー枠を設けている日曜未明(土曜深夜)に新たに『アニサタ』枠を新設し、その第1作として『キズナイーバー』を放送した。また同年7月からはアニメ事業を分社、発足したABCアニメーションが製作業務を担当、同社が日曜朝8時半枠(プリキュアシリーズ)とともに深夜アニメ作品の製作やメディア展開をになっている。なお、以前はABCにおける深夜アニメもしくはUHFアニメの放送時間は前述の様に不定期的にミニ番組が放送されたり、海外ドラマ枠の放送時間延長の影響等で繰り下げることがあれば逆に前倒しで放送されたりと頻繁に放送時間が変更されていた(2007年1月 - 3月を除く。また他の関西・中京圏の各民放局でも似た様な状況が度々発生している)。2012年からは定時に放送することが多い。深夜アニメにおいて視聴時の警告テロップは2009年までは表示していたが、2012年から表示を行っていない。『部長刑事』を放送する都合から、2002年3月までは土曜夕方枠も独自の編成を敷いていた。ABCの主要取引会社である大阪ガスが40年以上提供する放送枠を動かすことができないためで、全国ネットで土曜19:30から(後に改編に伴い18:30から)放送されている番組をABCでは夕方の全国ネット開始枠より前に放送することで、ABCでは19:30からの30分間を『部長刑事』放送枠に充てるというものである。1999年2月27日の放送番組を例に挙げる(参考:1999年2月27日付の山陽新聞)。この編成のため、1987年10月には通常金曜19:30からの放送だったアニメ『宇宙船サジタリウス』(テレビ朝日制作)が最終回のみ、同年7月の石原裕次郎逝去特番の影響による特例で全国ネットでは土曜19:30からの放送となったことから、ABCのみ同日17:55から放送されるという珍現象が発生した。なお、前回の放送(通常通り前日19:30)はABCでも通常通り放送されたが、上記特別編成の影響からかABCのみ次回予告が独自のものとなった。また、1986年9月に『光の伝説』が終了するまでは、土曜19:00は本局制作によるアニメの放映枠だった(1984年10月時点では本局制作の『レンズマン』、TBS系は毎日放送制作の『まんが日本昔ばなし』、日本テレビ系は読売テレビ制作の『ルパン三世 PartIII』と、同時間帯のアニメは全て在阪局制作だった)。※HD:ハイビジョンカメラ全てHD対応。大淀社屋のスタジオについてはABCセンター#テレビスタジオ(ABC)を参照。
出典:wikipedia
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