LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

大阪ドーム

大阪ドーム(おおさかドーム)は、日本の大阪府大阪市西区にある多目的ドーム球場兼複合レジャー施設。プロ野球・パシフィック・リーグのオリックス・バファローズの本拠地。施設命名権(ネーミングライツ)の売却により、2006年7月1日から呼称を「京セラドーム大阪」(きょうセラドームおおさか)としている(後述)。大阪市がパシフィック・リーグの大阪近鉄バファローズを誘致し、その本拠地(専用球場)として大阪市主体の第三セクター・大阪シティドーム(現・一般社団法人ドームの会)によって建設された多目的ドームである。後に近鉄を事実上吸収合併したオリックス・バファローズもこちらを本拠地として使用している。他にもセントラル・リーグの阪神タイガースや読売ジャイアンツが主催試合を行っており、2014年には福岡ソフトバンクホークスが初めて主催試合を開催した。アマチュア野球では社会人野球日本選手権大会や全国高等学校野球選手権大阪大会の開会式と、その直後の数試合が行われている。またコンサート、展示会などのイベントが開催される他、草野球利用目的の一般貸し出しも行われている。大阪市による経営は上手くいかず、施設はオリックス不動産に売却され、大阪シティドームはオリックス不動産などの出資する管理運営会社に変更されている。大阪政財界の建設を求める声に応える形で、大阪シティドームが設立されドームの建設が開始、1997年2月20日、大阪ガスの工場跡地に完成、東京ドーム、福岡ドームに次ぐ日本3番目のドーム球場として3月1日に開場し、パシフィック・リーグの大阪近鉄バファローズの本拠地(専用球場)となった。設計は大林組と竹中工務店、建設には両社を含め10社以上の企業が参加した。当初はドーム内でのイベント日以外にも商業施設として機能させるべくショッピングモールやアミューズメント施設(ドーム内2階の「グリンドムモール」及びドーム内9階の「フェスタモール」、ドーム前千代崎駅がある東側の「Padou」)を作り営業していた。しかしイベントが無い日はほとんど来場者が無く、相当数のテナントが撤退していくことになった。またその利用者を見越して造られた立体式地下駐車場も、利用の低迷と維持管理費の削減のために建設当時の台数の半分近くが解体の上、埋められてしまった。さらに近鉄の観客動員も初年度以外は伸び悩み、コンサートの利用数も振るわずと赤字が続き、大阪市のドーム建設計画の甘さが露呈、大阪市の税金の無駄遣いの典型と批判された。経営破綻が危ぶまれていた最中の2004年6月、近鉄がオリックス・ブルーウェーブとの球団合併計画を発表しドーム経営の先行きはさらに不透明となっていく。結局2004年11月に大阪シティドームは特定調停を申請、事実上の経営破綻に陥った。合併したオリックスは大阪ドームを本拠地に選択し、初年度は旧オリックスの本拠地であるスカイマークスタジアム(現:ほっともっとフィールド神戸)と主催試合をほぼ半数に振り分け(大阪:34試合、神戸:32試合)、最終的には神戸での試合数を削減する方針であった(大阪ドームでの主催公式戦、当初案は2006年:42試合 → 2007年:54試合 → 2008年:60試合)。またこれに伴ってオリックスと阪神の保護地域は2007年までの3シーズンの間、大阪府と兵庫県の2府県とする暫定措置が執られた(ダブルフランチャイズ制)。ところが2005年10月、大阪シティドームはさらなる負担を避けようとする大阪市の求めに応じて特定調停を取り下げ、会社更生法の適用を申請した。その後のドームの運営体制が不確定な事態となった影響から、オリックスは2006年シーズンの専用球場の登録をスカイマークスタジアムに変更し、主催公式戦を半数ずつ開催する措置を執った。2006年4月、オリックス(直接はオリックス子会社のオリックス・リアルエステート、現在のオリックス不動産)が大阪ドームの施設買収と大阪シティドーム社の株式取得に乗り出し、6月になって5 - 10年後に大阪市へ寄付することを視野に入れてシティドーム社から施設を90億で買収、シティドーム社を100%減資した上で新たな募集株式をオリックスが取得した(詳細は大阪シティドーム参照)。これを受けてオリックスは2007年、再びドームを専用球場として登録。同年はオリックス主催公式戦のうち48試合が大阪で開催された。2008年に前述の暫定措置が延長されなかったものの、オリックスは本拠地の一本化を取りやめて試合数は2007年のままとした。この件とは別に施設命名権の売却が行われ、2006年7月から「京セラドーム大阪」を名乗ることとなった(後述)。施設買収後、オリックスは積極的に施設の改修を行っている。広告やイベント貸出日の増加、固定資産税(家屋のみ)全額免除など大阪市の支援もあり、シティドーム社の経営は黒字でドームの寄付も先延ばしとなっている。一方で周囲は再開発が進み、新たな商業施設が続々と設立されている。Padouは阪神なんば線ドーム前駅の工事に合わせて2007年に解体され、イオンを誘致する計画があったもののしばらくは更地のままであったが「イオンモール大阪ドームシティ」として2013年5月31日にオープンした。またドーム西隣にも大和ハウス工業による健康・スポーツ関連の複合商業施設「フォレオ大阪ドームシティ」と病院が開業、ドーム南隣にはホームセンター「スーパービバホーム」が開業した。京セラ傘下の京セラドキュメントソリューションズは、2003年4月から大阪ドームの場内に広告を掲出している。このことから2006年1月中旬頃、大阪シティドームが京セラに施設命名権の売却を打診したところ、京セラ側がこれに応じ、大阪シティドームと京セラは同年3月2日付で命名権契約に基本合意し、同年4月1日付で呼称を「京セラドーム大阪」に変更することが決定した。当初、京セラ側は呼称を単に「京セラドーム」とする意向であったが、地元商店街や周辺住民などから「大阪の名を残してほしい」と請願があったことなどに鑑みて「大阪」の名が残ることになった。しかし大阪シティドームは当時会社更生法による更生手続きの最中であり、経営再建に向けた手続きの絡みなどもあって正式な契約書の締結が遅れたため、実際の呼称変更は予定より3ヶ月遅れの7月1日までずれ込んだ。なお契約期間は2011年3月31日までの5年間。契約金額は非公表だが、年額数億円と推定されている。なお、京セラは当時の大阪シティドームの経営再建問題には一切関与していない。大阪シティドームと京セラは、1回目の契約満了を前にした2011年1月11日に、同年4月1日から2014年3月31日までの3年を対象に命名権契約を更新したことを公表。さらに京セラは、2013年12月11日に、2014年4月1日から2017年3月31日までの3年間にわたる命名権契約の締結で大阪シティドームと合意したことを発表した。ただし、上記の契約ではいずれも、契約金額を明らかにしていない。なお京セラでは、命名権契約を2度更新したことへの狙いについて、「ドームには来場者が多く、企業イメージの向上を図ることができる」とのコメントを出している。基本構造は横浜スタジアムや福岡 ヤフオク!ドームのような円形球場であるが、可動席は外野スタンドと外野フェンスを分割することによって独自の方式を採用している。現在の1試合あたりの球場使用料は不明だが、かつての本拠地球団である大阪近鉄バファローズは年間使用料として管理費込みで11億円を支払っていた。この高額な年間使用料が当時の近鉄球団の経営に致命傷を負わせたとも言われる。スタンドは真円形となっており、全ての座席が球場の中心点、二塁ベースのやや後方に向いている。通常の円形球場ではドーナツ形の固定スタンド内側に弓形あるいは三日月形の可動スタンドを備えているが、当ドームでは固定スタンドの外野スタンド前部が削られた形となっており、フェンスが別になっている。ドーナツ形固定スタンドの内径は他より小さく、可動席はやや小さくなっている。可動スタンドは弓形の形状で内野側と外野側の二つに分かれており、外野側のみがずれると3階コンコースに通じる階段への入り口が現れる仕組みとなっており、アリーナが観客に開放されるイベント時に使われる。ファウルポール付近にも小さな可動スタンドがあり、センター方向へ移動させてその間に仮設スタンドを設置することができる。外野スタンドの最前列にはそれに使用するための扉が設置されている。可動スタンドはそれぞれ2本のレールの上を動く仕組みとなっている。元々は弓形の可動席内野側も外野側へ移動させてサッカーのフィールドが設置できるようになっているが実施されたことは無い。アメリカンフットボールの場合は野球場の配置のままでもフィールドが設置できるため、そのままで行われている。野球場として使用する場合、スコアボード直下(センター)の座席はバックスクリーンの役割とするため立ち入り禁止となるが、開設当初はその部分を黒のシートで覆っていた。現在は他の座席(水色)とは区分けするため座席を濃い青色に塗りなおしている。また上段席(5階席)は使用されないイベントでは閉鎖される。野球場としてはスタンドが高くなり死角が多くなるのが円形球場の特徴であるが、独特のスタンド配置により当ドームは特にその欠点が目立つようになっている。また外野ファウルゾーンが狭いことも影響してファウルポール際が見えない席が多くなっている。自分の席に近い塀際の死角が大きく、バックネットに近い内野席ではホームベースが、一塁(三塁)側内野席では一塁(三塁)ベースが見えにくい座席がある。また外野席は下段ではメインスコアボードが見えない上に上段の圧迫感が強く、上段では開放感はあるが外野フェンス際が見えないためホームランかどうか打球判断ができない。同じく円形2層式のスタンドを持つナゴヤドームと比較すると、上段席の最前列が球場中心部に近く、スタンドの傾斜がきつい。外野席は下段最前列でも高い位置にあり、上段最前列が下段最前列の真上にあるため死角がより大きくなっている。逆にいえばよりコンパクトにまとまっており、コンサート会場としては優秀といえる。なおファウルポール際に関しては、内野席の外野側をバッテリー間方向に向け、外野側のファウルゾーンを狭くする近年の球場ではどこでも見えにくくなっている。なおサイドビジョンはメインスコアボードが見えない外野席の正面になるように設置されている。座席はバックネット裏が水色でやや大型なものが配置され、他の内野席が青色の背もたれあり、外野席が青色の背もたれなしとなっていたが、2011年からバックネット裏中央の前列が160席のソファーシートに変更されている。オリックス主催試合では「エクセレントシート」と称される年間指定席となっている。開場当初はバックネットが吊り下げ式、内野下段席最前列の防球ネットが支柱式で、イベント時などには取り外していた。2009年からバックネットを東洋紡のダイニーマ製で取り外し時には天井へ収納されるものに変更し、さらに内野下段席最前列の防球ネットも2010年から支柱の無い吊り下げ式に変更された(天井への収納機能無し)。スタンド内には二つのホームランの着弾点に記念するものが残されている。一つ目は鈴木貴久の公式戦初ホームランでレフト下段に記念プレートが設置されている。二つ目はタフィ・ローズのシーズン55号ホームランで一塁側内野席の座席の一つがバラ色のものに取り替えられており、ボールの形も刻まれている。空席が目立つのを逆手に取った営業策として、混雑が予想される試合を除いたバファローズ公式戦で外野側の上段内野席が閉鎖され、横断幕形式の広告スペースとなっている。3塁側は2010年4月13日から3年間、通信販売業「ワンステップ」が運営する通販サイト「KILAT」の広告が出される。サイズは全長横100m、幅12m(座席2000席分)と屋外を含めた球場の広告物としては国内最大のサイズで、2013年以降も、広告契約の更新によって掲示を継続。2013年からは、3塁外野寄りのビスタルームの利用を停止したうえで、広告掲示スペースに宛てている。1塁側については、一時CNプレイガイドの広告が出ていたが、広告契約の有無については非公表。広告主の募集期間中には、監督と主力選手の写真を並べた幕や、バファローズの球団スローガンを大きく記したイラストの幕を掲示している。ただし、1塁側内野席の混雑状況が球団の予測を上回った場合には、球団の判断で開場後に広告幕を撤去することがある。広告掲示は2015年まで継続され、2016年以降は掲示していない。バルコニー席は外野2階と内野6・7・8階にある。2階はレストラン、6・7・8階は特別観覧席のものとなっている。2階には防球ネットが張られているが、2012年に入れ替わったライト側の1店舗はネットを設置していない。2010年3月20日のパシフィックリーグ開幕戦・オリックス対楽天戦から、プロ野球の試合日にのみ、可動席の内側にフィールドシートを仮設している。ただし、可動席の移動の障害になるため、イベントでアリーナを使用する場合には取り外す。また社会人野球日本選手権大会などのアマチュア野球の試合でも使用されておらず、前後の使用状況によってシートが設置されているかは異なる。フィールドシートでは、1・3塁側とも、ホームベースに近いゾーン(A)と外野スタンドに近いゾーン(B)に区別。ゾーンAでは、旅客機のファーストクラスと同じ材質の座席と、座席単位で専用テーブルを設けている関係でゾーンBより料金を高く設定している。また、いずれのシートにも、グラウンドと接する面には下部にラバーフェンスしか設けていない。このため、試合中には観客に対して、付属のヘルメットの着用を義務付けている。その一方で、オリックス主催試合開催日の試合前に有料で2 - 3回実施している「ドームツアー」には、一塁側のフィールドシートから1時間にわたって同球団の練習の模様を観覧できるプランを用意。シートで試合を観戦できなくても、ツアースタッフの同行・ヘルメットの着用を条件に、シートへ座ったりゾーン内で写真を撮影したりすることが認められている。なお、フィールドシートには、スポンサー契約による命名権を設定。2010年から3年間は、アヴァンス法務事務所が命名権を取得していた関係で、「アヴァンスシート」と名付けられた。2013年には、「モバプロ」(オンラインでの無料プロ野球シミュレーションゲーム)を運営するモブキャストと契約を結んだことから、「モバプロシート」に改称。大阪商業大学(大商大)OBの谷佳知が8年振りにオリックスへ復帰した2014年には、同大学を運営する谷岡学園が命名権を取得したことから、「大商大シート」という名称で運用する。命名権の契約期間中でも、他球団の主催試合では「フィールドシート」と称することがある。両翼100m、中堅122mの国際規格となっている。外野席最前列は8m程の高さにあるが、外野フェンスは少し内側で別になっており高さは4.2mとなっている。外野側のファウルゾーンは狭くなっており、アメリカの流れをいち早く採り入れたと言える。グラウンドには全面に人工芝を採用している。開場当初は巻き取り式のショートパイル人工芝だったが、2003年シーズンよりロングパイル人工芝に切り替えた。その後、2007年からは内野部分のみを入れ替え、塁間部などを赤茶色の人工芝に変更して総天然芝に見えるようにしている。更に2011年シーズンからは全面をアストロ社製の新型人工芝「アストロピッチSL-KDV」に張り替えている。ファウルゾーンは円形球場としては狭く、フィールドシートの設置によりさらに狭くなっている。フェンスは2012年のシーズン開幕前に改修し、選手の安全確保を目的として「ソフトラバーフェンス」と呼ばれるクッション性の高いフェンスを採用すると共に、これまで15年間使ってきた水色から濃い紺色(オリックス・バファローズのチームカラー)に変更した。更に翌年には水色を残していたスタンド上部のフェンスも同色に塗り替えた。開場当初よりメインとサブの、2台の全面LED式ビジョンのスコアボードを設置している。2008年にビジョンが拡張・リニューアルされ、さらにライト側、レフト側応援団からは真正面に近い位置にあるビスタルーム部分に、新たにサブビジョンが設置された。また場内撮影用のテレビカメラがハイビジョンカメラとなった。スコアボードの表示方法の変遷は以下のとおり。メインビジョンはハイビジョン映像(16:9の画面)2画面同時表現可能である。尚、場内撮影用カメラで撮影された映像は、4:3画面時もハイビジョン画質の映像(16:9映像の両端をサイドカットした映像)である。サイドビジョンの映像部はハイビジョン映像(16:9の画面)の2画面同時表現が可能である。映像部と別に、上部に文字表示部があり固定文字、流し文字などの表現や図形の組み合わせ表示が可能であり、リボンビジョンとほぼ同じ用途で使われている。ビジョンはパナソニック製であり広告も入っていたが、パナソニックの製造撤退などもあり消されている。現在は映像送出を担当しているソニービジネスソリューションの広告がサブスコアボード両脇に存在する。屋根は周回部分が「スカイホール」に当たり、波打った独特の形状をしている。中央部の直径76mの部分はポリカーボネートになっており、自然光を取り入れることが可能になっている。屋根の最高部は地上からの高さ83mとなっている。天井の中央部には「スーパーリング」と呼ばれる反響板と遮光板を兼ねたものが吊り下げられている。外側の6つのリング状のものと中央の1つの皿状のものからなり、一番外側のものは固定され他の6つのものが上下する仕組みとなっている。内側に向かって下る傾斜がつけられており、全て上に引き上げられた場合はその隙間から自然光を取り入れることができる。この時のグラウンドからの天井高は72mとなる。内側から4枚目のリングに合わせて内側3枚のリングを下げれば光を漏らさない状態となり、この時の天井高は60mである。固定式の外側のリングの高さに全ての高さをそろえれば自然光を取り入れつつ空白感を軽減する展示会モードとなる。外側のリングに合わせて6枚のリングの端をそろえるように下げていくと天井高が36mとなり、残響時間を減らすことができる。このシステムは音響の面からアーティストに好評であった。しかし、このシステムの制御装置の電子部品が製造中止となり、万が一故障した場合修理に多大な時間と費用がかかることになること、天井が低い位置で停止した場合には野球開催に、高い位置で停止した場合は昼間のコンサート開催に支障が出るために、2004年8月頃から高さ60mの位置で固定してこのシステムは使用していない。ただし中央のものにはスピーカーが備えられていることもあり、現在も補修・取替えのために地表面まで降ろすことがある。中央部からバックスクリーン方向にかけては「グリッドトラス」と呼称される鉄骨を吊り下げることができる。下面にはフックがつけられており、ウインチなどを介して照明やスピーカーなど用のバトンを吊り下げることができる。ただし規模が小さい、他のドームには同等のシステムが無いなどの理由で単発コンサートでの利用が多い。未使用時はバックスクリーンの上部辺りの天井に収納されており、取り付け位置を変更する際はグラウンドを転がす。そのため方向固定式のタイヤがつけられている。フックはスーパーリングにも設けられているが現在では固定されたために使用できない。開業当初は天井高を36mまで下げた状態でスーパーリングに「ウォールカーテン」と呼ばれる仕切り幕を吊り下げ、ドーム内を二分した状態でコンサートを行う想定もあった。場内で在阪のAMラジオ放送がFM電波を使用して再送信されており、FM放送を受信できる機器の周波数を下記に合わせることで聴取可能だった。大阪近鉄バファローズが本拠地としていた時には、ファンを対象とした冊子に掲載されていたが、オリックス・バファローズが本拠地としている現在は、冊子に掲載されていない。攻守交代の間にスコアボードに表示されることがあった。周波数は以下の通り。現在は全てのビジョンにおいて表示されていない。ただし、阪神が主催ゲームを行う場合には、ビジョンで案内されている。試合開催日の「練習見学ツアー」と、非イベント開催日の「ドームツアー」が開催されている。グラウンド・ベンチ・ブルペン、練習風景等を見学する事が出来る。本塁後方には上下2ヶ所にフルカラーLED広告板が設けられている。2010年までは、回転式広告板であった。2011年にはセンターバックスクリーンの2階部分にもLEDによる広告看板を設置した。大阪ドームのある千代崎3丁目は、もともと寺島(千代崎1・2丁目方面)と勘助島(大正区方面)に挟まれた川とも芦原ともつかないような場所で、1757年(宝暦7年)に前田屋新田、1773年(安永2年)に岩崎新田が開墾されて漸次陸地化した経緯を持っており、地盤は非常に軟弱である。加えて、1952年(昭和27年)に尻無川の上流区間が埋め立てられたが、大阪ドームはその埋め立てられた川跡に立地している。かつてGLAYなどの縦ノリが行われるコンサートを開催した際、ドーム周辺の住宅地において震度1~3程度の揺れを感じることがあったため、縦ノリを行なうコンサートには使用を規制している。縦ノリを行なわないコンサートでも、ジャンプ等は行わないよう、公演前に必ず観客に向けて念入りに注意を呼びかけており、観客席への通路にはその他の禁止行為を示す絵と文章が書かれている。この縦ノリ問題が大きく取り上げられるようになったのは、2003年末頃からである。GLAYは2005年に5大ドームツアー(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)を計画していたが、大阪ドームについてはこの縦ノリ騒動が発端となり、最後まで交渉を重ねたものの結局は決裂し、その代替会場としてインテックス大阪でライブを開催した経緯がある。このため、集客力の劣る同会場での開催が決定した後、GLAYは大阪公演だけは4日間と他会場より公演数を多めに設定し、かつ各日それぞれ違った構成でライブを開催した。また、地元・大阪出身の歌手である矢井田瞳も2001年と2002年の大晦日にカウントダウンライブを行ったが、2004年については大晦日ではなく12月18日に開催し、ライブも夜9時までに終わらせるようにした。また、この年の公演は“地震”対策として、グラウンド部分に設置するアリーナ席を大幅に減らし、縦ノリしにくい選曲でライブが構成されるまでに至った。さらに、このライブをもって矢井田は、今後ドーム公演を行わない方針を明かした。ただし、この件に関して矢井田本人のコメントによると、大阪ドームの縦ノリが原因ではなく、観客とよりダイレクトな空間でライブを行いたいために以前から決意していたことであり、大阪ドームでの縦ノリとは無関係であるとしている。阪神タイガースは親会社の阪神電気鉄道が運営会社(旧第三セクター)に出資した経緯があり、本拠地の甲子園に近いことや西大阪線の延伸予定地(現在の阪神なんば線)に近かったことから開場以来、地方開催として主催試合を行っている。当初は梅雨の時期と全国高等学校野球選手権大会の時期に1カードずつであったが、セ・パ交流戦の採用によって、2007年以降選抜高等学校野球大会の時期に1カード、全国高等学校野球選手権大会の時期に2カードというのが通例になっている(他の時期に1カード追加されたシーズンあり)。これにより死のロードの負担が軽減されている。2007年から2009年の3年間のシーズンオフにかけて行われた阪神甲子園球場の改修工事に伴い、阪神が10月以降の公式戦およびクライマックスシリーズ・日本シリーズに進出した場合に甲子園が使用できないこととなったため、スカイマークスタジアム(現:ほっともっとフィールド神戸)と共に代替球場として挙げられた。実際に2008年10月のクライマックスシリーズファーストステージの3試合が京セラドームで行われた(2008年10月の公式戦はスカイマークで開催)。2009年10月の公式戦は工期の見直し等により甲子園球場で開催された。1997年以後、読売ジャイアンツ主催の公式戦が年1 - 2試合行われている。そもそも関西での巨人主催の試合はフランチャイズ制が敷かれる前にもまれにあったが、フランチャイズ制が確立された1952年以後では、西京極球場でのオープン戦のみであった。しかし大阪ドームが誕生した1997年は読売新聞大阪本社が創刊45周年となったことから、これを記念して大阪での巨人主催試合を企画した。これ以後も1999年と2001年以後の毎年(但し2011年は開催せず)、原則として夏季(都市対抗開催中の長期ロード)に開催している。なお、阪神と巨人の対戦は、公式戦ではいずれの主催でも大阪ドーム(京セラドーム大阪)で開催された実績はない。このほか、オリックスと同じくパ・リーグに所属する福岡ソフトバンクホークスも2014年以降、「鷹の祭典」シリーズの一環として、毎年1試合の公式戦を開催している。2014年8月18日に対西武戦を初めて開催したが、ホークスが大阪で公式戦を主催するのは、ダイエーによる南海ホークスの買収で本拠地を大阪市から福岡市に移転した1989年以降初めてであった(公式戦の日程が発表されるまでは、ホークスの対戦相手がオリックスと報じられていた)。2015年も7月9日に対楽天戦を、2016年も8月18日に対西武戦を、それぞれ開催している。この球場では2001年9月26日に近鉄がリーグ優勝を決め、日本シリーズが開催されたが、日本一はヤクルトが決めたが神宮球場で決めたため、ドーム球場の中では唯一、日本一を一度も決めたことがない(2016年時点で、日本シリーズが開催されたのも2001年のみである)。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。