『クロスハンター』は、ゲームビレッジ(ネットビレッジ、現:fonfun)より発売されたゲームボーイカラー専用のロールプレイングゲームソフト。主人公や細部が異なる「モンスターハンターバージョン」、「トレジャーハンターバージョン」、「エックスハンターバージョン」の3バージョンが同時発売された。当時の『コミックボンボン』(講談社)誌上では主人公の職業や武器などに関するアンケート、敵キャラクターのアイディア募集などの読者参加型企画が行われたほか、本作のキャラクターデザインも務めたカイマコトによる漫画も連載された。「世界初の3バージョン同時発売」を念頭に企画されたが、発売が2000年秋→同年冬→2001年春と延期を繰り返したため、GBCソフト『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』(バトルオブグレイトデュエリスト)(2000年12月7日、3バージョン同時発売)に先を越されてしまった。「世界を平和に戻すため、魔王を倒す旅に出る」という、往年のRPGを彷彿とさせるストーリー。「ホライズン」と呼ばれる島を舞台に、一つの町を拠点にしながら島の各地のダンジョンに挑む。基本的な流れは「町に異変が起こる」→「ダンジョンのボスを倒して異変を止める」というもので、それらを繰り返しながら最後の敵である「魔王ザガン」に近付いていく。戦闘システムはプレイヤーキャラクターである主人公がNPCの仲間「ペット」に指示を出しながら自身も戦闘に参加する形式。戦闘が終了してダンジョンマップ画面に戻ると、キャラクターが必ず正面を向いてしまう。また、壁に向かって進んでも「歩いた」と認識されるため、モンスターと遭遇する確率は通常移動時と変わらない。本作のキャラクターデザインも務めたカイマコトにより『コミックボンボン』で連載された。「世界を侵略した悪の軍隊を倒す」という、ゲームと全く異なるストーリーが展開する。連載途中からキャラクターのデザインや頭身が変わり、作品内での雰因気も序盤がシビアな世界観と相反するコミカルな作風だったが、中盤以降から非常にシリアスなものになり直接的バイオレンス描写も増えた。後期になるとスクリーントーンが殆ど使われなくなるなど細かな変更が目立った。単行本化はされていない。また矛盾が発生しており、主人公の使う「月影流格闘術」のスタイルは素手だが、中盤から本来のスタイルは剣を使用した物であるという設定が追加されていた。
出典:wikipedia
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