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神戸市交通局1000形電車 (鉄道)

神戸市交通局1000形電車(こうべしこうつうきょく1000がたでんしゃ)は、1977年(昭和52年)から営業運転を開始した神戸市交通局(神戸市営地下鉄)西神・山手線用の通勤形電車である。アルミ製全長19メートルの車両で、片側に3つの客用扉を持つ。窓配置は扉間に3枚、車端部に1枚(先頭車の最前部はなし)である。張上げ構造の屋根や銀色の窓枠と合わせ、デザイン面で周辺の私鉄車両(特に阪急電鉄)の影響を強く受けていると言える。内装も、よろい戸式日除けやカバー付照明など、関西色が強い。当初から冷房装置を搭載して落成されており、これは同年登場の名古屋市営地下鉄3000形と並んで、日本の地下鉄車両では初めての事例である。現在は6両編成を組成し、編成中の電動車 (M) と付随車 (T) の構成は(MT比)4M2Tで、パンタグラフは下枠交差式を2、5両目に2基ずつ計4基搭載する。空気圧縮機は両先頭車に、制御装置は2、5両目に搭載する。落成当時は全編成が1C8M(1つの制御器で2両分8台のモーターを制御)自動可変界磁式電機子チョッパ制御(1,500V、1,400A、2100kW、合成周波数350Hz)であった。主電動機の出力は130kW(電圧375V、電流385A、85%界磁時定格回転数2,050rpm、最弱め界磁率50%)である。定格速度は35km/hである。回生ブレーキ、抑速ブレーキにも対応している。回生ブレーキは55%界磁から使用する。前面は微妙に湾曲しているものの切妻に近いが、天井近くまである大きな窓と縦方向に丸型の前照灯・尾灯を配しており、他に類を見ない独特の形態となっている。貫通路は2-3両目、4-5両目の間のみ扉付きの狭幅で、3-4両目は扉なしの狭幅、他は扉なしの広幅という特殊な形態となっているが、これは検査時に2両ごとに分割する必要性から来ている。外部塗色は神戸市電にちなみ、上半分を淡いグリーン、下半分を濃いグリーンとされた。また、窓上にも細い濃緑帯が巻かれるが、これは乗務員扉後部で窓下まで降りてくる。ちなみに、帯部分には1両あたり2箇所(先頭車は前面を含め3箇所)にシンボルマークであるUラインマークが描かれているため、該当部分では帯が途切れる。神戸市営地下鉄の開通に備えて製造された4両編成で、1101F~1106Fがこれに該当する。方向幕は当初前面のみであったが、2次車の導入後に側面にも取り付けられた。製造目的が最も多く、まずは輸送力の増強のために4両編成である1107Fと1108Fが製造された。そのあと5両編成化に伴い、本系列で初の付随車が製造された。後の大倉山延伸に伴う車両増のために製造された1109F~1111Fは製造時から5両編成で組成された。このときの増備車では扉の引き込まれ事故による怪我を軽減するため、戸袋部の隙間がさらに拡大されている。そのあと新神戸および学園都市延伸に伴い、1112F~1115Fが追加製造された。1次車の相違点は当初から側面に方向幕が設置されているほか、ホームからの扉の引き込まれ事故による怪我対策のため、車外の戸袋部の隙間が拡大されている点であり、1次車に側面方向幕が追加された現在では、車外の戸袋部の隙間にグレーのゴムが設けられているところが識別のポイントになっている。西神中央までの延伸による車両増のために製造されたグループで、1116F~1118Fがこれに該当する。2次車までとは大きく異なっており、外見では冷房装置は中型3台から大型2台(その後の2000形などと同等のもの)へ変更されたほか、客用扉の窓の下にあるステンレスのラインがなくなっている。その他、前面外部にもステップが追加された。内装面では妻面の貫通扉の窓が拡大されたこと以外は2次車以前とほとんど変わっていないが、天井を見ると風洞形状が大きく異なっており、扉付近には補助送風機であるラインデリアが設置されている。また、先頭車では運転台の仕様が変わり、助士席(車掌台)側の仕切り部に窓が設置された。そのあと1989年に6連化に伴い1400形が製造された。1416~1418はすでに製造された3次車編成と同一であるが、2次車以前の編成に組み込むために製造された1401~1415では編成美を統一させるため客用ドアの窓の下に再びステンレスのラインが入っている。ただし、既存の2次車以前とは異なり室内側にはステンレスのラインがない。また、2次車以前の編成は6連化を機に妻面貫通扉が2000形と同一のものに交換され、当該編成に組み込まれる1401~1415の妻面貫通扉は製造時からその仕様になっている。これによって、本系列の製造は終了された。1997年(平成9年)から、製造元の川崎重工業で毎年1編成ずつリニューアル改造が施工されており、この際に制御方式は3000形と同一のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御に変更された。また座席や化粧板も同時に交換されたほか、座席端部のパイプ形状も一部に変更がある。その後、座席はリニューアルと関係なく交換されるようになった。また、ドアエンジンは当初は空気式であったが、後に順次電気式に改造され、最終的にはリニューアル車の1103Fと非リニューアル車の1114Fが空気式で残されていたが、2004年頃に1114Fが電気式に改造され、そのあと1103Fも電気式に改造された。これによって西神・山手線の車両はすべて電気式のドアエンジンとなった。リニューアル車は"1000-01形"に形式変更されているが、これは書類上のことであり、通常は区別なく1000形と呼ばれている。車体に取り付けられている車両番号プレート類も変更は無い。基本的に編成番号が若い順(古い順)にリニューアルされているが、2000年(平成12年)に実施予定だった1104F(第4編成のこと。F=Formation=編成の頭文字。以下も同じ)は当時国民年金40周年記念のPRラッピング車に指定されていたため、順番が1106Fと入れ替えられ、同編成のリニューアルは2002年(平成14年)に施工され、同時にラッピングも解除されている。同編成のラッピングは2001年(平成13年)以降は41年目になるため、「40周年」の文字は消されていた。通常は通し運転される。他形式と共通運用。1977年の開業当初は現行の両端4両にあたる全電動車の4両編成で登場した。1983年(昭和58年)の延伸時に乗客増加を見越して1300形付随車を増結し5両編成となる。さらに、1985年(昭和60年)に西区の市街地まで延伸されたことやユニバーシアードの開催等で多客時の積み残し客(特に妙法寺駅)が恒常的に発生したことから、1989年(平成元年)に1400形付随車を増結し、現行のMT比4M2Tの6両編成となった。全編成ともさらに電動車2両を追加しての8両編成化(MT比6M2T)が無改造で可能となっている。4号車・は女性専用車。

出典:wikipedia

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