ポール・バード(Paul Gregory Byrd , 1970年12月3日 - )は、MLBの右投右打の投手。アメリカ合衆国ケンタッキー州ルイビル出身。1972年にケンタッキー州ルイビルで生まれ育ったバードは、周囲がアメリカンフットボールやバスケットボールをしているなか、野球ばかりやっていたという。シンシナティ・レッズのファンで、ジョニー・ベンチに憧れていた。高校卒業時の、シンシナティ・レッズからドラフト13巡目で指名されたが、ルイジアナ州立大学へ進学。大学では3年連続でカレッジ・ワールドシリーズに出場し、のドラフトでクリーブランド・インディアンスから4巡目で指名され入団。11月18日にトレードでニューヨーク・メッツへ移籍。7月28日にメジャーデビュー。メッツでは2年間所属し、全てリリーフで55試合に登板。11月25日にアトランタ・ブレーブスへトレード移籍し、8月14日にウェーバーで放出されフィラデルフィア・フィリーズへ移籍。に先発ローテーションに入り、15勝を記録。6月5日にホセ・サンティアゴとのトレードでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍。バード独自のワインドアップ投法を取り入れたには17勝を記録。シーズン終了後、フリーエージェントを宣言したバードに対し、投手再編を迫られたアトランタ・ブレーブスが2年総額1,000万ドルを提示して獲得。のスプリング・トレーニングで1イニングを投げた時点で右ひじに違和感を覚え、故障者リスト入り。その後、トミー・ジョン手術を受けた。は全休、も19試合の登板で8勝7敗にとどまった。ブレーブスでは期待外れの成績に終わったが、グレッグ・マダックスらメジャー最高の先発投手やレオ・マゾーニーと出会い、コントロールの大切さを学んだという。はロサンゼルス・エンゼルスで12勝11敗を挙げ、からは古巣のインディアンスでプレイ。は15勝8敗を記録したが、ボストン・レッドソックスとのリーグチャンピオンシップシリーズ最中の10月21日にサンフランシスコ・クロニクルがパードが2002年から2005年にかけて成長ホルモンを使用したことを報じた。バード本人は「目的は脳下垂体腫瘍の治療のため、医師の管理のもとに使用した」と使用を認めた。12月13日に発表されたミッチェル報告書にパードの名前が記載された。そして、8月12日に後日発表選手との交換トレードでそのレッドソックスへ移籍した。2008年7月1日には、著書『フリー・バード』が発売された。バード自らがクリスチャンとして成長してきた過程がつづられ、元チームメイトのジョン・スモルツが序文を書いている。2008年シーズン終了後にフリーエージェントとなったバードは、1月14日に家族と過ごすため、開幕時はどこのチームと契約しないことを明らかにし、プレーする場合はシーズン後半に契約することになるだろうとの意向を示した。8月5日にレッドソックスとマイナー契約を結んだ。8月30日にメジャーへ復帰。同日のトロント・ブルージェイズ戦で先発投手として6回を無失点に抑え、復帰戦を勝利で飾った。
出典:wikipedia
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