護憲(ごけん)には以下の意味がある。ここでは、上記のいずれについても記述する。立憲政治を擁護する主張ないしは政治的立場のこと。詳細は用語の使用者などが主張する立憲政治の内容によって異なり、以下のような例がある。憲法を擁護することであるが、現在日本では「日本国憲法の条文の全てについて変更するべきではない」とする主張ないし政治的立場のことを指す。現在、国会に議席を有する日本共産党・社会民主党の左派・革新政党が日本国憲法第9条を前面に出して日本国憲法を一部を除いて維持する立場を取っていること、国会に議席を有する自由民主党・日本維新の会・日本のこころを大切にする党などの保守政党が憲法9条を含む日本国憲法の改正案を提案したりしていることから、単純に左派・革新的な立場がすべて「護憲」派で、保守的な立場がすべて「改憲」派とされるが、憲法9条に限っては、1970年~1980年代には日本共産党が国民の合意を前提としつつ、憲法改正による最低限の軍備保有を方針とした時期があり、また第1章の象徴天皇についても共産党は廃止して共和制に移行する立場をとっているなど、保革の思想と護憲・改憲は一対一で結びつくものではない。55年体制の崩壊後、日本共産党・社会民主党の国会に対する影響力が弱まり、野党第1党の民進党(旧民主党)も護憲ではなく創憲を主張していることから、“保守”と“革新”による“改憲”と“護憲”という従来の対立軸は崩れつつある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。