ブランドン・ダグラス・モス(Brandon Douglas Moss, 1983年9月16日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州モンロー出身のプロ野球選手(一塁手または外野手)。右投左打。現在は、MLBのセントルイス・カージナルスに所属している。のMLBドラフトでボストン・レッドソックスから8巡目(全体238位)で指名され、プロ入り。それまでは投手兼内野手としてプレーしていたが、すぐに外野手にコンバートされる。にはAA級ポートランド・シードッグスで133試合に出場し、打率.285・12本塁打・83打点を記録。はAAA級ポータケット・レッドソックスでプレーしていたが、忌引休暇でチームを離れたエリック・ヒンスキーに代わって8月6日にメジャー初昇格。同日のロサンゼルス・エンゼルス戦で、4回裏からマニー・ラミレスに代わって左翼手の守備に入りメジャーデビュー。8月10日にヒンスキーの復帰によりAAA級ポータケットに降格するが、ロースターが40人に拡大された9月1日に再びメジャー昇格。レッドソックスの外野陣はマニー・ラミレス、J・D・ドリュー、ココ・クリスプ、ジャコビー・エルズベリーらがいたため層が厚く、出場のチャンスに恵まれない中で15試合に出場し打率.280を記録した。同年オフのウィンターリーグでは、一塁手に挑戦している。3月25日、東京ドームで行われたオークランド・アスレチックスとのメジャー開幕戦では、6番右翼手でスタメン出場(試合前の打撃練習で腰の張りを訴えたJ・D・ドリューの代役として出場)。6回表にタイムリーヒットを打ってアスレチックスの先発ジョー・ブラントンをマウンドから引きずり降ろし、1点を追う9回表にはクローザーのヒューストン・ストリートから自身メジャー初本塁打となる起死回生の同点本塁打を打つ活躍を見せ、レッドソックスの開幕戦の勝利に大きく貢献した。シーズン中、トレード期限となった7月31日にマニー・ラミレス、ジェイソン・ベイを軸としたロサンゼルス・ドジャース、ピッツバーグ・パイレーツそしてレッドソックスの3球団による三角トレードが成立し、クレイグ・ハンセンと共にパイレーツへ移籍し、ベイの代わりの外野手として起用される。は開幕戦スタメンこそ勝ち取るもののギャレット・ジョーンズ、デルウィン・ヤングの台頭もあり、ピンチヒッターとしての起用が多くなる。はスプリングトレーニングから不振のため、ほとんどをマイナーで過ごす。、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約。9月に昇格するが出場はほとんど無く、シーズン終了後FAとなった。12月1日、アスレチックスとマイナー契約を結んだ。6月6日に昇格し、昇格後9試合で4試合連続を含む6本塁打を放ち不振にあえぐ打線のカンフル剤となった。結局、シーズン通して一塁手としてクリス・カーターとのプラトーン起用されながら265打数でチーム3位の21HR、OPS.954とチームの地区優勝に大きく貢献した。は、一塁ないし右翼のレギュラーに定着し、145試合に出場。自身初の30本塁打・80打点のラインをクリアし、大砲としてチームに貢献した。30本塁打は、ア・リーグ8位タイの数字だった。守備成績は一塁でも右翼でも芳しくなく、一塁は111試合で7失策・守備率.990・DRS - 12、右翼は27試合で1失策・守備率.978・DRS - 4という内容だった。1月17日にアスレチックスと410万ドルの1年契約に合意した。この年は、自身初めてMLBオールスターに選出された。レギュラーシーズンの成績を、前年を僅かに更新する自己ベストの147試合に出場。2年連続で打率を落として.234だったが、25本塁打を放って81打点を叩き出し、3年連続20本・2年連続80打点のラインをクリアした。喫した三振153は、自己ワーストを更新してしまった。守備では、2013年以上にプラトーン性が強くなり、67試合で一塁、56試合で左翼、34試合で右翼を守った。一塁では5失策・守備率.990・DRS - 4と相変わらず良くない内容だったが、左翼では±0、右翼では + 6のDRSを記録し、外野守備では健闘した。2014年12月8日にジョーイ・ウェンドルとのトレードでクリーブランド・インディアンスへ移籍した。1月16日に球団と年俸調停を回避し1年総額650万ドルで契約を結んだ。ここではライトのレギュラー格として起用され、移籍するまでに94試合に出場。持ち前のパワーを発揮して17二塁打・15本塁打と長打を量産したが、打率.217・106三振とミート面では芳しくなかった。ライトの守備は79試合で守りに就き、4失策・守備率.975・DRS - 3という成績で安定感を欠いた。また、10試合でファーストも守った。2015年7月30日、マイナー選手1名とのトレードでセントルイス・カージナルスへ移籍した。加入後は51試合に出場し、打率は移籍前より上昇して.250だったが、4本塁打・8打点という物足りない数字に終わった。カーディナルスでは主にファーストを守り (32試合) 、無失策でDRS + 1という堅実な成績をマークした。外野では、ライト (3試合) よりもレフト (10試合) を多く守った。なお、インディアンズ時代との通算では、145試合の出場で打率.226・19本塁打・58打点という成績で、3年連続で続けていた20本塁打以上が途切れた。速球を得意とするパワーヒッターであり、2012年から3年連続で20本塁打以上を放っている。一方で三振が多く、同期間中は出場試合数とほぼ同数の三振を喫している。守備では、一塁手・左翼手・右翼を守り分けるユーティリティ性を持つ。
出典:wikipedia
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