東大手駅(ひがしおおてえき)は、愛知県名古屋市中区三の丸四丁目にある名鉄瀬戸線の駅。駅番号はST02。明治末期に開業した東大手駅は太平洋戦争中合理化を図って駅の統廃合が実施された時、営業休止となった。1976年(昭和51年)2月15日、瀬戸線の栄町乗り入れ工事開始に伴い、休止中の当駅より堀川駅までの区間が廃止された。この時、一時的に東大手駅の北隣駅である土居下駅が移設され、営業区間の暫定終点として機能した。1978年(昭和53年)8月20日、栄町乗り入れ工事の完成により東大手 - 栄町間が開業し、同時に土居下駅が廃止された。東大手駅は大津町駅を代替する急行停車駅として34年ぶりに復活し、今日に至っている。相対式2面2線のホームを持つ地下駅である。正確には栄町地下トンネルの途中にある駅となる。終日駅員配置駅。史跡である名古屋城の外堀の真下にある。そのためホームの拡張・延長(4両→6両)が困難であるといわれる。駅出入口は2ヶ所あり、いずれも東区三の丸四丁目所在となる。改札口は1ヶ所のみで、上りホームに直接つながっているが、下りホームへは階段を利用する。エレベーター・エスカレーターはないが、2016年(平成28年)度の名鉄の事業計画によると、出入口と改札口を結ぶエレベーターが設置される予定である。始発駅の栄町駅が改修工事の完了により面目を一新したのに対し、当駅はバリアフリー非対応であることや、天井の諸配管がむき出しであるなど、1978年の開業以来の古く暗い姿のままで大きな差がある。自動改札機は、南隣の栄町駅とともに名鉄では最も早くに設置されている。利用者のほとんどが瀬戸方面への乗客である。他の名鉄の路線との接続がなく、地下鉄の市役所駅や市バス(基幹バスを含む)の市役所バス停などに近いため、当駅から栄町への乗客は極めて少ない。朝夕は県庁や名古屋市役所などへの通勤客や明和高校へ通学する高校生などで賑わう。
出典:wikipedia
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