『クイズ!年の差なんて』(クイズ としのさなんて)は、1988年10月26日から1994年9月8日までフジテレビ系列局で放送されていたフジテレビ制作のクイズ番組である。桂三枝がで出演していた「ナイトinナイト」(朝日放送製作)の火曜日に放送されたクイズバラエティ番組『おっちゃんVSギャル』を基礎とした番組で、同番組の成功を受けて三枝がこれとほぼ同じ趣旨のクイズ番組をフジテレビに持ち込んだものだった。出演芸能人がアダルトチームとヤングチームに分かれて解答をする。アダルトチームには常識であってヤングチームには知られていない問題、逆にヤングには常識でアダルトが知らない問題を交互に解答し、その「常識」の違いを楽しむということをテーマとした番組である。現代・過去の世相、風俗、流行をクイズ形式で紹介するものでもある。番組開始当初は水曜日の30分枠だったが、人気が上昇し、高視聴率をキープしたため、1990年10月に木曜日の1時間枠に移った。1990年ごろから1993年の夏ごろまでは20%を超える高視聴率をキープ、当時の女子高生たちが使いやすい言葉遊び形式のクイズを取り入れていたことなどから、ティーンエイジャーの流行語を生み出した。「アウトオブガンチュウ」、「バッチグー」や、言葉の略語など。また、木曜に移行してからは「ナイター中継」があった場合のみ30分の短縮版を放送(この場合クイズVTR開始前のタイトルコールで三枝が「サーティー」を付け足していた。スポンサーは従来の半分程度となる)。中止の場合は1時間での放送(1994年度は休止した)。1993年10月のリニューアルから、1年後の1994年9月8日の2時間スペシャルをもって終了した。レギュラー放送の終了後、1996年4月4日に『クイズ!年の差なんて ガンガンスペシャル』が放送された。2006年6月13日には『カスペ!』にて藤井隆・MEGUMIの司会で『クイズ!年の差なんて 2006スペシャル』として10年ぶりに復活した。また、2007年2月13日にはフジテレビ制作の映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』の公開記念として『クイズ!年の差なんて バブルへGO!!スペシャル』と題して放送された。また、それ以降は特別番組の放送は行われていないが、フジテレビONEの番組『アイドリング!!!』の企画で「クイズ!年の差なんてごっこ」が行われることがある。放送日が『Wぅ杯 番組交流戦スペシャル』期間中で番組紹介を兼ねていた。以下の『』には、各解答者のモニターに表示されていた番組名を記載。映画『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』公開記念で放送。通常の「ヤングチーム」対「アダルトチーム」ではなく、バブル期に青春を謳歌した35歳以上の「バブルチーム」とバブル期を体験していない26歳以下の「アンダーバブルチーム」の対抗戦形式で行った。クイズはアダルトチームとヤングチームのチーム対抗戦形式で行われる。問題は、アダルトチームのみ解答する「ヤング問題」、ヤングチームのみ解答する「アダルト問題」、全員が解答する「共通問題」の3種類があり、解答は番組開始当初は筆記式。最終問題などを除く各問題には「NGワード」が1つ設定されており、これを書いてしまうと、書いた人一人につき20点減点され、減点分が相手チームの得点に加算される。チームの得点が0点の場合は、0点のままで相手チームへの加算のみ行われる。NGワードはスタジオでは正解発表後に発表される。視聴者にはシンキングタイムの音楽が終わったところでNGワードのテロップが表示された。初期後半には、NGワード発生時にNGバードが登場し効果音も「NG〜、NG〜」と連呼するのになっていたアダルトチーム(青緑の解答席)とヤングチーム(赤紫の解答席)は4名ずつ。セットは街をイメージしており、アダルトチームは得点板横の柱に「ADULT AVE.」、ヤングチームは得点板上の看板に「YOUNG ST.」と表記していた。正解すると解答席にある星型ランプが1個ずつ点灯し、個人の成績を表す。その下には大きな×マークがあり、NGワードを書くと赤く点滅する。のちに星型のランプが撤去され、アダルトチームの解答席の形が丸いものになった。初期頃は、ヤング問題ならアダルトチームだけでなくヤングチームも、アダルト問題ならその逆といった具合に解答した。その為、星型ランプは5個ある。得点は例えばヤング問題ならヤングチームは10点、アダルトチームは20点、アダルト問題ならその逆だった。第一回の第一問は「コロコロ、ボンボンとは一体なんでしょう?」で、正解はコミック雑誌の名前。最終問題は共通問題で、NGワードの設定は無し。正解時の得点は20点。「見返り美人」とある会社等の美人当てや「年の差 カップル当てクイズ」女性(男性)を見て、その彼氏(彼女)を当てる4択クイズが出題された。優勝チームは番組の最後に海外旅行をかけたゲームを行う。裏返された4×3のパネルの各項目から1つずつ選んで文章をつくるもの。このゲームで使うパネルは専用のセットが用意され「年の差ボード」と呼ばれていた。パネルを開く時のSEはナムコ(当時)のファミコンゲーム『ファミリーテニス』で使用されているSEの一部である。放送日時変更に伴いセットもリニューアルし、アダルトチームは蒸気機関車を背景にした青緑の解答席(後に蛍光色の黄緑)、ヤングチームは蒸気船を背景にした濃橙の解答席(後に蛍光色の橙)になった。後にテーブルの上に早押しランプも置かれる。また、解答席の×が表示される部分に、フラッシュ状に白く点滅する電飾効果もプラスされた。シンキングタイムのBGMには『テトリス』の「Northern Countries Mambo」をアレンジしたものが使われ、番組の名物となった。この番組のいわゆる全盛期にあたる時期である。通常のクイズ(筆記式の問題)の他、以下のようなコーナーがあった。また、初期から正解時や全員不正解時の効果音・BGMは無かったが、指名歌詞穴埋めクイズや早押しクイズで正解したときは効果音(ファンファーレ)が流れた。1991年8月あたりからネームプレートがそれまでの手書き体からナールフォルトに変更(「クイズダービー」と同じだった)。さらに、1992年4月からは上記のとおり、解答席がリニューアルした。セットをリニューアルし、アダルトチームはちょうちょを背景にしたてんとう虫の形をした解答席、ヤングチームはぶどうを背景にしたメロンの形をした解答席になった。セットリニューアル直後は、両解答席共に外側を囲むように白熱電球が点滅するものだったが、後にフラッシュ状に白く点滅する電飾に変更された。番組ロゴ文字も前の物が立体的に表現された。また、筆記式の問題(書き問題)の解答方法がフリップ式からモニター式に変わり、解答席の上部にモニターが設置されたため、得点表示板が中央のマルチ画面の横に移動した。答えチェックの為のキノコ型のテーブルもあった。シンキングタイムのBGMは、ザ・ベンチャーズのLet's Goをアレンジしたものに変わり、「NGワード」発表時のSEも変更された。セットと開始当初から使われた番組タイトルロゴがリニューアル。同時に初期の出演者が降板。中期から絶頂期のころの出演者の一部は残留。アダルトチームは赤の解答席、ヤングチームは青の解答席になった。また背景には、大小2つの直角三角形でアダルトのA、ヤングのYを表していた。更に、筆記式の問題(書き問題)がモニター式から再びフリップ式に変更され、これに伴いチームの得点表示板も解答席の上部に戻った。また、他にも以下のような変更がなされた。また、以下のコーナーがあった。解答席は2段の雛壇、NGワード発生時は解答席には赤い「NG」の文字が点滅した。。中期の「指名制歌詞穴埋め問題」、末期の「年の差 HIGH&LOW」もあった。この時の優勝チームには旅行・賞品ではなく賞金100万円だった。内容は中期ルールをベースに行われた。内容は通常のルールと全く別の形式で行われた。いずれも1時間枠移行後(1990年10月以降)。フジテレビONEのバラエティ番組『アイドリング!!!』では、複数回にわたって当番組のパロディ企画が行われた。
出典:wikipedia
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