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高麗航空

高麗航空(コリョこうくう、 コリョハンゴン 英:Air Koryo エアーコリョ)は、朝鮮民主主義人民共和国平壌市中区域東城洞に本社事務所を置く国営航空会社である。同国のフラッグ・キャリアかつ唯一の航空会社で、平壌を拠点に国内線・国際線を運航している中規模の航空会社である。IATA航空会社コードはJS。1954年設立の旧・朝鮮民航の運航部門を1993年に分離し、現名称に変更した。平壌国際空港を拠点空港とし、中国・ロシア路線を中心とした国際線と清津・元山等の国内線を運航する。同国発着路線では市場占有率一位である。2016年現在10機あまりを保有するが実際の稼働率は低く、4機の旅客機で北京、上海、瀋陽、ウラジオストクの4つの定期航路を運航している。航空会社コードの「JS」は、朝鮮民航の名残で、「朝鮮」を朝鮮語で読んだ「チョソン (Jo-Sŏn 北朝鮮1992年式での表記)」の頭文字に由来している。コーポレートカラーは朝鮮民主主義人民共和国の国旗と同じ赤色を基調とし、一部空を形容した水色を使用する。2013年頃までは客室乗務員制服のジャケット・スカートも赤色であった。機体の塗装は、朝鮮民航のころとほとんど変わっていないが、当初は、垂直尾翼には国旗ではなく、朝鮮半島の形に似せた水色のコウノトリを赤い丸で囲んだロゴマークを描いていた。現在は、朝鮮民航時代と同様、垂直尾翼には国旗を描いており、コウノトリのロゴマークは機体前方へと移動している。2014年頃までに変更された客室乗務員制服のジャケットにもロゴマークが入っている。本社事務所は平壌中心部、平壌駅から北へ約2kmのヘルスセンター蒼光院の前にある。朝鮮民主主義人民共和国における航空事業は、旧ソビエト連邦合弁による「SOKAO」が独立後の1950年から行っていたが、朝鮮戦争により運航休止を余儀なくされた。朝鮮戦争終結後の1954年に「朝鮮民航(Choson-Minhang、Korean Airways)」(CAAK)が設立され、1955年9月21日から運航を開始した。朝鮮民航は、他の社会主義国においても見られた民間航空会社と民間航空行政が一体化した組織であった。当初はLi-2やAn-2、そしてIl-12といった旧ソ連製双発レシプロ機を運航しており、1960年代になってIl-14やIl-18といったターボプロップ機が導入された。近代化は大変遅く、最初のジェット機であるTu-154が導入されたのは1975年のことであり、この際に平壌とプラハ・東ベルリン・モスクワ線を開設した。Tu-154が中距離航空機であったため、途中イルクーツクとノボシビルスクを経由していた。こうした状況は長距離機材のIl-62が導入された1982年には解消し、そのときにはソフィア線も開設された。また、国際航空運送協会に加盟したのは1977年のことであった。朝鮮民航の国際路線は東西冷戦終結とその後の財政難により、旧東側諸国への路線も大きく縮小した。1993年、国家主席金日成によって航空行政部門と航空営業部門が分離され、後者が「高麗航空」と名称を変更し現在に至る。なお、外形上は会社の形態をとっているが、現在も国営企業である。高麗航空は以下の理由により、EUによってEU諸国内の運航、航行禁止処置が取られている。当初、2006年3月から全面運航禁止だったが、2010年3月にEUはツポレフ Tu-204の2機による運航を認めると発表した。2012年12月12日 中華人民共和国政府は、自国に離着陸する航空機の安全管理を大幅に強化する方針を固め、航空機衝突警報装置など、ICAO(国際民間航空機関)の安全基準に達しない朝鮮民主主義人民共和国の航空機に対し、中華人民共和国国内の空港への離着陸を禁止する旨を発表した。基準をクリアした航空機は、現在ツポレフ Tu-204しか保有しておらず、資金が不足する朝鮮民主主義人民共和国当局が外国の航空会社に対し、ICAOの基準に達する航空機のリースを問い合わせているが、リースが決定したとみられるのは、アントノフ An-148が1機のみで、高麗航空による対応の遅さにより、中華人民共和国と朝鮮民主主義人民共和国の航空交流が事実上中断する危機を迎えている。イギリスの航空リサーチ会社、スカイトラックス社は、「Skytrax Global Airline Ratings」に基づいて作成される「利用したくない航空会社ワースト15」というランキングを発表しており、高麗航空は全600社あまりの中から、2012-2016年の5年連続でワースト1に選ばれている。「添乗員を含むスタッフの言語能力(英語が話せない)」「乗客への気配り」「機内でのエンターテインメント(映画、ゲームなど)」「乗り継ぎの際の対応」「スタッフの数」などが5段階評価の1の評価となった。2000年代後半に至るまで、ソ連製のツポレフTu-154やイリューシンIl-62、ツポレフTu-134など、いずれも1960年代から1970年代に開発された旧式の機体で占められていた。2000年代以降ロシア製の新造機、ツポレフTu-204とウクライナ製のアントノフ An-148が導入された。2016年現在、主な運用稼働機はこの2機種4機で他機材は登録されていても実質、順安国際空港で野ざらしになっている機体も多い。アジア諸国のフラッグキャリアの中で、唯一旧西側諸国製の航空機材を運用したことがない。2014年現在も政治的・財政的な事情でボーイングやエアバス、エンブラエルやボンバルディアなど旧西側諸国の機体は導入されていない。また、これまでにワイドボディ機の導入もない。なお、同国の民間航空機に割り当てられた機体記号は“P”だが、同国には他に民間航空会社がないため、この機体記号を持つのも高麗航空のみである。(参照:CH-Aviation)国際定期便は、全て平壌国際空港(通称・順安空港)発着。2014年現在。かつてはソフィア(モスクワ経由)、ベルリン(モスクワ経由)、マカオなどにも定期便を運航していた。なお、他社とのコードシェア運航などは行われていない。南側(大韓民国政府支配地域)へもソウルをはじめ、必要に応じてチャーター便が運航される。2002年に開催された釜山アジア大会および翌2003年に大邱で開催されたユニバーシアードに来訪し、話題となったいわゆる“美女応援団”の往来に際しても、この高麗航空がチャーター便を運航し、彼女らの足を担った。かつて、日本へも年に1 - 2回の割合で名古屋空港(現:名古屋飛行場)と新潟空港にチャーター便が乗り入れ、在日朝鮮人の祖国訪問やマツタケの輸入、日本人などの観光客の輸送手段として活用されていたが、乗り入れ機材のツポレフTu-154Bが日本の騒音基準に適合しなくなった上に、北朝鮮の核開発に対する制裁もあり2002年以後は一度も乗り入れていない。なお、新東京国際空港(現名称:成田国際空港)へは、1985年に行われたユニバーシアード神戸大会へ選手団を送るため、一度だけイリューシンIl-62による特別便を運航したことがある。2006年11月22日・12月1日・12月10日の計3回にわたり、初めて中国大連空港との間にチャーター便を運航した。これは、主に在日本朝鮮人総聯合会関係者を乗せるために運航したと説明し、現時点では再運航の予定は無い模様である。国際線はエコノミークラス(Y,B)とビジネスクラス(C)の3クラスが設定されている。各クラスに於いて機内食や飲料の提供と免税品機内販売、スクリーンでの各種映像放映、新聞・雑誌閲覧サービスが行われている。客室乗務員の制服(女性)は2014年までに変更され、紺色を基調とした現代的なミニスカートスーツとなっている。世界各国の航空会社の格付けを行っているイギリスのスカイトラックス社による2013年時点の評価では、評価対象航空会社で唯一の「1つ星」(最低評価)であり、高麗航空の評価が極めて低いことが分かる。国外からは同社カウンターおよび同社代理店で予約・購入できる。オンライン予約は2012年8月から開始した。いずれも電子航空券(eチケット)である。韓国の朝鮮日報は、1970年以降以下のような事故があったと報じているが、公式には確認されていない。

出典:wikipedia

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