メットライフ生命保険株式会社(メットライフせいめいほけん)は、日本の生命保険会社で、アメリカ合衆国最大の生命保険会社であるメットライフの日本法人である。日本国内におけるアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(以下、アリコ)の営業は、長らくアリコが日本支社(通称・アリコジャパン)を設けて直接行っていた。2011年4月にアリコがメットライフ傘下になったことを受けて通称を「メットライフアリコ」に変更した。2012年4月、新たに日本法人となるメットライフアリコ生命保険を設立し、従来のアリコ日本支社が締結した保険契約をすべて日本法人に移している。2014年7月に商号をメットライフ生命保険に、ブランド名を「メットライフ生命」にそれぞれ改めた。外資系生命保険会社の第1号であり、日本で40年の歴史を有する。販売経路としては、約5,000名のコンサルタント社員、約10,500店の保険代理店、テレビや新聞広告等を媒介とする通信販売、102の銀行や信用金庫等を通じた金融機関による販売の4つにチャネルが分かれている。損害保険業の保険料自由化などの規制緩和が起きた1998年以降、AIGグループのアメリカンホームダイレクトなどが実施し始めた30秒~60秒程度のインフォマーシャル形式のテレビ・ラジオのスポットCMの大量出稿を開始した。2000年代以降は主婦層の主要視聴時間である9時00分 - 19時00分(いわゆるソープオペラの時間帯)の番組提供としてCMを集中的に放映中。ターゲットマーケティング手法を用いて購買層を細分化した生命保険商品の開発と、ワイドショーや報道番組風の構成で保険の特徴を宣伝する90秒CMによって認知度を上げ契約数を急増させた。売上高の最大2割程度を広告宣伝費に投じて、トヨタ自動車や資生堂と肩を並べるCM出稿量を誇り、キャラクターの城ヶ崎祐子は一時CM露出時間日本一になった。マーケットリサーチのため、多数のフリーダイヤル番号を並行使用している。CMキャラクターは四半期毎に見直され、獲得成績の低い者は次々入れ替えられる事と相俟って、企業イメージが一定しない嫌いがある。同社の戦略に倣い、当初は自動車保険のCMだけを行っていたアメリカンホームダイレクトも第三分野保険のCMをアリコと並行してTVCM出稿をしている。テレビ番組で60秒以上のCMを流すときには、提供クレジットで企業名が読まれるのが普通であるが、アリコジャパンの場合、2005年1月から2006年12月までは社名が読まれずに「ご覧のスポンサーの提供でお送りします(しました)」及び「ご覧のスポンサーがお送りします(しました)」という省略形になっていた。例外として、テレビ朝日の『報道ステーション』では30秒の提供でも読まれていた。その後、2006年の年末期(主に11月・12月)には、一部放送局の番組を除いて社名が読まれることもあり、2007年1月からは、また社名が読まれるようになった。とはいえ、90秒の場合に、キャッチコピー「ほっと安心な保険」と言うことはないが、朝日放送の『新婚さんいらっしゃい!』の場合は30秒であるにもかかわらず、「いいないいなのアリコジャパン」と言ったことがある。2006年1月から、サウンドロゴをリニューアルし、イメージキャラクター「アリ子」が登場する。また、平日日中、夕方のニュース、情報番組を中心に、同じ外資系会社のP&Gと共にセットで番組提供をする場合が多い。地方局ではスポット枠でも数多く流されている。中にはフリーキャスターが出演する情報番組風なCMのパターンがあるが、あまりにもリアルに出来ているため紛らわしいという苦情も出ている。「※これはアリコのコマーシャルです」という断り書きのスーパーを出すCMも存在し、現在でも断り書きが入っているCMが放送されている。上記経緯にもあるとおり、2011年4月より「メットライフ アリコ」に変更することに伴い、メットライフ側のイメージキャラクターであるスヌーピーが2010年秋以降のCMに登場している。そして2013年4月1日より、一社提供ミニ番組『Happiness is…』がフジテレビで開始、冒頭ではチャーリー・ブラウンとスヌーピーが乗る飛行船が登場する。
出典:wikipedia
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