LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

近鉄1010系電車

1010系電車(1010けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道の一般車両(通勤形電車)である。電算記号はT(10番台)。本項ではその前身の920系電車についても記述する。1972年、京都線の輸送力増強を目的に920系として登場した。一部機器を600系から流用して製造されたため、吊り掛け駆動方式で、電気ブレーキも装備していなかった。このため運用は限定され、通常の営業運転時では京都線・橿原線・天理線と、奈良線大和西大寺駅 - 近鉄奈良駅間の運用しかできなかった。車体は8400系と同等の普通鋼製で、乗降扉は片側4箇所、座席はロングシートで、車両間の貫通路は幅の広いものとなっている。モ921 - 929(奇数) + モ922 - 930(偶数) + ク971 - 975の3両編成5本が製造された。製造当初は冷房装置を搭載していなかった。先述の通り600系の一部機器を流用したため駆動方式は吊り掛け式で、モーター出力は140kW、主電動機はMB-213AFを装備する。制動装置はHSC。制御装置は三菱電機製のABFを搭載する。電動車の台車は空気バネのKD-74を新造したが、制御車の台車は同時期に廃車された車両のものを改造して利用した。KD-74は将来のカルダン化を想定しての採用であり、実際にカルダン化された現在でも使用されている。集電装置は菱形式のPT-42がモ920形(偶数)に2基装備された。1982年から、駆動方式を吊り掛け式からカルダン駆動方式に、制御方式を抵抗制御から界磁位相制御に変更する改造工事が行われた。その際、制御器は8000系の回生制動化によって発生したMMC制御器を流用して改造した日立製作所製MMC-HTR-20Eに交換し、主電動機は廃車となった10100系の三菱MB-3020Eに交換された(出力は125kWから132kWに増強)。以上の改造によって回生ブレーキが使用可能になった。同時に冷房装置の搭載も実施された。空気圧縮機はHS-10をMc車に、電動発電機は日立製HG-634をTc車に搭載する。WNドライブ変更後の車両性能は1000系の3両編成車と同一で、起動加速度は3.2km/h/s、最高速度は110km/hである。京都線・橿原線での3両編成の運用が減少したため、1987年から1989年にかけて、全車が名古屋線に転属した。この際改番が行われ、性能面や機器面でほぼ同一となっていた1000系に続くモ1010-モ1060-ク1110となったほか、連結器高さの変更などの改造が行われた。1992年から1993年にかけて一回目の車体更新(A更新)が行なわれている。車体更新により車体外装の改修と、車内内装材は1230系に準じたものに交換された。後に旧型車からの流用だったク1110の台車は廃車発生品のKD-51Hへ変更された。2006年から2007年にかけて1012F・1013F・1015FにB更新(延命工事)が高安検修センターにて行われた。抑速ブレーキを装備しない車両が新青山トンネルを越えて高安検修センターまで自力回送されるのは当時としては異例のことであった。更新内容は車体外装の交換や7020系に準じた内装材への交換を中心に、ワンマン運転対応工事(車外スピーカー、電光式ワンマン表示器の設置など)、ク1110形台車をKD-64A空気バネ台車への交換が行われた。B更新に前後して車体連結部の転落防止幌設置も行われた。2016年4月現在、3両編成4本12両が明星検車区に所属している。名古屋線の準急・普通を中心に運用されており、他に平日早朝の近鉄四日市駅発着急行や山田線・鳥羽線の普通列車でも運用されている。ワンマン運転対応の車両は湯の山線・鈴鹿線でも運用されている。2013年11月に1014Fと1012Fが五位堂検修車庫に自力回送され、1012Fと1014Fからモ1062・モ1064をそれぞれ抜き取り、名古屋寄りからク1112 + モ1064 + モ1012に組み換えた。この際、ク1112はク1116に、モ1064はモ1066に、モ1012はモ1016に改番が行われ、同年11月22日付で1016F(電算記号はT16)として車籍を登録された後に同年11月30日に営業運転に復帰した。転落防止幌は設置されているが、両端のTc・Mc車は1012F時代にB更新とワンマン改造、固定窓化が行われており、中間M車は1014F時代にB更新が施工されていなかったため、先頭車と中間車で内装や車体外見の違う編成を組んでいる。外されたク1114、モ1014、モ1062は高安車庫に留置されたままとなっていたが、ク1114およびモ1014は同年11月22日付で除籍され、2014年1月に廃車解体となった。その後、2014年10月にモ1062のワンマン機器撤去と電装解除、再度の車体更新の上でサ8177に改番され、車齢が50年近くに達していた8600系8617Fの中間T車サ8167の廃車代替として転用され、8600系に編入して8617Fの中間に組み込み新たな4両編成とされた。同時期に製造された1000系、8400系には廃車が発生しているが、2013年4月時点では本系列の廃車は発生しておらず、製造された3両編成5本(15両)全車両が在籍していた。しかし、2013年11月には上記の組成変更により余剰となった1014Fの先頭車2両が1010系では初の除籍となり、2014年1月に廃車解体された後に同年2月上旬に高安車庫から搬出された。同年10月には先述の中間車転用により、2015年現在までに3両の車籍抹消が発生している。注釈出典

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。