LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

私鉄沿線97分署

『私鉄沿線97分署』(してつえんせん97ぶんしょ)は、1984年10月28日から1986年9月14日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜20時から放送されていた刑事ドラマである。全90話。第2回ATP賞ベスト20指定番組。東京都多摩地域西部、「多摩川市」を管轄として「田園プラザ」に庁舎を新設された所轄警察署「第97分署」は、庁舎の完成を待たず開署を優先させたため、空調もないプレハブの仮庁舎となっていた。この97分署を舞台に刑事たちが所轄内で起きるさまざまな事件を捜査する。ハードな銃撃戦や爆破シーンが目立った前番組『西部警察』から一転して、本作は人情味溢れるドラマ部分に主眼が置かれた。また、劇中に於ける警察機構の設定がよりリアルになり、例としては、これまでの刑事ドラマの若い刑事は概ね「アパートに居住している」ということが多かったが、本作の若い刑事は独身寮に住んでいるという設定となり(実際の独身の刑事も"待機所"を兼ねた所轄署の独身寮に居住する)、拳銃の取り扱いについても、捜査中の刑事が常に拳銃を携帯しているわけではなく、使用許可を得てから使うという現実に沿ったものである扱う事件もいたずら電話や嫌がらせ、万引きといった程度の、実際に所轄署単独で取り扱うレベルの軽犯罪がほとんどを占めていたが、中には軍事基地の護衛などといったスケールの大きい話もあった。放映期間中のメンバーチェンジは多数あったが、いわゆる「殉職」はなく、理由は全て転属や転職とされた。97分署の犯罪検挙率は他の署より低く、その人情に偏った捜査方針が問題視されているという設定も加えられた。タイトルロゴやコメディタッチなオープニング、サブタイトルなど、従来の刑事ドラマの雰囲気を払拭した試みがなされつつも、ハードなエピソードが用意されたりもした。所轄名に日本の警察制度上実在しない「n分署」の名を冠した設定にはエド・マクベインの警察小説『87分署シリーズ』の影響が少なからずあると思われる。「97」には当時実在する警視庁管内の警察署が96署だったため、その次に新設された最新の所轄署との意味合いがある。97分署には検視官は配置されているが鑑識課・鑑識係がなく、事件発生時の鑑識出動は隣接する「多摩中央警察署」の鑑識課員が臨場していた。また検視官室ではパソコンを使用していたが、番組スポンサーの関係でホビーパソコンであるMSXを使用し、「リアリティに欠ける」との声があった(製作当時、本来はオフィスコンピュータやデータベースにつながったダム端末が使われていた)。白バイなどのバイクもヤマハ発動機の物が使われている。また、署内セットにある電話機群も開始当初はエンドロールにクレジットされている「明星電気」社製を使用していたが、その後、スポンサーの一つである「チェスコム」社製の転送電話機をビジネスホンとして流用していた。また、前番組の『西部警察』の出演者である渡哲也と武藤章生も出演しており、他にも覆面パトカーなどの車両も引き続き使用されたほか、製作会社が国際放映であるにもかかわらず、『西部警察』の製作者であった石原裕次郎の計らいにより、石原プロ・にっかつのスタッフがそのまま引き継ぐ形がとられた。このスタッフ編成は、後番組『どうぶつ通り夢ランド』まで引き継がれた。最終回は97分署新庁舎へ向かう警察車両の車列がプレハブ庁舎を離れるシーンで幕を閉じており、最後まで新庁舎での活動は描かれなかった。撮影はおもに、神奈川県横浜市緑区(現・青葉区)のたまプラーザ(美しが丘・新石川)、あざみ野(荏子田・すすき野)近辺で行われた。本作の撮影・本放送当時、新興住宅街だったため空き地が多く見られたが、現在は都市化が進み、当時の面影はあまり残っていない。撮影用の97分署プレハブ庁舎は2つ設置され、1つは横浜市山内図書館前の空き地に、もう1つは東京急行電鉄田園都市線たまプラーザ駅南口の駐車場に設置されていた。第1シーズンのオープニングでは、たまプラーザ駅前の東急百貨店近辺の風景が、第2シーズンのオープニングでは住宅展示場(TVKハウジングたまプラーザ)の看板が映っている。第1シーズンのエンディング映像は、東急田園都市線・二子玉川園駅(現:二子玉川駅)から二子新地駅にかけての前面展望で、すれ違い列車として現在は東急線から姿を消した初代東急6000系電車、営団(現:東京メトロ)半蔵門線8000系電車が映されている。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。