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ピノコ

ピノコとは、手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』に登場する架空の人物である。第12話『畸形嚢腫』(単行本第2巻)で初登場。資産家の娘である双子の姉の体のこぶ(奇形腫)の中に脳や手足、内臓等がばらばらに収まった状態で登場する。それまでもあちこちの病院で摘出手術を受けようとしたのだが、念力で手術道具を破壊したり、テレパシーで医師等を狂わせるといった超能力で手術を妨害するために手がつけられず、無免許医師であるブラック・ジャックの病院に運び込まれた。ブラック・ジャックも当初は妨害を受けたものの、「摘出しても培養液に入れて殺さない」と説得をして麻酔をかけ摘出する。その後、一人の女児として組み立てられた。この超能力は畸形嚢腫の時だけ発揮されており、その後は全く使う描写はない。この『畸形嚢腫』では結末としてピノコが組み立てられた翌日に、ピノコが転院する患者である姉と初対面し、寝たままの姉を踏みつけて激昂する場面があり、ピノコが自由に動ける人間になったように描かれている。しかし、かなり後に描かれた第93話『水とあくたれ』では、組み立てられたまま全く動けないピノコの体を案じ、食事を離れた場所に置いて突き放すという数か月間のスパルタ教育でピノコにリハビリをさせていたことを語る場面があるため、設定に不整合が発生している。そのため、文庫版ではこのピノコと姉の初対面は姉が一年後の定期健診に来た時と修正されている。姉とはその後何度か再会する。だが、家柄ゆえに世間体を気にする相手方や姉本人にも拒絶されており、ピノコ本人もよほどの事情が無い限り姉と会うことを拒絶している。ただ、ピノコの姉が自殺を図って記憶喪失になり、ブラック・ジャックのもとで治療を受けたことがあった。その際、たがいに相手が実の姉妹であることに気付かなかったために、姉の入院中だけはかえって本当の姉妹らしく振舞うことができた。名前の由来については、ブラック・ジャックが劇中で「ピノキオが由来」と語っている。詳細は不明だが、「ブラック・ジャックが嚢腫を人型に組み立てる様を、ゼペット爺さんがピノキオ人形を組み立てる様に見立てた」「嚢腫から人間となった少女を、木人形から人間となったピノキオにたとえた」などの説がある。顔や胴体部分が合成繊維でできた皮膚を使っているので、水に入ると溺れてしまい、まったく泳ぐことができない。泳ぎたがっていたピノコのために、ブラック・ジャックが海水の数倍の塩分濃度のある水を入れたプールを用意したことがある。このプールの中では浮力が大きいため浮くことができ、泳ぐこともできたが、3分以内に上がらないと合成繊維ではない部分の肌が荒れてしまうとブラックジャックが忠告している。体質的に泳ぐ事が出来ない事もあるが、カナヅチな描写もある。しかし、泳げる描写もあるため、克服した可能性がある。髪の毛は生えているわけではなく、被せている。しかし、腫瘍の中に髪の毛も入っていたので、地毛ではある。だが、強風に煽られたり、水に濡れても髪の毛が外れることは無い。もちろん伸びることもないため、髪を切る描写はなく、いつも同じ髪型である。生まれた時に18歳と自称し、作中で21歳まで加齢しているものの、身体の成長は幼児のままで止まっている。体のほとんどは本物なため、普通の人間と同じように、風邪もひいたり、空腹を感じたり、涙を流す。ただし、人間の痛点のほとんどは皮膚にあるため、痛みや熱さを通常の人間と同じように感じているかは不明である。顔は医学雑誌に掲載された公害病患者のロミという少女の顔を元にして作られている。もっとも、正常に双子の妹として誕生していれば姉と同じ容姿であった可能性は高い。ブラック・ジャックとともに生活するただひとりの家族であると同時に、ブラック・ジャックが全幅の信頼を寄せる忠実な助手でもある。戸籍上の年齢は実質0歳だが、いままで患者の体内で生きてきたことを理由に自分は18 - 20歳(話によって18歳と書かれていたり20歳と書かれていたりする。また、ピノコがそのことについて「手塚治虫という人が適当に書いたせいだ」と語る話がある)の「としごよ(としごろ)のレレイ(レディ)」だと言い張っている。連載最終話では自称21歳・戸籍上は1歳となる。実際の知性や行動は見た目どおりの幼稚園児程度。実際に幼稚園に入ったこともあるが、園で暴れて入園を拒否された。ブラック・ジャックの「おくたん(奥さん)」と自称しているが、ブラック・ジャック自身は娘のように扱っている。嫉妬深い一面も持っており、ブラック・ジャックが若い女性と関わることを嫌う。「奥さん」であるため、ブラック・ジャックのために一生懸命ラブレターを書いたり、バレンタインには大きなハート型のチョコレートをプレゼントしたりしている。嬉しい時や、ブラック・ジャックを褒める際にキスする事もある。家事全般は全てピノコの仕事。身長が低いため、帰ってきたブラック・ジャックのコートを掛けるために自ら考案した道具を使用したり、洗濯物を干す際や料理の際に脚立に登ったり、椅子を使用しているが、誤って洗濯機の中に落ちた事もある。昼ドラの時間に合わせて家事をこなすが、いつも間に合わないようであるが、家事を止めてドラマを優先する。初期は、社会的なことを知らなかったため、ブラック・ジャックをバットで殴って起こしたり、焦げたパンをナイフで脅して無理やり食べさせたり、ブラック・ジャックが睡眠薬で眠らされたときはからしを一瓶まるごと口に入れて目を覚まさせたりなどしていた。その他にも第216話『コレラさわぎ』ではブラック・ジャックが不在のときに入院した患者が様々な障害を起こしたため、対処しきれず、大量の薬をシロップで割ったものを患者に飲ませようとしていた また、風邪薬と勘違いして、ブラック・ジャックが自殺しようとしていた人間から取り上げた青酸カリ入りのカプセルを飲んでしまって大騒ぎになった事がある。動物好きであり、患者用のベッドで子猫を温めていたり、家の軒下に住む猫家族の子猫が怪我している事をブラック・ジャックに知らせて治療させようとするが、親猫にブラック・ジャックが引っ掻かれて頭にきたブラック・ジャックが武力行使で無理矢理引き離そうとすると「やめてぇ」と止めていた。アルビノの子ライオンを可愛がっており、ブラック・ジャックの提案に対して反対し、子ライオンを抱えて家中を逃げ回ったが、ブラック・ジャックに諭され納得した。通りがかりに車に轢かれた野良犬を見てブラック・ジャックに助けるようせがみ、ブラック・ジャックが「うちは動物病院じゃない」というと、泣いてひっくり返りながら駄々を捏ね、周囲に心配されたブラック・ジャックが恥ずかしくなり、止む無く野良犬を連れ帰ることに成功させている。完治した野良犬は「ラルゴ」と名付けられ、ブラック・ジャックの家で飼われるようになった。(原作でラルゴはブラック・ジャックとピノコを救う代わりに家の下敷きになり亡くなっているが、アニメ版ではペットとして飼われている。)第16話『ピノコ再び』では、ブラック・ジャックは自らが病気にかかってしまい万が一の時に孤独になってしまう彼女の将来を想って養子に出したが、ブラック・ジャックを慕ってピノコが戻ってきた時、ちょうど彼は自分自身を手術しており、手術道具を忘れるミスを犯し、出血を止められず死ぬ寸前であったのをピノコが助けた。結局養子の話はなくなり、以後ピノコは主に自宅で手術を行う時はブラック・ジャックの助手として付き添うようになる。ただし、非人道的とも受け取れる手術に関してはピノコが関わらないようにブラック・ジャックも配慮しているようである。ピノコの希望で高校受験をさせたことがある。このときも呆れるブラック・ジャックに対し、自分が18歳であることを主張し、ブラックジャックもしぶしぶ承諾している。当然、戸籍上では1歳で、見た目も幼児そのものであることから初めは受験を拒否されたが、ブラック・ジャックが大金を叩いて、何とか受験させることができた。しかし、試験中にピノコが強い精神的緊張のために倒れてしまう。果たして、ピノコに試験に合格する力があったかはわからないが、無謀な受験のためにでさえ大金を積むブラック・ジャックの親心が垣間見える。医療の現実に苦悩する主人公のそばで明るく振舞い、主人公に生きる事の奇跡を案じさせる名脇役・ムードメーカー・コミックリリーフとして、読者の人気を勝ち得た。助手といっても医学教育を受けていないため、基本的にできるのは手術の準備や医療器具の手渡し程度に限られている。しかし、ピノコの何気ない行動や施術の際のアイデアがブラック・ジャックの医療行為に役立ったりする。中にはピノコ自身が積極的に発案してブラック・ジャックが手術を成功するのに大きな支えになったこともある。手術前の準備や、器具の受け渡しなどの補佐から、入院患者の食事の世話や更には爆破事故により大手術を経てブラック・ジャックにより厳しいリハビリを強いられた患者に対して励ましたり、叱ったりと看護師としての役割以上の仕事をこなしている。普段はブラック・ジャックも口には出さないが、彼女のことを最も信頼しており、作中でもピノコのお陰で手術が成功した際は「最高の助手」と語っている。連載最終話「人生という名のSL」では、夢の中に八頭身になったピノコが現れたが、「八頭身の美女にも興味は無い」と言ったあと落胆するピノコを見て、「お前は私の奥さん、それも最高の妻じゃないか」と夢の中で発言している。また、この時の彼女は別の話に登場する「ピノコが夢見る八頭身」の彼女とは違う容姿である。ピノコが白血病になった際、血液の総取り替え以外に方法がなく、あらゆる手段を使うも、血の繋がった双子の姉に移植を断られ、為す術が無く最後の夢を叶えるためにピノコを八頭身にする手術をする直前、麻酔を掛ける際にピノコに最後の言葉として「お前にだけは生きて欲しかった。」と語りかけた。得意料理はブラック・ジャックの好物でもあるカレーライス。最初の頃は料理が下手(というより、知識がなかった)だったため、カレーですらまともに作れず、あまりの不味さにブラック・ジャックは泣きながら「いつになったらまともにカレーを作れるんだ」と言われたり、味噌汁にソースを入れていたが、次第に揚げ物をしたり、魚をさばいたり、キチンとした夕食を作っている。臨機応変な部分もあり、卵を買った直後に転んですべて割ってしまったが、もったいないからと店の台所を借りて20個分の卵で卵焼きを作ってブラック・ジャックに食べさせたこともある。ブラック・ジャックが釈放されたり、裁判に勝っても負けても、カレーを作る。しかし、めでたい場合はカレーに小さな国旗を刺している。現在の三頭身の体から、八頭身の美女になるのが夢であるが、上述の通り身体の成長は止まっており、叶わぬ夢である。リメイク作品の1つである『ブラック・ジャック〜青き未来〜』(脚本:岩明均、 漫画:中山昌亮)は、時系列的に本編より後年の作品であり、老いたブラック・ジャックが登場する。この作品中で、ピノコの成長した姿も描かれている。これについては作中で、サイボーグ改造された結果である事が間接的に記述されており、ピノコは常人離れした身体能力を示している。発声が上手くない。特にサ行をタ行に、濁点をラ行に、ラ行をヤ行に置き換える、独特の幼児語を話す。「アッチョンブリケ」「シーウーノアラマンチュ」などの独自の言葉を発することもある。ちなみに幼女として組み立てられる前の状態ではテレパシーらしきもので会話していたが、この時は普通の言葉遣いだった。ある時、ブラック・ジャックから発声練習をしたほうがいいといわれることがある。怒ったときや驚いたとき、感動したときなどに使用される言葉。ポーズは両手の手のひらを両頬に強く押しつけ「アッチョンブリケ」と叫べば完成である(ポーズの仕方は「わくわく宝島」のブラックジャックブースの建物にかかれていた)。テレビアニメ『ブラック・ジャック』の中では「みんなでアッチョンブリケ」という企画が発足し、全国でユニークなアッチョンブリケを募集した。また同じくアニメでピノコにジュースと間違えられ患者に出すバリュウムとも言えるものを飲まされ腹痛を起こしたブラック・ジャックが腹を痛めながら、苦し紛れに「アッチョンブリケ」と叫んでいる。第208話『ブラック・ジャック病』等で、後半を省略して「アッチョ」と言う場面がある。第88話『報復』でピノコが「アッチョンブリケはピノコが作った言葉」と言っている。

出典:wikipedia

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