サンダーバード2号(サンダーバード2ごう)は、SF人形劇『サンダーバード』に登場する架空の超音速有人原子力輸送機(原子力推進機)である。メインパイロットは、トレーシー一家の三男バージル・トレーシー。機体色は濃緑色がベース。作品に登場する多くのメカの中で最も人気が高い。救助活動に必要な装備を輸送する為の大型輸送機。先行発進したサンダーバード1号等の指令により、カテゴリー別に必要装備、機材をあらかじめ搭載したコンテナポッドを発進時に適宜換装することで、出動時間を短縮している。機体自体が揚力を生み出すリフティングボディと、安定揚力を得る為の前進翼、VTOL機能を採用。ただし、リフティングボディは後付設定であるため、コンテナを外して胴体に大きな穴が開いた状態でも問題なく飛行している。巨大機、高重量ながら高速、安定飛行を実現する。なおコンテナポッドを外した状態でも飛行可能である。設定上の大きさは全長、全幅、全高ともに実在する巨大機のボーイング747に非常に近く数メートル異なるだけである。が、実在の飛行機とは比べ物にならないほど胴体が太く、相対的に翼は小さい。そのためリフティングボディと言う設定が後付された。本機には輸送機としての機能だけでなく、救助活動拠点の為の様々な設備が搭載されている。その他、護衛用のミサイルポッド(コクピット後部上面)、周囲監視用のビデオカメラ(機首)、ワイヤーガン、ウィンチ式耐熱救助用ケージ、電磁式捕獲クレーン(以上コクピット下部)等が装備されている。これらを活用する事で、同機自体を用いた救助活動を行う場合もある。さらに劇場版「サンダーバード6号」では、コクピット下からマシンガンを出し、敵アジトを跡形もなく破壊した。本機の一番の特徴は、換装可能なコンテナポッドである。コンテナポッドの底面にはドラム缶のような滑走用の車輪が配されており、発進時の移動はこれを使用する。コンテナポッドは使用用途、搭載機材やメカニックごとに6つのポッドがあらかじめ準備されており、カテゴリーごとにナンバリングされている。これらのコンテナポッドは、本機に電磁式にロックされ、現場まで輸送される。発進前の換装および現場陸上での展開の際には伸縮式の着陸脚が伸びる事で機体をリフトアップする。水上では一定高度からそのまま投下する事もある(番組初期。中期以降は2号が海面近くまで降下してから投下していた。なお水上からの回収は映像化されていない)。リフトアップ後はコンテナ前面の扉が傾倒する事で、コンテナ内のメカニックの発進スロープを兼ねる。なおナンバー4を除き、扉は後面にもある。国際救助隊本部(トレーシー島)からは、偽装された小型飛行機用の滑走路と隠蔽式の発射台を使用して発進。以上の複雑な行程を約2分以内に完了する。大型輸送機。操縦者の左腕のコントローラーにより外部からの無線操縦が可能であり、天井部のハッチが手動で楽に開閉できる構造であるため、輸送だけでなく救助活動にも活用される。落雷等で操縦不能に陥った際は、コンテナ内のポッドモジュールのコアを予備操縦系統として使える。水上から4番コンテナを回収する際にはワイヤーを使用する(このワイヤーは、重量物吊り上げにも使用される)。形状的には機体側部吸気口から尾翼付根迄の推進機構部が角張った物になっている。なお旧作で明示されなかった格納庫内のコンテナ間隔調整機構は廃止され、その代りに本機の主翼を上方に折り畳む機能が追加された。又偽装滑走路のヤシの木は路面自体に真の滑走路を隠匿する機能が付加された為に路面ごと外側に展開する。発進定位置で滑走停止して折り畳んでいた主翼を水平位置に展開し、以後は旧作と同様の発進シークエンスとなる。
出典:wikipedia
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