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仮面の忍者 赤影

『仮面の忍者 赤影』(かめんのにんじゃ あかかげ)は、横山光輝作の忍者漫画、およびそれを映像化した特撮テレビ番組、テレビアニメ作品、劇場映画。1966年(昭和41年)、東映は白土三平の漫画『ワタリ』のテレビドラマ化を企画していたが、先行して制作された映画『大忍術映画ワタリ』について原作者の白土がその内容に激怒し東映との絶縁を宣言。テレビドラマ化の企画も白紙化してしまった。しかし、企画は頓挫した時点で既に一部のキャストやスタッフの手配に動いており、東映は急遽、白土と同じく忍者漫画の大家である横山光輝に原作を依頼。横山はこれに応じ、人気作『伊賀の影丸』の連載を終了して、新たに「週刊少年サンデー」にて『飛騨の赤影』の連載を開始した。この原作は、その後東映京都と関西テレビによって特撮テレビドラマ『仮面の忍者 赤影』として実写化され、全52話が1967年4月5日 - 1968年3月27日まで関西テレビ及びフジテレビ系列で毎週水曜日19:00 - 19:30に放送された。このTV実写化に合わせ、原作漫画の『飛騨の赤影』のタイトルも、テレビドラマと同じ『仮面の忍者 赤影』に改められている。原作は正統派の忍者漫画だが、テレビ特撮版は怪獣、UFOなど何でもありの世界観で人気を博した。スポンサーは三洋電機(現・パナソニック)の一社提供であった。「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に『金目教』という怪しい宗教が流行っていた…」というアバンタイトルにあるように藤吉郎は天下平安を願い、飛騨の里の影一族に助けを求め、赤影、白影、青影の三人の忍者が駆けつける。かくして彼らは藤吉郎の命を受け、奇っ怪な忍者集団との戦いを繰り広げてゆく。巨大な独楽やパラソルに乗って姿を現す忍者など、奇想天外な作劇が印象的な赤影であるが、倉田・山内両監督らはいかに面白い忍術絵巻を描くか、スタッフ全員に宿題のようにしてアイディアを提出させた。スタッフはどんな忍術が使えたら面白いか自分の子供に尋ねたり、頭を絞って番組中の忍術合戦を盛り上げた。その結果、敵忍者にはどう見ても戦国時代の者とは思えない出で立ちをした怪人物が次々と登場し、空飛ぶ円盤「大まんじ」や、巨大なロボット「金目像」などといったSF的なアイテムが次々と繰り出されてゆく。また敵忍者が用いる武器・小道具も、アクアラングや扇風機、リボルバー拳銃など、どう見ても現代の製品が堂々と画面に登場したりといささか暴走気味の演出に、。一方で、スタッフに自由に考えさせその発想を大胆に活かす試みは制作現場に大いに活気をもたらし、作品成功の強力な原動力になった。結果的に敵忍者とその忍術の描写が時代考証を無視した破天荒なものとなっていったことは事実であるが、一方で忍者以外の人物の衣装・風俗はきちんと設定の戦国時代ものの様式で揃えられており、そこは時代劇のメッカたる東映京都の矜持が示されている。ドラマを支える俳優陣も、当時の時代劇でおなじみの顔ぶれが確かな演技力で彩りを添えた。第3部・第4部では方向性が若干代わり、毎回のように怪獣が登場して怪獣特撮番組の様相を呈してきた。その代わりとして第1部・第2部とは異なり、敵忍者の描写はオーソドックスな時代劇的なものとなった。平山は、ストーリー展開については脚本の伊上勝に任せていたと述べている。本作はカラー番組にすることを条件に、広告代理店の電通が持ち込んできた企画で、その裏にはスポンサーである三洋電機のカラーテレビを売るという戦略があった。当時は、ほとんどの家庭が白黒テレビで、関西テレビ内でも意見が割れた。しかし白黒では将来売り物にならないという考えからカラー放送を決めた。本作はテレビ初のカラー時代劇であり、『マグマ大使』『ウルトラマン』に次ぐ3番目のカラーテレビ特撮作品であり、スポンサーの三洋電機がカラーテレビのタイアップを行なっていたことから、主人公一派の人物は赤影、青影、白影と「色彩」を強調した作品になっている。この「色別のヒーロー集団」というコンセプトは後の『秘密戦隊ゴレンジャー』に受け継がれた。関西テレビが制作した初のカラー作品で唯一の特撮作品でもある。同社の注力も並々ならぬもので、加藤哲夫プロデューサーによれば、1時間番組で100万円が相場の時代に、30分1話あたり約200万円という破格の制作費が費やされていたという。放映終了からおよそ1年後に、新撮影されたカットを追加した『飛びだす冒険映画 赤影』が劇場公開されている。前述のように元はテレビドラマ版『ワタリ』として企画されていたものが頓挫し、急遽本作へと変更されたという経緯がある。そのため映画版『大忍術映画ワタリ』で「ワタリ」と「爺(四貫目)」を演じた金子吉延と牧冬吉が、本作にスライドする形で「青影」と「白影」を演じている。対して、赤影の配役決定は若干遅れた。赤影役は東映から出された三人の候補から、テレビ側のプロデューサーである関西テレビの加藤哲夫が「目に光のある役者」という理由で坂口祐三郎を選んだ。本作のイベントで赤影が仮面を取った時は観客の女の子が「キャー」と大騒ぎしたという。プロデューサーとしてクレジットされている平山亨は、東京撮影所の『キャプテンウルトラ』に掛かりきりで忙しく、実際に現場を仕切ったのは関西テレビの加藤哲夫と東映京都テレビプロダクションの高田正雄である。赤影たちの忍者装束には、スキーウェアが使われた。動きにくいうえに、夏は汗びっしょりだったそうである。劇中で、青影が食べる忍者の携帯食は、ゼリービーンズやマーブルチョコレートだった。第一部・第四部に登場する「大蝦蟇」、「大蜘蛛」、「怪竜」は、東映京都が本作に先んじて制作した映画『怪竜大決戦』に登場したキャラクターを流用したもの。これらの造形物の改修とあわせ、いくつかの怪忍獣の造形は『怪竜大決戦』に続けて造形会社エキス・プロダクションが行なっている。人気作品だったのにもかかわらず、怪忍獣たちは放映中は商品化に恵まれず、当時人気だった「ソフビ人形」の題材にもなぜか選ばれることはなかった。また、後年流行になった百科事典形式の怪獣本でも、第三部のドグマ、ガッポ、ジャコーや、第四部の怪忍獣すべては、雑誌『宇宙船』vol.11(1982年、朝日ソノラマ)で本作の特集が組まれるまで個別に紹介されることがなく、番組の知名度に反してマイナーなキャラクターたちとなっていた。第11話の冒頭、にせ赤影に斬られる侍役で数カット出演しているのは、東映京都専属の大部屋俳優・川谷拓三である。後にヤクザ映画の数々の体当たりの演技で飛躍し名バイプレイヤーとなる川谷であるが、当時はまだ台詞があるか無いかという程度の無名の斬られ役であった。甲賀流忍者である祈祷師・甲賀幻妖斎が率いる謎の宗教。霞谷(かすみだに)七人衆と呼ばれる甲賀忍者の一団を使って、金目像を中心とした本陣を建設し、京に攻め上らんと企む。霞谷七人衆は、歌舞伎をベースにしたキャラクター作りが行われている。第一部で死んだと思われた甲賀幻妖斎が結成し、南蛮人ペドロが発明した巨大エネルギーの秘密を隠した「デウスの鐘」、「サタンの鐘」、「マリアの鐘」の三つの鐘を手中に収めんと暗躍する、甲賀忍者の一派。「大まんじ」という、飛行・潜行自在な機械仕掛けの巨大な球状の要塞兵器を操る。紀州根来山中の「暗闇寺」に巣食う、根来忍者の一派。頭領・暗闇鬼堂に率いられ、天下を手中に収めんと企む武将・夕里弾正と結託し、目的成就の暁に「夜の世界を譲り受けること」を条件に、織田信長を討たんとする。巨大な「怪忍獣」を手懐けており、これを操って京への道中にある信長らを執拗に追う。魔風雷丸が率いる怪忍者集団。甲斐と信濃を本拠地としている。「影の里」に伝わる、巨大エネルギーを隠した「黄金の仮面」を狙って里を襲い、赤影の父・烈風斎を亡き者にした。雷丸の正体は、巨大な一つ目のとかげ忍獣「じじごら」であった。いずれも東映ビデオより発売。2013年4月から10月まで、Youtubeの「東映特撮 YouTube Official」にて配信が行われたほか、2015年9月から2016年2月までより再配信が行われた。「赤影と青影の忍者2人」対「悪の忍者集団」との戦いを描く。全50話。以下の3部に分かれる。後述のテレビアニメ化にあわせて、1987年より週刊少年チャンピオンで連載。赤影は少年〜青年風で旧作を踏襲。白影は中年風でアニメ版の描写に近い。青影は少年だが、女形として女性に変装して活動する忍者として養成されたという設定になっており、そのため女言葉で喋る。金目教・甲賀幻妖斉が一向一揆や武田信玄と共闘したり、赤影が織田信長を支持する理由が本人の口からはっきりと述べられており、史実との連携が考慮されているのが特長。作中の武田信玄の描写に関しては、直前に横山光輝は新田次郎の小説の『武田信玄』の漫画化を手がけており、その影響が見られる。また甲賀忍者の中には中国の武将風のキャラクターデザインの者もおり、『三国志』や『項羽と劉邦』の影響も見られる。作中での主な舞台は旧作の江南から木曽山中に変更されている。アニメの終了にあわせて、打ち切り気味に(金目教団との決着があっさりつき、幻妖斉ら一部の敵の末路が明確に描写されないまま)、連載が終了した。神崎将臣作画の『仮面の忍者 赤影 Remains』(秋田書店)全4巻が刊行(掲載は『プレイコミック』2012年7月号 - )。フジテレビの『月曜ドラマランド』枠で単発のビデオドラマ化されたもの。赤影役は黒崎輝、青影は「少年忍者」ならぬ「中年忍者」として高田純次が務め、白影が登場しない代わりに舞影というオリジナルキャラが登場。放映日:1985年(昭和60年)8月26日、19時30分~20時54分1987年10月13日から1988年3月22日まで東映動画(現:東映アニメーション)制作、日本テレビ系列で全22話(+1話未放送)が放送された。この放映に合わせて週刊少年チャンピオンにて、横山によって新作漫画『新・仮面の忍者赤影』が連載された。特撮版を全話手がけた伊上勝の息子である井上敏樹が脚本に加わっており、親子二代で同シリーズに携わることとなった。上記2曲を収録したCDは、日本コロムビアより発売(カセットテープ版も発売されている)。※放送日時は1988年2月中旬 - 3月上旬時点、放送系列は放送当時のものとする。

出典:wikipedia

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