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全国高校野球選手権大会中継

全国高校野球選手権大会中継(ぜんこくこうこうやきゅうせんしゅけんたいかいちゅうけい)は、朝日放送(ABC)の制作で放送される「全国高等学校野球選手権大会」の中継番組タイトルである。正式には頭に「第○○回」が付く。いわゆる夏の甲子園の中継である。番組は、地上波テレビ、AMラジオ、BSデジタルの3つのメディアによる同時中継、およびCSデジタルによる録画放送により実施されている。地上波テレビとAMラジオでの中継は、朝日放送開局当初から放送されており、半世紀にわたり続けられている伝統的な番組である。スタートしたのはラジオが1952年の第34回大会、テレビが1957年の第39回大会から。試合終了後の通路での勝利インタビューは、ABCでは選手に対して行っている。勝利監督へのインタビューはNHKが行っているが、準決勝終了後のみ両局とも選手・監督それぞれにインタビューを行う。決勝終了後はプロ野球の試合終了後のヒーローインタビューに似る形で監督と選手数名が、グラウンド上のお立ち台に上ってインタビューを受け、その音声は場内にも流される。テレビは開局当時・「大阪テレビ放送(OTV。MBSの前身、新日本放送および毎日新聞社との合弁)」。そのため春のセンバツも当初はOTVから放映され、実質独占中継であった。ABCテレビがJNN系であった1974年までは、当時キー局だったラジオ東京テレビ→東京放送(現:TBSテレビ)、中部日本放送(現:CBCテレビ)(CBC、放送初年より)、山陽放送(RSK、1958年から)を始めとするJNN各局や、JNN未ネット地域では開局まもない民放テレビ地区第1局でもネットされていたが、1975年に現在のキー局であるNETテレビへ移った事により、ANN系へ移行(腸捻転解消参照)。それ以降、ANN系の平成新局が開局された地域は、その局へネットチェンジされて現在に至る。東京放送、中部日本放送、山陽放送の3局は当初完全中継を実施していた。東京地区ではNETテレビ、東京12チャンネルが開局から数年間放送した事があった。これらの局は開会式と決勝戦のみ放送が多い。2001年以降NNN/NNS系列に関しては、クロス局の福井放送(NNN/NNS系列・ANN系列)、県内に1局しかない徳島県の四国放送(NNN/NNS系列)を除き、地区第2局へ移行している(山梨放送(NNN/NNS系列)→テレビ山梨(JNN系列)、北日本放送(NNN/NNS系列)→富山テレビ放送(FNN/FNS系列)、高知放送(NNN/NNS系列)→テレビ高知(JNN系列))。衛星放送においては、1988年に初めてハイビジョンでの生中継(試験放送)を実施し、2000年まで続く。2001年から、前年に開局したBSデジタル放送のBS朝日が全試合を試合終了まで生中継している。CS放送ではスカイ・Aが「サテライトABC(ch.O<チャネル・オー>)」として開局した1990年より実施。毎年夕方から全試合録画中継しているが、1995年の第77回から2000年の第82回まで、ハイビジョン試験放送の映像を利用して生中継を実施していたこともある。また2015・2016年は準決勝と決勝の合計3試合を地上波などとは別に2015年は4K試験放送「Channel 4K」、2016年は「スカパー!4K総合」で生中継した(詳細は後述)。近畿広域圏のABCでは、OTV当時の1957年がスポンサーのつかない時間に放送できなかったものの、翌年以降は全試合をほぼ完全中継放送している。他のANN系列局では、主に地元代表校の試合を中継する。さらにBS朝日でも全試合生中継で全国放送される。決勝戦は2014年まで地上波ではANN系列24局に加え、福井放送(NNN/NNS系列・ANN系列)、山陰放送(JNN系列)、宮崎放送(JNN系列)、テレビ高知(JNN系列)、テレビ山梨(JNN系列)、富山テレビ放送(FNN/FNS系列)を加えた全国最大30局ネットで放送されていた。但し、決勝戦が平日に当たった場合、他系列の地方局では編成の関係からネットの見送りや放送時間の短縮を行うこともある。2006年は決勝戦が引き分け再試合になり、再試合も全国ネットされた(同様の事例である1969年は一部の局のみが再試合を中継)。2015年の決勝戦は、前年までネットワークセールス枠だったのがローカルセールス枠へと変更されたことによりテレビ朝日がネットを見送り、同局以外の同系列フルネット全23局で放送した(北陸朝日放送と琉球朝日放送では「直前情報」を自主編成番組に差し替え、決勝本編のみネットした)。2016年の決勝戦は7局ネットとなり、ABC、北海道テレビ以外のネット局は「CATレディースゴルフトーナメント」の放送があるため15:00までの放送(ABCとHTBは当日深夜に録画放送)。なお、全国ネットの定時番組枠の確保等の観点から、1-3回戦についてはほぼ完全中継が可能な土曜日を除き11時台後半-14時前後までは一旦中断するが、1985年以降この時間帯はサンテレビジョン・京都放送(KBS京都)・びわ湖放送・奈良テレビ放送・テレビ和歌山にリレー中継をしている。(1990年代初め頃までは平日午前8:30-9:30にも同様のリレー放送をしたことがあった)。2003年以降は、ABCや前述のリレー中継局で1日に複数の試合を中継する場合に、中継の時間帯によって試合と試合の合間に7分間の「インターバルゾーン」を設定。直前に終了した試合のダイジェストや「思い出甲子園」(過去の大会で目覚ましい活躍を見せた野球選手・OB1名へのインタビュー)を放送するほか、ABCの女性アナウンサーが、同局の特設スタジオ(以下「甲子園スタジオ」と略記)から直後の試合の見どころや出場校を紹介する(BS朝日は当該時間帯にニュース・天気予報(気象情報)を放送)。放送日によっては、開会式・第1試合の放送開始前に「インターバルゾーン」を設定したり、『熱闘甲子園』のキャスターや高校野球に縁の深いゲストを迎えたりすることもある(開会式・開幕試合間のインターバルゾーンはBS朝日でも同時放送される)。なお、試合中は地上波についてはイニング間のCMタイム(1回30秒)も中継映像をそのまま流しながら、番組協賛スポンサーの当番組限定オリジナルCMを放送している。湯浅電池協賛の時代はロールテロップだけであったが、住友グループが協賛するようになってからは画面下3分の1ワイプに住友グループ各社の字幕CMとアニメーション(1990年代前半の数年間は実写の着ぐるみ)、1995年に住友グループが撤退し複数スポンサー協賛になってからも一部の企業が通常のCMをワイプで挿入する場合もあるが、殆どがオリジナルの画面下のスペースを活用したワイプCMである。CM後はそのCMを提供した協賛スポンサーの字幕を#ねったまくんのじゃんけんとともに表示する(BS・CSは中継を中断して通常のCMを放送。BSは地上波同様CM後、そのCMを提供した協賛スポンサーを表示する)。記念大会で西宮との2球場開催になった1958年・1963年は、甲子園メイン、西宮サブでの二元中継を行った。NHKは甲子園のみ全国中継し、西宮はローカル中継だった。中継放送によって、期間中の通常番組は休止か放送日時の振替が行われる。1984年(第61回)はロサンゼルスオリンピックが8月12日まで行われ、一部時差の関係上中継できなかった試合があった(この当時は上記独立県域局とのリレーがなかった。衛星放送もNHKのみで民放はなかったため、実質熱闘甲子園の映像資料用の実況だけであった)。2008年(第90回)は8月2日に開幕したが、この年は8月8日から北京オリンピックが開催された影響で、一部の開催日でABCテレビ向けの中継ができず、上記独立県域局とBS・CS用の事実上裏送りとなった日があった。2012年(第94回)は8月10日に、ロンドンオリンピック女子サッカー決勝を、テレビ朝日が全国ネット(録画放送)で8:00から放送。ABCテレビでは放送終了後の9:55から高校野球中継を始めたため、第1試合(8:00開始)の大半を放送できなかった(試合終了後に甲子園スタジオから当該試合全体のダイジェストを放送)。BS朝日では試合開始から生中継を実施した。2016年(第98回)もリオデジャネイロオリンピックの一部競技・ウイークリーハイライトをテレビ朝日が全国ネットで放送のため、8月10日については近畿独立県域局のリレー放送開始時刻を9:00からに繰り上げて対応した。8月20日については、準決勝のため通常は中断しないが、中継は11:45から14:00まで中断した(通常独立局リレー放送が行われない土曜日のため、臨時のリレー放送も行われなかった)。さらに平日午後の放送枠もリオデジャネイロオリンピックの速報情報番組(10分間)の兼ね合いから放送終了時間が通常より10分早まり、近畿地方のチームが出場する場合に伴う中継枠の延長も行わなかった。2004年以降は、地上デジタル放送でもハイビジョン放送となった。当初はABCとテレビ朝日・メ〜テレの3局(ABCは全試合、テレビ朝日・メ〜テレは決勝戦のみ)で実施されたが、2007年に決勝戦は全てのネット局で実施されている。独立局リレー中継は、2006年のサンテレビを皮切りに、2010年までに全ての放送局がハイビジョン化している。また、ハイビジョン放送開始と同時に連動データ放送・5.1chサラウンドステレオ放送もスタートしている(連動データ放送は独立局リレー中継では実施されない)。2009年からはリアルタイム字幕放送を実施している。地上波によるアナログ放送は2009年まで画角4:3、2010年は16:9レターボックスで放送。このため2010年以降はカウント等の表示テロップを16:9画面に合わせるように位置が変更された。この年をもって岩手・宮城・福島県を除いて、アナログ放送での中継は終了となり、デジタルに統合された。開会式については、以下のような対応を取る(同時刻に中継に入っているABCを除く)。2012年の第94回大会中継からは、「甲子園球場の現在の情報」と「試合に臨むチーム・監督・選手の深い情報」を中継画面へ積極的に取り込む演出を採用。データスタジアムから提供される詳細なデータと最新の技術を駆使しながら、以下の工夫を凝らしている。2013年の第95回大会中継では、上記の「エキストラスーパー」を踏襲しつつ、字幕スーパーの背景を白色ベースから黒色ベースに一新。得点・本塁打のシーンで挿入する字幕や、選手紹介の字幕を従来の様式から細く変える一方で、試合開始前には両チームの監督によるその試合に向けたコメントを字幕で表示する。また、中継で表示する投手データに、中継試合における球種の比率(球種ごとに横棒のグラフで表示)や球数(登板開始から終了までの合計)を追加。投手と打者の対戦中には、スコア・ボールカウント・塁上の状況・投手の球数(または球種・球速)を画面の右下に表示させるとともに、「投手:投手名×打者名:打順」か「第○日第○試合」という様式の字幕を画面の左上へ交互に挿入するようになった。さらに、試合の展開を左右しそうな対戦シーンでは、該当する投手と打者の映像を2分割(または4分割)で表示することもある。毎試合5回裏終了時、1塁側と3塁側のアルプススタンドから「燃えろ!ねったまアルプス」(2008年までは「SUNSUNリポート」)が行われ、また、最近はEX・ABC新人アナウンサーに加えて、入社2-3年目のABCアナウンサーも担当することがある。1995年から、一部のANN系列各局と群馬テレビ(GTV)、岐阜放送(GBS)などが地元の代表校の試合(準決勝まで)を対象とした「ふるさと応援実況」を行う。「ふるさと応援実況」のゲスト解説者と実況アナウンサーは、各局から派遣されている。しかし、BS朝日で全国での視聴が可能になったことと、各局スタッフの諸事情や放送枠の関係もあることから、広島ホームテレビ(HOME)が2007年まで応援実況を実施した後、2008年は再びABCからのネット受けとなり、2009年以降は放送自体を取りやめた。このほか、2008年まで応援実況を行った局も2009年は全局がABCからのネット受けとなり、このうち福島放送(KFB)・鹿児島放送(KKB)が2010年に応援実況を一度再開したものの、2011年以降はABCのネット受けに戻った。長野朝日放送(abn)、瀬戸内海放送(KSB)、長崎文化放送(ncc)、琉球朝日放送(QAB)では2010年以降ABCからのネット受けを継続、このうちnccは2011年以降、abn、KSBは2012年以降、KFB、KKBは2013年以降、QABは2014年以降の放送を取りやめる。2012年以降は愛媛朝日テレビ(eat)のみ実施している。なおANN系列でもクロスネット局の福井放送(FBC)は以前からABCの実況をそのまま放送しており、テレビ宮崎(UMK)は中継を行っていない。中継の映像は関西ローカルとBS朝日のものと異なり、応援実況用のカメラがバックネット裏の放送席付近と一塁側内野席にあり、その映像も織り交ぜて放送される(一部カメラ映像はABC版と共用。「SUNSUNリポート」の部分は差し替え)。番組開始時点で一つ前の試合が続いている場合は、その試合で展開されている応援実況をネットするか、ABCの実況(アナウンサーによる飛び乗りの挨拶がある)もしくは試合が始まるまでスタジオに待機しているアナウンサーが予選や前回の戦いぶりを振り返る局もある。但し実況をネットした場合、CMゾーンは別カメラ映像に差し替えられ、その間は地方局向けに実況を続行するか、独自にCMを挿入する。テレビ朝日では、1980年頃まで関東地方の代表校の試合を中心に午後のローカル枠で放送した他、テレビ神奈川(tvk)と提携してABCに準じてリレー中継を実施した事もあった。その後は準決勝も一部中継(関東勢の登場の有無は問わず。14,15時台=放送時間延長なし、但し1990年代前半までは延長をしていた)していたが、2005年を最後に取り止めている(2004年もアテネオリンピック中継により放送無し)。また、1980年代前半頃にはANNニュースライナー内で1~2分程度の生中継を実施したこともあった。その名残で2008年までは昼のANNニュースは途中経過も詳細に伝えていた。夕方のニュース番組では、大会期間中全国放送枠の18時前後にABCのスタジオから結果を伝えていたが、その時も生中継を行う事があった。また、決勝戦が行われた日は優勝校の宿舎から中継が入り、インタビューを行っていた。2015年(第97回)はテレビ朝日のみ、例年全国放送されていた決勝戦のネットを見送った。2016年(第98回)には、テレビ朝日以外のANN系列局も決勝戦のネットを見送る所が多くなっている(先述)。1988年に初めてハイビジョンでの生中継(試験放送)を実施し、1992年から2000年まではハイビジョン試験放送で中継をしていた。実況は独自のもので(地上波テレビ・ラジオ放送とは別の人物が担当)、解説者は開会式と準々決勝以降に登場した。試験放送のためCMを放送出来ず、イニングチェンジ中はスコアーボードと「Hi-Vision ABC」のロゴが映し出されていた。ハイビジョン試験放送開始当初は一日の放送が高校野球中継しか編成されず、中継が終わると試験放送自体も放送終了していた。中継が早終了すると環境映像のフィラーを流していた。BSデジタル放送では、BS朝日が本放送開始(2000年12月1日)の翌年・2001年から全試合を試合終了まで生中継している(2001年は独自編成で一部カメラを地上波中継と共用。2002年から地上波と同時放送)。CS放送はスカイ・Aスポーツプラスが「サテライトABC(ch.O<チャネル・オー>)」として開局した1990年より、毎年夕方から(現在は18:00、プロ野球・Jリーグ中継のある日はそれの終了後から)翌日の朝にかけて、当日に行われた地上波の中継を全試合ノーカットで録画中継している。これにより、それまでは事実上「熱闘甲子園」や記録映像のためだけの実況となっていた18時台以降の箇所の実況中継も、BS・CSを通じて視聴できるようになった。なお、スカイ・Aは1995年の第77回から2000年の第82回まで、ハイビジョン試験放送の映像を利用して生中継で放送されており、生中継後に再放送となる録画中継があるため、1日中高校野球のみという編成になっていた時代もある。なお、2001年の第83回以降の衛星での生中継は、先述のBS朝日に引き継がれた。また、NHK衛星第2テレビジョンでも1997年の第79回以前は並列放送を、それ以降は開会式と決勝、東京都(東・西)、沖縄県代表校が出場する時間帯のみ行われていたが、2010年の第92回を最後に、デジタル統一化に伴うチャンネル再編で並列放送が廃止になった。NHKの地上波では平日の8時開始の試合では頭の15分を中継しない(連続テレビ小説とEテレの定時番組を優先させるため)ため、BS朝日での放送が唯一の完全中継となる。2013年から準々決勝が1日4試合一括開催、その翌日に休養日(3日以上中止・延期が生じた場合は休養なし)が設けられる日程になったが、スカイ・Aでの放送は従来と同じく、準々決勝を当日に第1・2試合、翌日の休養日に第3・4試合とに分けて放送している。なお「熱闘甲子園」は2013・14年度は準決勝当日の朝に再放送していたが、2015・16年度は休養日の朝に放送されるため、第3・4試合はCS視聴者にはネタバレになる。またスカイ・Aでは地方大会について、2012年まで決勝戦全試合(一部裏送り、自主製作あり)をノーカット放送(原則として数日後に録画中継)する企画が大会直前に行われていたが、地方大会の放送が大幅に縮小される傾向から、全部の地方大会を網羅しきれなくなったため2013年からはノーカット中継は廃止したが、その代わりとして大会直前に全地方大会決勝のダイジェストを紹介する生放送の特番、「速報!甲子園への道」の一挙放送などで代替している。衛星放送では長年冠スポンサーがなかったが、BS朝日では2012年の第94回から2014年の第96回まではスポーツ用品メーカーのアンダーアーマーが他社との複数社提供ながらついた。2015年の第97回では冠スポンサーがなかったが、2016年の第98回では全農が他社との複数社提供ながら冠スポンサーとなっている。2015・2016年は準決勝と決勝の合計3試合を地上波などとは別に4K試験放送を実施する。中継の映像は、甲子園球場内の喫煙所等に設けられたモニターでも流されるほか、2000年以前からABCのウェブサイトでもネット配信(ライブストリーミング配信、2013年からピッチャーやバッターの表情を映すマルチアングルカメラが加わる、2012年までは5秒毎にテレビ映像の静止映像を更新する形の配信も含む)が行われている。同サイトではダイジェスト動画やインタビュー動画も見ることが出来る。また、2007年まではNTT西日本のフレッツユーザー向けコンテンツサイト「フレッツ・スクウェア」上でもテレビ映像の動画配信が行われていた。尚、ネット配信版は、権利上の関係からか、2014年までは実況、解説以外の球場音声はテレビ中継のものと比べボリュームが極端に小さくなっており2013年までは校歌斉唱部分も無音になっていた(2012年まで各試合の校歌斉唱部分の前で配信が終了、現在は選手インタビューまで配信)。球場内放送版と2014年までのネット配信版についてはCMがないため、地上波放送中のCMゾーンではワイプCMの背景のみが流され、地上波放送がない間のCMゾーンではフィラー的なカメラ映像(球場全景、夕暮れをバックにした照明塔、イニングが終わった後の選手の様子など)が流れている。2015年からネット配信版は外野からのカメラで球場全景を映している。ABCラジオでは1952年に決勝戦を生中継して以来、1962年からは1回戦から完全生中継している。当初ABCでは定時番組を優先したため、放送しきれない分は京都放送(当時KHK、現在のKBS京都)やラジオ関西をはじめとする地方局へネットされ、実質完全生中継を実現していた。また決勝戦は全国ネットされていた。1963年は西宮との二元中継(状況にあわせて逐次切り替え。NHKは原則甲子園を全国中継、西宮はローカル中継。一部二元中継した日もあり。)を実施。この場合もABCで放送しきれない分を地方局へ裏送りした。1965年のJRN/NRN発足後は、両ネットワークに配信する形をとっている。この場合も二重制作は行わずABC向けの実況放送がそのまま両ネットワークに配信されている。その為、沖縄県地方では2005年頃までと2010年の決勝でJRN系列の琉球放送(RBC)とNRN系列のラジオ沖縄(ROK)の2つの中波ラジオ局で、同じ内容の実況がサイマル放送で中継されていた(ただしコマーシャルは別内容。2010年の準決勝はRBCのみの放送、現在は沖縄代表が準決勝以降に進出しない限り中継しない)。関東地区では1963年よりニッポン放送が、1970年よりTBSラジオがネット受けを行い、これらの局は一時期両局で午後の番組を全て休止して中継放送を行っていた(この場合もサイマル放送)。1977年以降はTBSラジオのみ放送する事となるが、年々減少し、1999年以降放送は行われていない(春も放送していたが、プロ野球の開幕戦を優先することが多かった)。現在は茨城放送と栃木放送が1回戦から地元校の試合を放送している。また、神奈川県の学校が決勝に進出した場合はRFラジオ日本にネットされる。しかし、かねてからテレビ同様、NHKで放送されているなどの理由から、地元校が準決勝あるいは決勝まで進まない限り、ネットしない局が増えつつある。駒大苫小牧が2004・2005年に連続優勝したが、地元局の北海道放送(HBC)では、いずれも決勝のみ中継した。また引き分け再試合の末準優勝した2006年は、決勝第1戦を中継したが、翌日の再試合は放送しなかった。放送はテレビ中継と同様、ゲストに高校野球関連のOB若しくはOGを迎え、実況は朝日放送のアナウンサーが担当する。また2008年までは、1塁側と3塁側のアルプススタンドからの「アルプスリポート」があった。関西を拠点に活躍する女性タレントがリポーターとして、試合開始前・5回終了時・試合終了直後のリポートを担当していた。2009年度以降はアルプスリポートは設定されない。2016年には、前年まで複数スポンサーの1社に名を連ねていた大栄環境グループ(大阪府和泉市に本社を置く産業廃棄物処理サービス会社)が、冠スポンサーとして中継に協賛。その関係で、放送上のタイトルを「大栄環境グループPresents 第〇〇回全国高校野球選手権大会中継」に改めている。前述の通り、2008年までは全国高校野球選手権大会中継期間中、ABCラジオでは開会式から大会全試合、そして閉会式までと完全中継を行っていた(試合の幕間に随時スポットニュース・天気予報・交通情報を挿入)。しかし、2009年以降は試合の途中であっても17:50までで放送を終了することになった(ただし、地方局が地元代表校の試合をネットする時は、17:50以降も裏送りで実況を続ける場合がある)。中継終了後の試合の経過・結果はABCフレッシュアップベースボール枠内(定時でのナイターが通常ない月曜はMonday! SPORTS - JAM枠内)で伝える。なお、大会中継期間中はプロ野球ナイターの制作・中継スタッフまで動員するため、京セラドーム大阪開催の阪神主催試合でのみABCでの番組制作を行い、本来はABCのスタッフが乗り込んで放送する関東・中部・広島地区の対阪神戦中継はこの時期に行われる分は、対戦相手の地元局であるTBSラジオ(火~木、2009年までは土・日も)・ニッポン放送(月・金)・文化放送(2010年以降の土・日)(以上、対巨人戦・対ヤクルト戦・対横浜戦。対ヤクルト戦は放送権の関係でニッポン放送が全曜日の中継担当だが土・日は文化放送の場合あり)・CBCラジオ(火~木、2009年までは土・日も)・東海ラジオ(月・金・土・日、2009年までは月・金のみ)(以上、対中日戦)・RCC中国放送(水・木曜は裏送り)(対広島戦、倉敷、松山の広島主催分含め)が制作した番組をそのまま放送し、阪神サイドリポーターのアナウンサーのみ、または阪神リポーターとABC専属解説者1名(現地局解説者と2人解説の場合)の現地派遣になる。雨天予備のオリックス主催試合(ただし1980年代より阪神戦中止の場合は在阪パリーグの試合が関西地区で開催されようともNRN、JRNラインの巨人戦などの全国カードを優先することが大半。2006年からは春先からこの措置をとり、日、月曜はプロ野球中継そのものが無くなる。)で対戦相手の地元局が制作しない場合(主に対西武・ロッテ戦)以外は、HBCラジオ(火~木)・STVラジオ(月・金)(以上、対日本ハム戦、土・日は2009年まではHBCだったが2010年以降の対応未定)、TBC東北放送(対楽天戦)、RKB(火~木、2009年までは土・日も)・KBC(月・金・土・日、2009年までは月・金のみ)(以上、対ソフトバンク戦)が自社制作する場合があり、ABC専属解説者1名のみ派遣となる場合がある。なお、2009年のオリックス対ソフトバンクの試合(8月14日-8月16日)は、解説者とオリックス側のベンチレポーターはABCが用意したが、実況は14日のみKBC、ほかはRKBから派遣したアナウンサーが出演した。このうち15日の試合は阪神戦がデーゲームであったためABCラジオでも放送され事実上共同制作であった。中継の時間帯にレギュラーで放送している生ワイド番組については、大会期間中の休止を見越したうえで、(一部のアナウンサーを除く)レギュラー出演者に夏季休暇を与えている。また、最初の試合開始の時間にまたぐ番組(『おはようパーソナリティ道上洋三です』や土曜早朝の生ワイド番組など)では、放送時間を短縮する。ただし、準々決勝と準決勝の間に「休養日」(1日)を設けるようになった2013年の第95回大会以降は、「休養日」にレギュラー番組を放送する。中継予定の試合が雨天などで中止(またはノーゲーム)になった場合には、以下のいずれかのパターンで対応する。1977年放送のABCのドキュメンタリー「あゝ甲子園」の主題歌「君よ八月に熱くなれ」が好評だったため、本大会でも第63回(1981年)より堤大二郎の歌唱バージョンで採用。同時にバージョンを変えて『熱闘甲子園』『速報!甲子園への道』と共用。第85回以降は「ABC高校野球テーマ」として『熱闘甲子園』『速報!甲子園への道』と共用し、テレビ中継の提供クレジットでも「栄冠は君に輝く」に代わって使用(BS朝日のオープニング提供クレジットでは2004年まで「栄冠は君に輝く」が使われていた)。第87回以降はラジオも含めた「ABC高校野球統一テーマ曲」となり、第89回からはラジオ中継の提供クレジットでも「栄冠は君に輝く」に代わって使用。また同呼称時代はオフィスオーガスタ所属アーティストが多く起用された(第89回除く)。第92回以降は、「ABC夏の高校野球応援ソング」となった。曲は今まで通り使われる。以上の楽曲は、ABC制作の夏の大阪予選中継でも使用。第97回の「On Your Side」からは、全国大会中継のエンディングにも流れている。また、ネット局ではそのまま放送する場合と、独自のテーマ曲と併用する場合に大別。第91回の「Halation」は、開会式中継の裏送りエンディングや、広島ホームテレビ『北斗晶の鬼嫁運動記者倶楽部 勝ちグセ。』2009年8月15日放送分のエンディングでも使われた。また、第95回以降は大会期間中限定で、阪神甲子園球場最寄り駅の阪神甲子園駅の列車接近メロティとしても使用される(第97回・第98回は向谷実が編曲を担当)。スカイ・A Sports+の録画中継ではオープニング曲は放送されず、オリジナルのタイトル画の後(第90回はABC、BS朝日と同じものを使用)、両校選手がホームベース前に整列するシーンからの放送となる(ただし第88回の決勝(本割)は地上波の全国ネット生中継開始が12:55で、曲中に両校選手の整列があったためか、特例で「スフィアの羽根」が放送された。CM入りの際にも流れるが、2008年までの地元校応援実況では無音となっていた。2010年からは応援実況でも流されるようになった)。2014年からはCM入りの際に流れるが、オープニングでは放送しなかった。1981年から1986年までは「君よ八月に熱くなれ」のトランペット・ソロバージョンを流していたが、1987年より2014年まで関西在住のシンガーソングライターである西浦達雄の曲がオンエアされており、西浦の歌声を「夏の風物詩」と評する視聴者も多く、現在まで高い人気を誇っている(1994年には前述の「Dream Forever」も、西浦の曲と使い分けてEDに使用されたが、定着しなかった)。以下は、エンディングテーマに採用された西浦の楽曲。西浦の歌唱曲では、第90回~第95回の決勝戦中継で「君よ八月に熱くなれ」、第90回の決勝戦中継前座コーナーで「栄冠は君に輝く」も流れた。ちなみに西浦は、第96回大会直前の2014年7月18日に、同大会限りでエンディングテーマ用の楽曲提供を終了することを公表した。この回の決勝戦中継では、「その瞬間(とき)…思いを胸に」をオープニング・エンディングの両方で使用。第97回大会からは、前述のABC夏の高校野球応援ソングをエンディングテーマ曲に充てている。ただし、ABCテレビおよびリレー中継局のみで放送されるインターバルゾーン内の「夏のあとがき」(放送前日の試合に出場した代表校への密着取材特集)では、西浦の「願いの向こうに…」を流している。夏季休暇(旧盆)最終日(8月16日、但しこの日が金曜日の場合は8月18日、土曜日の場合は8月17日、日曜日の場合は8月16日)の最終試合中継のエンディングを見ていわゆるサザエさん症候群になる視聴者もいると言われている。番組内で使用されるイメージキャラクターで、デザインはABCの初代マスコットキャラクター・キュキュと同じく寄藤文平。「ねったま」は「熱球」に由来する。2003年から使用されている。左投げ・左打ちである。名前は社員募集され、ABCアナウンサーの武田和歌子と、別の社員が偶然同じ名前「ねったま」を出しそれが採用された。硬球の頭に赤いつばの白の野球帽を被り、赤のストッキングとアンダーシャツ、白のユニフォームを着用。口のところが縫い目に相当する。左から投げるボールは赤い炎をあげて燃えるまさしく「熱球」。高野連のロゴを意識したのか、赤・白のツートンカラーである。2014年(第96回大会)には応援ソングを歌うアーティストの関ジャニ∞とコラボの限定色、いつものねったまくんに加え、ねったまブルー、ねったまグリーン、ねったまイエロー、ねったまパープル、ねったまオレンジ、ねったまブラックが登場。2016年の第98回大会の担当者を記載。朝日放送(ABC)アナウンサー(テレビおよびラジオ実況担当)テレビ朝日(EX)アナウンサー(2005年から、テレビのみ実況担当)九州朝日放送(KBC)アナウンサー(2012年から、テレビおよびラジオ実況担当)北海道テレビ(HTB)アナウンサー(2016年、テレビのみ実況担当)1995年度の第77回大会で、関根友実(現在はフリー)が大会史上初めて女性のテレビ実況中継アナウンスを担当した。その後1998年に赤江珠緒(現在はフリー)がラジオ実況を担当した。
かつて、「関根、赤江に続く」として3人目の女性実況中継アナウンスの有力候補とされていたのが武田和歌子(2003・2004両年に「高校野球LoveLove委員長」等を務めている)だったが、関根・赤江両人のアナウンスが話題性十分も実況そのものの評価が分かれたこともあって、今のところ3人目の女性実況中継が行われる気配はない。ただし、武田は2005年に開会式のテレビ中継で実況。2016年の開会式テレビ中継で、ヒロド歩美が高野純一と共同で実況を担当した。参考までに、NHKでは有働由美子、藤井彩子の2人が実況中継アナウンスを担当したことがある(ラジオのみ)。余談だが、藤井、小野文恵など数人の女性アナウンサーは、地方局時代に地区予選の実況を経験している。ABCの系列局では、全国大会中継でふるさと応援実況を実施している北海道テレビ(HTB)や、山口朝日放送(yab)などで女性アナウンサーによる地区予選中継の実況が実現している。テレビ・ラジオ中継とも、地方大会で敗退した有力校の監督経験者や、高校野球関連のOB・OGなどを解説者として迎える。解説者については高校野球解説者一覧を参照。NHKの中継では登場しない年がある(2013年はABCと重複しない範囲で数名出演)現役の監督も、例年数名起用している。原則として1試合につき1名を登場させているが、決勝戦のみ2名が出演。また、実況アナウンサーと同じく、1名の解説者が同じ日にテレビ・ラジオ中継の解説を掛け持ちすることもある。放送上は、上記の解説者を「ゲスト」と総称。実況アナウンサーが解説者を紹介する場合には、「お話は~」「○○さんのお話で~」「お客様は~」という表現を多用する。ちなみに、ABCのスポーツアナウンサーは、プロ野球などのスポーツ中継でも上記の表現を使うことがある。いずれも出演時点でABCのアナウンサー(◎は2016年の第98回大会時点での現役アナウンサー)。『速報!甲子園への道』や当中継の「SUNSUNリポート」→「燃えろ!ねったまアルプス」でリポートを経験したアナウンサーが、代々担当している。放送日や放送時間によっては、「熱血!高校野球ナビゲーター」、直前のテレビ中継で「燃えろ!ねったまアルプス」のリポートを担当したアナウンサー、ABCの野球解説者などを迎えて進行することがある。プロ野球(阪神タイガース主催試合)と同様にバックネット裏に中継席が設けられているが、プロ野球と若干違う点がある。

出典:wikipedia

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