みどり湖駅(みどりこえき)は、長野県塩尻市大字上西条にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。塩嶺トンネル開通による中央本線・岡谷駅 - 塩尻駅間の短絡ルート開業に伴い設置された。これにより、中央本線は、辰野駅経由から、当駅経由主体の運転体系に変更され、諏訪地方と松本地方を結ぶ距離と所要時間を大幅に短縮した。塩尻方は一部高架線になっている。2008年現在、当駅を経ずに岡谷駅 - 塩尻駅間を結ぶ定期列車は、上下線で普通列車1往復が朝方運転されるのみとなっている。普通列車(各駅停車)、「みすず」(隣の岡谷駅で方向転換し、JR東海飯田線へ直通する)を含む快速が停車する。中央本線の特急列車「あずさ・スーパーあずさ」の定期列車はすべて当駅を経由し、通過する。「はまかいじ」も登場以降現在(2010年秋ダイヤ現在)まで、当駅を経由し通過している。開業以来無人駅であるが、毎年8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会および9月第一土曜日の全国新作花火競技大会開催時のみ社員による臨時発売がある。相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。ホームは嵩上げされていない。線路は掘割部分に南東から北西に走る。ホームはそれぞれ階段で直接公道に接続しており、各ホームを往来する場合には線路を跨ぐ公道の橋を利用する。岡谷方から塩尻方を見て左側のホームに下り(塩尻方面)の列車が発着し、同じく右側のホームに上り(岡谷方面)の列車が発着する。下りホームにはこの駅が設置されたことを記念する石碑がある。塩尻駅管理の無人駅で、駅舎はない。各ホームには待合所と、乗車駅証明書発行機、自動券売機(オレンジカード等使用不可、近郊用の普通乗車券専用)が1台ずつ設置されている。列車が来ることを予告する放送は流れるが、発車ベルはない。バリアフリー設備(エレベーター、エスカレーター等)も設置されていない。トイレは上りホーム入口、塩尻東保育園付近の公衆トイレが利用できる。駅の場所は狭く入り組んだ所にあり、車でも行けるが非常にわかりにくい。(大型バス通行不可)※案内上の番線番号は設定されていない。周辺には住宅地が広がり、長野県住宅供給公社による住宅団地の分譲が行われている。近辺には店等はほとんど見当たらない。ふれあいセンターみどりの郷と塩尻東保育園を兼ね備えた総合福祉施設がある。眼下には塩尻市街、高ボッチ高原、松本盆地を見渡すことができ、遠くは穂高岳などの北アルプスの山並みまで望むことができる。北側を流れる田川流域では、毎年6月から7月にかけてゲンジボタルが観察される。駅名になっているみどり湖は、駅から東へ約20分直線距離で約1kmの距離、長野自動車道みどり湖PA近辺に位置する人工湖である。近辺の田川浦鉱泉を含め、一帯をみどり湖温泉郷と呼び、桜、水芭蕉が美しい。近年、周辺の整備がすすみ、周辺の景観も整えられている。当駅の岡谷方はすぐ塩嶺トンネルで当駅ホームの端に立てばその口が開く様子をよく眺めることが出来る。2015年4月現在。1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。
出典:wikipedia
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