朝来市(あさごし)は、兵庫県北部(但馬地域)に位置する市。朝来市は、兵庫県北部の但馬地方の南端に位置する。但馬県民局管轄地域。中国山地に属し、山間部が多く、出石糸井県立自然公園および朝来群山県立自然公園がある。気候は日本海側気候・内陸性気候であり、寒暖の差が大きく、豪雪地帯である。日本海と瀬戸内海の分水嶺(れい)となっており、市の北中部を円山川が北流し、南部では市川が南流する。鉄道では山陰本線と播但線、国道では国道9号と国道312号などが合流し、京阪神地区や丹波地方・播磨地方から但馬地方・山陰地方に至る要衝である。古代の但馬国朝来郡の地である。朝来郡には近畿地方最大の円墳などの古墳が多く、発掘された副葬品などから、古代に巨大権力者がいたことが推測されている。生野銀山は、平安時代初期の807年(大同2年)に開坑したと伝えられる。本格的な採掘は戦国時代に、但馬国守護大名・山名祐豊により始まり、織田、豊臣、徳川などの時の権力者は直轄地とし、重要な財源とした。江戸時代は、一部に旗本領、出石藩領、豊岡藩領があったが、生野銀山を中心として大部分が幕府領であった。本市でひとつの選挙区(朝来市選挙区)をなす。その定数は1である。朝来市の地域は、大きく合併前の地域に分けられる。生野、朝来、和田山、山東の4地域。なお、住所表示は旧朝来町を除いて「兵庫県朝来市○○町」となり、町以下は従来と同じ。平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、5.67 % 減の32,819人であり、増減率は県下41市町中35位、49行政区域中43位。2014年(平成26年)5月8日に「日本創成会議・人口減少問題検討分科会」が発表した2040年人口推計結果で、20歳から39歳までの若年女性の減少率が2010年(平成22年)比で63.5%となり、「消滅可能性都市」の1つとされた。で示したものが、朝来市の人口である。(朝来市発足以前は現在の市域の人口)なお、人口は国勢調査による各年10月1日時点のものである。古来より播磨地方、丹波地方から山陰地方に至る接点であり、交通の要衝である。播但連絡道路が和田山まで通じており、中国自動車道や山陽自動車道へ短時間で乗り入れられるようになっている。また、2006年7月22日には北近畿豊岡自動車道の一部として、遠阪峠を越えて舞鶴若狭自動車道の春日IC(丹波市)まで開通した(春日IC - 氷上IC間は、2005年4月17日部分開通)。市の代表駅は、和田山駅(西日本旅客鉄道山陰本線・播但線)である。国道9号線と国道312号線は和田山で交差する。
出典:wikipedia
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