佐久間レールパーク(さくまレールパーク)は、静岡県浜松市天竜区の東海旅客鉄道(JR東海)飯田線・中部天竜駅構内にあった鉄道車両博物館。1991年(平成3年)4月21日に中部天竜機関区の跡地を利用して開設された鉄道車両博物館で、昭和初期 - 中期を中心に活躍した貴重な車両が十数両展示されていた。また、屋内には日本最大のプラレールやNゲージの大パノラマ、それに各種模型、実物部品、飯田線の歴史を示す写真展示があった。当時、JR東海社長(現・相談役)であった須田寛の一声によって、この施設は計画された。複数の候補地の中から、前述の様に車両を展示できるスペースが備わっていた事や、佐久間ダム建設にあたって飯田線が活用された事もあり、この地に建設された。しかし、2008年(平成20年)5月22日に展示車両の大半をリニア・鉄道館 〜夢と想い出のミュージアム〜(金城ふ頭駅〈名古屋市港区〉周辺に2011年3月14日開館)に移転する計画が佐久間地域自治センターで開かれた佐久間地域協議会でJR東海から発表された。これにより当施設は2009年(平成21年)11月1日をもって閉館し、18年半にわたる歴史に幕を閉じた。開館時の営業状況を記す。当施設の閉館を前に、様々なイベントが行われた。なお、同日には、前述の「佐久間レールパーク号」に加え、117系・211系・キハ75形による臨時快速列車「佐久間レールパークフィナーレ号」が豊橋 - 中部天竜間で運転された。2005年(平成17年)4月から2009年(平成21年)11月1日までの展示車両は次のとおりである。なお、前述のとおり、大部分がリニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜に移転収蔵されている。かつてはキハ82形が展示されていたこともあった(現在は美濃太田車両区→リニア・鉄道館にて保存)。リニア・鉄道館での展示予定でない車両は2010年(平成22年)7月中に解体された。(※はリニア・鉄道館に移動した車両)
出典:wikipedia
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