上野毛駅(かみのげえき)は、東京都世田谷区上野毛一丁目にある、東京急行電鉄大井町線の駅である。駅番号はOM14。地上駅であるが、当駅付近のみ線路が掘割内を通過しホームもその中にある(掘割駅)。上り線(大井町方面)のみ通過線を有する島式ホーム1面3線の配置。一部の各駅停車が急行の通過待ちを行っている。また、ホームはLED照明を採用している。線路のある掘割をまたぐ形で「不動橋」という陸橋がかかっており、橋上を「上野毛通り」という路線バスも行き交う公道が通っている。駅舎はこの道路の両側の地平面に2棟あるが、この2棟は道路をまたぐ形で屋根を共有して一体化しており外見上で非常に特徴的なものになっている。駅舎の設計は安藤忠雄。2棟の駅舎はそれぞれ「正面口」と「北口」という改札口を有する。正面口のある駅舎はホームの上、掘割を塞ぐように建てられ、改札口は不動橋に面している。北口は上野毛通りと環八通りとの交差点(「上野毛駅前」交差点)に面している。両駅舎は2階にテナントが入居しているほか、北口駅舎には裏側には自転車駐輪場が設置されている。2007年12月19日までは北口の位置に旧駅舎があった(後述)。2006年6月から2011年3月まで、バリアフリーに対応するための駅舎建て替えを含めた駅改修工事が行われた。工事全体の終了は当初2008年9月の予定であった。旧駅舎は現在の北口の位置にあり、バリアフリーには対応せずトイレも改札外にあった。2007年12月20日に新駅舎(現在の正面口)の供用を開始。この際にエスカレーター・エレベーター・トイレが設置されバリアフリー化がなされた。その前日に使用休止となった旧駅舎は一旦解体され、北口として再建。2010年12月18日に改めて開業し、改札口が2か所となった。駅舎改良工事と並行して、大井町線の急行運転のために2008年1月に上り線(大井町方面)のみ通過線が設置、同年3月28日のダイヤ改正から急行列車の通過用に供用が開始された。大井町線急行運転のための追い抜き施設は、等々力駅を地下化した上で上下線ともに設置する予定である。しかし同駅の工事は環境影響評価など環境対策のために完成が大きく遅れる見込みで、さらに同駅周辺地域からは工事反対運動も起きているため、この地下化工事は未だ本格着工されずにいる。その一方、田園都市線の混雑緩和対策として2007年度(2008年3月28日 - )には大井町線で急行の運行を開始することになり、追い抜き設備の設置を間に合わせる必要があった。そこで、暫定措置として上り線のみ当駅に設置したものである。現行ダイヤでは、当駅で平日の朝夕ラッシュ時のみ上り急行が各駅停車を追い抜き、それ以外の時間帯では行っていない。なお、大井町線の急行は通過待ちをする各駅停車がない場合も上り大井町方面行は通過線を走行する。ちなみに上り通過線の等々力駅方の分岐器は都内ではまれな、ノーズ可動型(弾性ポイント)が設置されている。将来において等々力駅の地下化工事が完成した際は、各駅停車の急行待避は同駅で行われ当駅での急行の追い抜きは行わない予定である。ただし、その後も通過線と待避線という構造は維持される予定。2015年度の1日平均乗降人員は22,364人である。近年の1日平均乗降人員と乗車人員は下記のとおり。上野毛駅(東急バス)
出典:wikipedia
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