杉本 友（すぎもと ゆう、1973年6月19日 - ）は、埼玉県所沢市出身の元プロ野球選手（投手）。現在は、開明高等学校の理科教師。埼玉県立川越高等学校卒業後、一浪して筑波大学第三学群基礎工学類に入学。変換工学を専攻したという経歴を持つ。3年次に首都大学リーグの大東文化大学戦でノーヒットノーランを達成し、脚光を浴びる。大学時代のニックネームは、「首都リーグのドクターK」。大学通算18勝11敗、246奪三振、防御率2.42。1996年度ドラフト会議にてオリックス・ブルーウェーブから1巡目指名を受けて入団。国立大学出身者初のドラフト1巡目選手として注目を集める。1年目の1997年に優勝争いの終盤に先発ローテーション入り3勝を挙げたが、翌年は0勝7敗でシーズンを終えるなどなかなか才能が開花せず、オフに戸叶尚、進藤達哉、新井潔との交換トレードで、前田和之、小川博文と共に横浜ベイスターズへ移籍。オフに横浜から戦力外通告を受けて、ヤクルトスワローズにテスト入団。中継ぎ投手として自己最多の登板を果たすが翌年の、ヤクルトから再び戦力外通告を受けて、現役を引退。2010年より教員を務める仁川学院高等学校の野球部のコーチに就任。

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