LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

赤き血のイレブン

『赤き血のイレブン』(あかきちのイレブン)は、梶原一騎原作による、サッカーを題材とした漫画およびアニメ作品。この物語の主人公・玉井真吾は、後に日本代表や古河電工で活躍した永井良和がモデルである。物語の舞台となった新生高校のモデルは埼玉県浦和市(現・さいたま市)の浦和市立南高等学校(現さいたま市立浦和南高等学校)。監督の松木天平は同校監督の松本暁司、GKの大平洋介は福家三男がモデルである。1969年に創部6年目の同校サッカー部が高校総体、国体、高校選手権の三冠を達成した逸話を基にこの作品は作られた。漫画版は作画:園田光慶(後に深大路昇介に変更)により、『週刊少年キング』(1970年2号 - 1971年21号)に連載された。アニメ版は東京テレビ動画の製作により1970年(昭和45年)4月13日から1971年(昭和46年)4月5日まで日本テレビ系で全52話が放送された(後述)。この作品は当時のサッカー少年の間で人気を獲得し、1980年代に『キャプテン翼』が登場する以前に影響を与えた作品と評されているが、その一方で常識からは想像し得ない奇想天外なシュートやプレーが描かれた。また、精神論に重点が置かれ、技術解説が軽視されていたとの指摘もある。2008年9月19日~20日、本作の名前を冠した「赤き血のイレブンカップ」が開催された。なお、テレ玉にて放送されている『REDS TV GGR』内4コマ漫画『赤菱のイレブン』は、元来本作をリスペクトした浦和レッズ応援誌が初出のものである。埼玉県の新興住宅地に新生高校が設立され、元サッカー日本代表でメキシコ五輪銅メダリストの松木天平が赴任する。松木はサッカー部を設立すると部員たちに基礎技術を指導するが、これに反発する玉井真吾と大平洋介は第2サッカー部を設立し、自由気ままなプレーに興じる。第2サッカー部は松木の不在時にサッカー部を挑発して勝負を挑み16-0と大勝する。気を良くした玉井は、この試合を記録した映画の上映会を開くが、撮影と解説を担当した明日香涼子は玉井のひとりよがりなプレーぶりを「みにくいアヒルの子のようだ」と指摘。一方、松木は「本当のサッカーを教えてやる」と宣言し、再戦を挑むと玉井への徹底マークとパスワークにより20-0と第2サッカー部に大勝する。勝負に敗れた玉井は松木の人柄に触れるうちに「みにくいアヒルの子で終わりたくない」と考え、松木のサッカー部に加るのだった。松木の厳しい指導の下で着実に実力を付けた新生高校イレブンは、県下対抗サッカー大会に出場するが、そこには朝風高校の美杉純や北埼農林高校の山形豪十朗といった強敵たちが待ち構えていた。玉井はこの大会で優れた素質を見せるものの北埼農林高校に大敗し、その北埼を破った朝風が優勝する。すると、サッカー部を快く思わない新生高校PTA会長から「2週間以内に朝風と北埼農林に勝利できなければ即廃部」との要求を突きつけられる。松木の下で猛練習に励む中、玉井は必殺シュート「サブマリンシュート」を編み出し、北埼農林や朝風との練習試合に勝利する。新生高校は全国大会出場を目指して国民体育大会埼玉県予選に出場するが、決勝戦では松木への復讐に燃える上岡兄弟を擁する藤江西高校と対戦する。相手のキーパー・上岡剛の好守の前に苦戦を強いられるものの、かつて松木が必殺技としていた「回転ひねりキック」を玉井と青田のコンビで再現すると、かろうじて勝利を収め国体出場を決める。全国大会で、優勝候補の新生高校は2回戦で大鵬高校と対戦し、玉井のサブマリンシュートを相手に封じられ苦戦するものの、玉井を囮とした頭脳プレーで勝利。玉井は新たに「ブーメランシュート」を編み出し国体優勝を果たす。さらに「ペレ二世」の異名を持つボボ・スタンレーを擁するアメリカンスクールと対戦し、これにも勝利する。その後、大平が卒業して大学へ進学するが、新生高校は高校サッカー界の三冠制覇を目標に掲げ、玉井の2年次と3年次に連続して全国大会へ出場し優勝を果たすと共に、サッカー名門校の礎を築く。新生高校での仕事をやり遂げたと実感する松木は、玉井に対して日本国内で欧米のようなプロサッカーリーグ設立の機運が高まりつつあることを伝え、新たに結成されるチームへの入団を勧める。玉井は松木や大平と共に新たなステージへと旅立つのだった。アニメ版は東京テレビ動画の製作により1970年(昭和45年)4月13日から1971年(昭和46年)4月5日まで日本テレビ系で全52話が放送され、テレビ放映に際しては読売サッカークラブ(現東京ヴェルディ)の取材協力を仰いだ。放送時間(JST)は毎週月曜19:00 - 19:30で、この枠でアニメが放送されるのは本作が初。またそれまで日本テレビの19時枠国産アニメは、継続中の『巨人の星』とその前の『黄金バット』に次いで3作目だが、この2作は系列局のよみうりテレビ制作であるため、日本テレビ制作作品は初となる。なお前週の4月6日には、原作者の梶原一騎などを招いての前夜祭番組が放送された。第40話より『サッカー野郎 赤き血のイレブン』に改題され、玉井を中心とした日本ジュニアと、ケン・サントスが率いるブラジル・ジュニアとの対戦を描いたオリジナルストーリーが展開された。この際、一部キャラクターデザインが変更されている。アニメ化が決定した当時、スタッフの中にサッカーの基本技術やルールを熟知していたものが一人も存在せず、試合の録画フィルムなどを参考に見よう見まねで製作をしていたところ、監修として招いた読売クラブの指導者の柴田宗宏から「こんな動きはありえないだろう」と注意を受けた。そのため、元日本代表コーチのデットマール・クラマーが選手を指導する際に用いた教則フィルムを取り寄せ、パスやドリブルやヘディングといった基本技術を参考にしたという。主人公のCF玉井が放つ必殺シュートは、漫画版では蹴ったあと後方に半回転し、逆立ちをするというものであったが、「こどもが真似すると危険だ」というクレームが付いたことから、アニメ版では「ワントラップから放たれるドライブシュート」のようなシュート「サブマリンシュート」に変更されている。アニメ放送の影響で「サブマリンシュート」が人気を博すと主人公のモデルとなった永井の下には多数のファンレターが送り届けられたという。途中から監督を務めた岡迫亘弘は、1980年代には『キャプテン翼』、1990年代には『燃えろ!トップストライカー』といったサッカーを題材としたアニメ作品でキャラクターデザインを担当している。第40話以降、オープニング・エンディング共に映像が変更されている。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。