NHK静岡放送局(エヌエイチケイしずおかほうそうきょく)は、静岡県静岡市葵区にある日本放送協会(NHK)の地方放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている。マスコットキャラクターとして「しずくん」を採用している。組織としては中部(東海北陸)となり、基本的に名古屋放送局の管轄下となっているが、独自番組や東京発の「管中」「ローカル」番組である『小さな旅』や『特報首都圏』などをネットすることもあり、比較的拠点局と距離を置き、東京管内とのつながりを強めている傾向がある。ただし、関東甲信越の番組を静岡でネットする場合、東京からの直受けではなく、一旦名古屋を経由して受ける特殊なネット方法となっている。また、ごく稀に管内他局が名古屋からのニュース・気象情報を放送している中、静岡だけ県内ニュース・気象情報に差し替えることもあった。報道取材用として、ハイビジョン対応の取材ヘリコプターを静岡ヘリポートに常駐させている。現在の局舎(NHK静岡放送会館)は、静岡局としては3代目の建物となり、現在地へ移転した当時(1963年3月1日)のまま現在に至っている。局舎内には3つのスタジオがあるが、テレビ用には第1(汎用であるが、実際には夕方のローカルニュース中心に運用)と第2(定時ニュース用)があり、ラジオ用には第3スタジオがある。なお、テレビスタジオ用の副調整室は、ニュース用に整備された1か所で2つのスタジオを駆動している。局舎自体は内部の改装は幾度となく行われているが、建物自体は全国のNHK放送局の中でも古い部類に入り、築年数が2013年3月時点で50年を迎えた。他地域の老朽化した放送局(放送会館)が順次建て替えを行う中にあって、静岡局については正式な新局舎建設の動きはこれまで見えてこなかった。新局舎建設については、数年来の不祥事に起因する一連の経費削減策の影響を受け、一旦白紙に戻った。しかしその後改めて移転計画が出されており、葵区紺屋町や同区七間町などへの移転が取り沙汰されたこともあったが、2010年12月に都市ガス供給会社の静岡ガスと、静岡市駿河区八幡一丁目の同社所有地()への移転について協議を開始した旨が発表され、協議開始が伝えられてからおよそ3年後の2013年10月に、静岡ガスが同所の売却を発表した。これによって静岡局の建て替え及び移転計画が具体化することとなる。2017年度9月の新放送会館の竣工と、同年度中の運用開始を予定している。新静岡放送会館の整備にあたってNHKは、「いかなる災害時にも対応できる放送機能の強化」「緊急報道等情報発信の体制強化とマネジメント機能強化」「県民や地域住民に親しまれる放送局」の3点をコンセプトにあげている。また、設計業者選定にあたって公募型設計プロポーザルを行うと発表された。なお、放送機材については特にここ数年、他の地方局より先行して整備が図られている。これは東海地震などを念頭に、災害報道に特に力を入れるべき局との位置づけがなされているためであり、前述の取材用ヘリコプター常駐もその一環である。※いずれも総合テレビでの放送。ワンセグでは2007年2月まで、上記の番組を含め、同局送出番組はすべて名古屋放送局送出の番組に差し替えて放送していた。※以下の時間帯は全て名古屋から東海・北陸地方のニュースを放送。(総合テレビ)2016年4月現在
出典:wikipedia
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