グドンとは、円谷プロダクションが製作したテレビ番組『帰ってきたウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」、および『ファイヤーマン』『レッドマン』に登場する架空の怪獣。別名は地底怪獣。英字表記は"GUDON"。全身が刺々しく、両腕が長い鞭のようになっており、赤い眼を持つ造形である。また、両足に指がない。体表のディテールは、サイの皮膚に着想を得ている。デザインは池谷仙克による。池谷は『帰ってきたウルトラマン』で手掛けた怪獣の中で1番気に入っているとしている。池谷はグドンと同様に鞭を持つ怪獣ツインテールのデザインも担当していたが、本放送を見て2体が同じ回に登場することを初めて知り、よもや鞭を持つ怪獣同士が戦うとは思ってもいなかったという。『ウルトラマンメビウス』登場時に、特徴的な鞭状に進化した両腕は「振動触腕エクスカベーター」と命名される。『帰ってきたウルトラマン』第5話「二大怪獣東京を襲撃」、第6話「決戦! 怪獣対マット」に登場。中生代・ジュラ紀に棲息していた古代生物の一種で、同時代に存在していた怪獣ツインテールを常食としている。奥多摩の第2採石場より出現する。怪力の持ち主で、皮膚はMATのMN爆弾も通用しないほど頑丈である。ツインテールとの共闘の末にウルトラマンを一度は倒し、その激戦の爪痕として東京を壊滅状態に陥れる。だが、2回戦では両目をMATの麻酔弾で潰されて失明したツインテールに尻尾を噛まれて逆上し、噛み殺した。ウルトラマンと1対1になった後は、スペシウム光線で倒された。『ファイヤーマン』第9話「深海からの挑戦」に登場。日本近海に生息していたが、獰猛な肉食怪獣ネロギラスに襲撃される。他の怪獣を次々と捕食するネロギラスには抗えず、左腕を失い海面を真っ赤に染めるほど流血して投げ飛ばされた後、表皮を剥がされて捕食された。その後、無残な死体が海上で発見された(ネロギラスはその前にロドグロスとステゴラスを捕食しており、その死体が登場している)。『レッドマン』第94、95、97、98、101、103、105 - 108、110 - 113、115、117 - 119、136、137話『ウルトラマンメビウス』第2話「俺達の翼」、第9話「復讐の鎧」、第27話「激闘の覇者」に登場。ウルトラマンジャックと戦ったグドンの別個体。ドキュメントMATに記録が残っている。形状は初代とほぼ同じだが、若干腹が太くなっており、顔付きもやや異なり、目には瞳がある。夕闇迫る工事現場に出現し、両腕のムチ状の振動触腕でGUYSやメビウスを苦しめる。GUYSの攻撃で右腕の鞭を失いながらもメビウスと互角以上に渡り合うが、メビュームブレードの一撃を受けて爆発四散した。第9話では、山中でボガールに呼び寄せられた個体が、同じく呼び出されたツインテールと交戦して劣勢となる。ボガールが巨大化すると抵抗を試みるが、結局はツインテールに先立って捕食された。第27話ではGUYSによって作られたプロトマケット怪獣として登場。仮想戦場でゼットンと対戦するも、臨戦態勢に入る前にゼットンの火球を食らって敗れる。なお、マケット怪獣化の件は活動制限時間の1分が地中に潜っている最中に過ぎては役に立たないということで却下された。『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第3話「透明怪獣襲撃!」に登場。惑星ボリスの発電基地を餌場にしていたネロンガと戦って鞭で優勢に立つが、透明化で惑わされて電撃を受け、絶命した。映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。ウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で怪獣墓場から復活した怪獣軍団の1体。ツインテールなどとともに初代ウルトラマンと戦い、その後も生き残るが、最後はウルトラマンゼロのワイドゼロショットを喰らって爆死した。また、百体怪獣ベリュドラの左角を構成する怪獣の1体としても姿が確認できる。『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第4話「赤き荒野にムチがうなる」に登場。ブルトンによって荒野に飛ばされた主人公たちの前でツインテールと戦っていたところ、やり過ごそうとする主人公たちのバトルナイザーの音声によって彼らの存在に気付き、ツインテールとともに襲いかかる。しかし、バトルナイザーの怪獣によって倒される。ステータスはアタックとパワーを重視しており、全体的にバランスに優れるが、ディフェンスが一番低い。必殺技はすべて両腕のムチを使ったもので、敵をムチでめった打ちにする「残酷ムチラッシュ」、両腕のムチを振り回しながら敵を攻撃する「ムチ連撃」、敵にムチの一振りをお見舞いする「こんしんのムチ攻撃」がある。NEO第1弾ではツインテールと組むことで、タッグ必殺技「スリングスマッシュ」が発動可能になる。NEO第6弾からは、高速回転しながら敵にムチをぶつける技「サイクロンウィップ」が追加された。『ウルトラマン列伝』内のアクションドラマ『ウルトラゼロファイト』第1部「新たなる力」に登場。バット星人グラシエが怪獣墓場から蘇らせた怪獣軍団の1体。サドラ、テレスドン、ベムラーと共に出現し、怪獣墓場を訪れたウルトラマンゼロを襲うが、サドラ共々ストロングコロナゼロの格闘技に瞬殺され、爆死した。『ウルトラマンギンガS』第4話「強さの意味」に登場。失敗続きで後が無かったアンドロイド・ワンゼロがモンスライブして出現。ウルトラマンビクトリーと対決し、ムチ攻撃で苦しめる。UPGによるハイパーレーザーの射撃をものともせず、ビクトリーを庇って現れたシェパードンをも返り討ちにしたが、レピから受け取ったキングジョーカスタム(SD)のスパークドールズでウルトランスしたキングジョーランチャーの一撃で倒された。いずれも映像はそれぞれの初登場作品の流用。
出典:wikipedia
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