キャサリン("Catherine"、欧米では"Birdo")は、任天堂が発売したコンピュータゲームソフト『夢工場ドキドキパニック』およびマリオシリーズに登場する架空のキャラクター。筒状に突き出て開きっぱなしの大きな口と、頭に付いているリボンが特徴の恐竜で、ピンクが基本色。「キャシー」と呼ばれると機嫌が良くなる。その姿は雌のようであるが、実はオカマであり、本来は雄のはずだが、口から卵を出す。。言葉遣いも女性らしく、マリオたちのことを「ちゃん」付けで呼んだりしている作品もある。『いただきストリート』では大人な態度で接している。また、自身を美しいと思っていたりとナルシストな描写が多い。『キャプテン★レインボー』に登場し男性扱いされ逮捕された際に、主人公ニックが女性だという証拠を取りに行くイベントがある。マリオシリーズでは丁寧な口調で話すが、この作品では言葉遣いが荒々しくなっている。卵を使っての攻撃と火炎弾のほか、吸い込み攻撃が使えるようになったり、踏ん張りジャンプもできるようになっている。英語名はBirdoだが、『SUPER MARIO BROS. 2』(『スーパーマリオUSA』の日本以外での名称)のエンディングでは誤って"Ostro"と表示されており(Ostroは別の敵「ダウチョ」の英語名)、同様の誤記がある『スーパーマリオコレクション』の攻略本の一部ではキャサリンの英名を「オストロ」として紹介していたものもある。このミスは『スーパーマリオアドバンス』で訂正された。オカマという設定だが、キャサリンに女性の証拠があったり(キャプテン★レインボー、2008年)、女性には効果がないピーチの技も効果がなかったり(スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール、2008年)、女子更衣室にいたり(マリオゴルフ ワールドツアー、2014年)、女性レース協会に所属したり(マリオカート8、2014年)、ヘイホーに「キャサリンちゃん」と呼ばれたり(ペーパーマリオ カラースプラッシュ、2016年)と、オカマではなく本当の女性として扱われていることが多い。Wii Uの作品ではGCやWiiのゲームに比べて出番が激減しており、キャサリンだけでなくディディーコング、クッパJr.、カロン、ボスパックン、キングテレサなども出番が急激に減少している。特にキャサリン、カロン、ボスパックン、キングテレサは2016年現在、Wii Uの作品でプレイアブルとして登場した作品が1つもない。しかし、彼らの出番が激減した代わりにロゼッタの出番が2013年から急激に増えている。キャサリンは2008年に発売された『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』以降に発売されたゲームでプレイアブルとして登場したのは『いただきストリートWii』『マリオパーティ9』『マリオゴルフ ワールドツアー』『マリオ&ソニック AT リオオリンピック (3DS版)』の4作品のみで、それ以外の作品では立て続けにプレイアブルとして登場していない(『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』(2009)、『MARIO SPORTS MIX』(2010)、『マリオカート7』(2011)、『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』(2011)、『マリオテニス オープン』(2012)、『マリオ&ソニック AT ソチオリンピック』(2013)、『マリオパーティ アイランドツアー』(2014)、『マリオカート8』(2014)、『マリオパーティ10』(2015)、『マリオテニス ウルトラスマッシュ』(2016)、『マリオ&ソニック AT リオオリンピック (Wii U版)』(2016)、『マリオパーティ スターラッシュ』(2016) )。1987年、フジテレビとタイアップしたファミリーコンピュータ ディスクシステムのソフト『夢工場ドキドキパニック』で中ボスとして初登場。基本色のピンクのほか、赤、緑(ステージによっては灰色)の3種がいて、ピンクは口から卵だけを発射し、赤は卵と火を発射し、緑(灰)は火だけを発射する。なお、彼女の初登場はワリオやヨッシーやデイジーよりも早い。1992年に発売された『夢工場ドキドキパニック』の移植版『スーパーマリオUSA』以降、マリオシリーズのキャラクターの一員となる。『スーパーマリオUSA』のCMが初CMデビューである。キャサリンが口から卵を吐き出して「できちゃったぁ!!」と語るCMは話題になった。翌1993年の『USA』のスーパーファミコン移植版が収録された『スーパーマリオコレクション』のCMでは、『夢工場ドキドキパニック』『USA』の大ボス、マムーと一緒にリムジンでパーティ会場に乗り入れている。1996年にサテラビューで放送されたサウンドリンクゲーム『BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ』では、3匹のキャサリンたちで結成された「スーパーキャサリンズ」がマリオたちの邪魔をする。『マリオテニス64』で再登場を果たし始めてプレイヤーキャラクターとして登場した。以後マリオシリーズのゲームに多く登場するようになったが、携帯機(DS、3DSなど)で発売されたシリーズにはほとんど登場しなかったり、集合絵では省かれることが多かったり、マリオカートシリーズではキャサリンの名がついたサーキットが未だに無かったりと、他のキャラクターとの大きな待遇の差が未だに無くなっていない。『マリオ&ルイージRPG』ではマリオ達と久々に敵対する事になった。このゲームの上で彼女は女優を目指している。『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』ではマリオ側の隠れキャラとして登場する予定だったが、取り消された(ただし不完全だがデータとしては収録されている)。しかし、『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではゲストとして遊びに来ることがあり、見つけるとスターポイントがもらえる。アドベンチャーツアーズではヨッシーの落し物「ドリフトボード」を拾い、持ち主であるトップアスリート渡したいらしくヨッシーでミッションをクリアすると返してくれる。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』では、Wii版のみの初のライバルとして参戦し、水泳とバドミントンで勝負を仕掛けてくる。なお、バドミントンのパートナーは青のキャサリンでキーパーとしても登場し、他にも赤や黄色などのキャサリンもキーパーとして登場する。『マリオカート8』では、ピーチサーキットの看板に登場しており、その看板からピーチ、デイジー、キノピコ、ウェンディ、ロゼッタと共に「women of racing organization」(和訳すると「女性レース協会」)に所属していることが明らかになっているが、本作では協会のメンバーの内キャサリンのみプレイアブルとして参戦していない。その他のマリオシリーズでは赤、青、黄色、オレンジ、水色、紫など様々な色のキャサリンが登場している。当初は女性声優で普通の言葉を発していたが、ゲームキューブ以降の作品からは戸高一生による加工された独特の低音の鳴き声となっている。『BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ』でのラジオドラマではキャサリン3匹の声を現役のニューハーフが担当し、個性と存在感のアピールに一役買っていた。悪役として登場した作品は"斜体"にしてある。プレイアブルとして登場した作品は太字にしてある。
出典:wikipedia
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