感嘆符(かんたんふ)とは、約物のひとつで、「!」と書き表される。雨垂れ、または俗にビックリマークとも呼ばれる。また英語表記に由来した呼称「エクスクラメーション・マーク ()」と呼ばれることもある。強調を表し、強調を表す対象の後に置かれる。英語では「エクスクラメーション・ポイント ()」ともいい、俗に「バン ()」や「スクリーマー ()」などとも呼ばれる。 視覚的な表現として、注意や危険であることを表現するために用いられる。感嘆符は1400年ごろの印刷物に初めて出現するが、その起源は明らかでない。一説にラテン語で喜びを表す間投詞 io の2字を縦に重ねた合字であるとする。一般には、感嘆や命令など、普通よりも大きな声で発音される文の最後に、終止符(ピリオド)に換えて置かれる。このため、感嘆符は文の終わりをも示す。ただしまれには、文の途中の強調を表したい単語の直後に置かれる。俗に、強調の度合いを増して表したいとき、!!、!!!と重ねて書くことがある。また、 (!?) のように疑問符を右に書いた感嘆符疑問符(Exclamation question mark)や、 (?!) のように感嘆符を右につけた疑問符感嘆符(Question exclamation mark)もある。なお、この用途には、?と!を重ねた という記号もある。英語では感嘆文(構造の文)の最後には必ず感嘆符(エクスクラメーション・ポイント)を置く。フランス語では感嘆符の前に1文字分の空白を空けるのが正式な書法である。(疑問符の場合も同様)ドイツ語では、感嘆文の他、命令文でも最後に感嘆符を置く。スペイン語では、感嘆符で終わる文の最初に逆感嘆符(¡)を置く。疑問文においても同様に逆疑問符が使われる。感嘆符は元来の日本語の正書法にはない。俗に、強調文の最後に置かれる。全角では「!」と表現される。現代における日本語の書法では、疑問符 (?) ・感嘆符は基本的に文章の終止を表すため、その後ろに句点は用いない。JIS X 4051では、日本語中の感嘆符は全角幅とし、直後に始め括弧類(“(”、“「”など)がある場合は後ろに半角幅の間隔、直後に中点類(“・”、“:”など)がある場合は後ろに四分幅の空白をあけ、それ以外の文字が直後にある場合は間隔をあけない規定がある。また、行頭禁則文字であり改行時に行頭にきてはならない。また、小説・脚本・漫画などにある会話文で、前に書かれている事項について、言葉にならないが、驚いている様子を表現する為に、「!」または「!!」のように表記する場合もある。そこから個人の日記や親しい者との間で、方言をはじめとする話し言葉によって記述する場合に「。」より多用されるようになっていき、電子メールやインターネットの普及によって話し言葉で記される場合で用いられないことがないほどにまで普及した。「!」は、コイサン語(ナミビアの言語であるクン語(!Kung)など)やIPAで、歯茎吸着音を表す文字として使われる。Unicodeでは、文字としての「!」には句読点とは別のコードポイントU+01C3が用意されていて、パースが容易にできるようになっている。もし句読点の「!」を使うと、「!」を含む単語をパースするのは難しくなるからである。商品名などで、「i」の変形(棒と点の反転)として「!」が使われることがある。たとえば、歌手「P!nk」など。ごくまれに地名に使用される場合もある。階乗を表す。例)感嘆符を2つ並べたもの (!!) は二重階乗と呼ばれる。これは、を表す。さらに、二つ飛ばしの積である三重階乗 または 、三つ飛ばしの四重階乗 または などを総称して多重階乗という。また、感嘆符をnの右肩に置いたものを指数階乗と呼び、以下の式で定義する。
出典:wikipedia
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