キハ261系気動車(キハ261けいきどうしゃ)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が1998年(平成10年)から制作、2000年(平成12年)から運用する特急形気動車である。宗谷本線高速化事業にあたって制作された基本番台と、石勝線特急列車高速化およびキハ183系などの老朽取り換え用として2006年(平成18年)から制作された1000番台があり、それぞれ相違点があり混結はできない。JR北海道は本系列以前に特急用気動車として、「スーパー北斗」用のキハ281系や、「スーパーおおぞら」等向けのキハ283系といった高性能車両を開発し、線路自体も改良することで高速運転による大幅な速度向上、サービスアップを実現した。しかしこれら両系列はいずれも制御付自然振子機構つき台車や寒冷地対策などの要因もあり製造・保守コストが高額であった。本系列は当初、「北斗」「おおぞら」両系統よりも大幅に輸送需要の小さい宗谷本線系統の高速化に際して開発されたことから、制御付振子機構ではなく、空気ばねによる車体傾斜装置を搭載するなど、製造・運用コストを低減させつつ、スピードアップを図っている。なお、2014年(平成26年)8月30日のダイヤ改正をもって本系列の車体傾斜装置の使用は取りやめられ、2015年度以降の本系列の増備分については車体傾斜装置を搭載しない。2006年(平成18年)には、183系気動車の老朽化に伴う置き換え、および石勝線系統の特急列車高速化のため、一部の仕様を変更した1000番台が製造され、石勝・根室本線、室蘭・函館本線へも投入されている。本節では共通部分について記述し、各番台特有の構造については後段にて説明する。軽量構造のステンレス製構体を採用するオールステンレス車両であるが、前頭部のみ普通鋼製である。制御付き自然振子装置(最大傾斜角度5 - 6度)ではなく、空気バネ伸縮式車体傾斜装置(同3度)を搭載した本系列は車体の上部および下部の絞込みが小さく、客室窓下辺から上方が台形状に窄まる車体断面を持つ。客用扉は先頭車が片側2ヶ所、中間車が片側1ヶ所に設けられている。氷雪の侵入凍結による開閉不良を防止するため、客用扉は速度15km/h以上になると空気シリンダーで車体外側に向かって押圧密着させて気密性を高める、新幹線車両などと同様の構造である。先頭車は281系・283系両気動車と同様、前面に貫通扉を設けた高運転台式とし、踏切事故などに備えた衝撃吸収構造としている。灯火類は前照灯(HIDランプとシールドビーム)を正面下位の左右に設けるほか、運転台直上にも2灯の全6灯を設ける。尾灯は運転台の風防内部に左右各1灯を設置する。また、正面貫通扉上には愛称表示器が設置されている。なお、本系列(基本番台)の内外装デザインは、JR北海道と提携関係にあるデンマーク国鉄 (DSB) との共同制作第一号である。本形式はMc1(Msc1)-M1とM2-Mc2(Mhsc2)の2両1ユニットが編成の基本となっている。1000番台はこのほか単独のM3車が設定されている。基本番台の設計段階において、函館本線内(札幌 - 旭川間)で785系電車(エル特急「スーパーホワイトアロー」)と協調運転を行う構想があったこと、また電車主体の札幌圏に対応できるよう、起動加速度2.2km/s、最高速度130km/hと同系列と同等の走行性能が確保されている。これらの基本構造の多くは同社の通勤型車両・キハ201系気動車をベースとし、製造コスト低減を図っている。ブレーキ装置は電気指令式空気ブレーキで、機関ブレーキと排気ブレーキを併用する。基礎ブレーキ装置は両抱き式踏面ブレーキで、制輪子は苗穂工場製の特殊鋳鉄制輪子を使用しており、どのような条件においても130km/hから十分な余裕をもって600m以内での停止が可能である。台車は軸梁式、ヨーダンパ付きのボルスタレス台車 である。なお、重心を下げるため、車輪径は810mmとしている。0番台及び1000番台の2013年以前の増備車は、当初枕バネの空気バネに車体傾斜装置が装備されていた。これは、先頭車に搭載したジャイロセンサー(角速度センサー)のデータにより曲線を検知して、その後に各車両に2基づつ搭載された車体傾斜電磁弁により、台車の外軌側の空気バネ内圧を高めることで車体を傾斜させるフィードバック方式のシステムであり、従来の制御付自然振り子に必要であった線形データの入力が不要となっている。このシステムもキハ201系で実用化されていたものをベースに、MR圧向上、配管径拡大、電磁弁容量向上により性能を向上させたものである。この装置は傾斜角が通常2度まで、最大3度となっており、使用することにより、半径600m以上の曲線では本則 +25km/h、同 600m 未満 400m 以上で +20km/h、同 400m 未満 220m 以上で +15km/hでの通過が可能であった。内装デザインもDSBデザインの考え方に基づいて設計されている。座席はフリーストップ式のリクライニングシートである。グリーン車(室)の座席は横 1 + 2 列の3列配置で、表地は青色の牛革張り、肘掛は難燃加工が施された白木が用いられている。客室窓は座席ごとに設け、ロール式のカーテンを装備する。天井の配色は全面深い青で、そこにハロゲンランプによるダウンライトを交えた照明が配置されているほか、荷物棚下には読書灯が装備されている。なお、ダウンライトはデッキ部でも多用されている。普通車の座席は横 2 + 2列の4列配置である。なお、座席の仕様は基本番台と1000番台、グレードアップ指定席改造車で異なるため後述する。客室窓は中央に縦棧を設け、ロール式のカーテンを装備する。天井は荷物棚部分が白色となり、照明色が異なる点以外はグリーン室と同様である。床の敷物は空間を広く見せるため、菱形模様(市松模様・ダイヤゴナルパターン)が施される。室内の内妻仕切り壁は天然木の突板にアルミ板を張ったものとなっており、仕切扉はタッチセンサー式の自動扉である。便洗面所はそれぞれM1車とM2、M3車に、移動制約者対応の諸設備はM1車に設定されている。また、各車両の客用扉にはJR北海道の特急型では初採用となるドアチャイムを装備する。宗谷本線高速化により、従来の急行列車を格上げした特急列車に使用するため、1998年(平成10年)から富士重工業で全14両が製造された。編成記号はSEである。なお、本系列に0番台は存在しない。1997年(平成9年)JR北海道と北海道ほか沿線自治体が出資する第三セクター「北海道高速鉄道開発」を事業主体とした、宗谷本線旭川駅 - 名寄駅間の線路改良工事(最高速度95km/h→130km/h化)が着工され、2000年(平成12年)に竣工することとなった。この高速化事業では、先行した・石勝線・根室本線の高速化事業と同様、改良した地上設備を北海道高速開発が所有し、JR北海道へ貸し付けるスキームが採られているが、宗谷本線ではそれと比べても輸送密度が低い区間であることから、車両についても保有・貸し付けを行うこととなった。それにあたって、北海道随一の酷寒地である宗谷本線沿線から電車主体の札幌圏までを安定的に走行でき、コストパフォーマンスに優れた車両が要請された。そのため先述のように先に通勤型車両・キハ201系で実用化されていた車体傾斜装置・エンジンなどの基本構造をベースとすることで製造コスト低減を図っている。本番台は1998年冬に試作車が落成し、2000年3月11日のダイヤ改正より急行「宗谷」「礼文」を格上げ、運転区間延長した、札幌駅 - 稚内駅間の特急「スーパー宗谷」で営業運転を開始した。名寄以南の最高速度130km/h運転および曲線通過速度の向上により、札幌 - 稚内間の所要時間は以前、急行「宗谷」などで約5時間50分を要していたところが最速4時間58分にまで大幅に短縮された。前頭部の造型は以前制作されたキハ281・283系と比較し正面下部の絞り込みや後退角が小さく、下部スカートは201系気動車同様幅の広い形状である。先頭部の幌は731系・キハ201系と同様の自動幌装置を採用している。外部塗色は前頭部と客用扉周囲がコバルトブルー、塗装境界部にはJR北海道のコーポレートカラーである萌黄色(ライトグリーン)の縦帯を配し、客用扉の窓周りから車体の戸袋部までの部分は黄色である。前頭部側面には "Tilt261 "Active Air Suspension System" " のロゴマークを配しているが、車体傾斜装置の使用停止に伴い、2015年以降"HET 261 "Hokkaido Express Train"に変更されている。前面貫通扉の愛称表示器と側面の行先表示器はキハ283系で全てLEDとなっていたが、本番台では共に幕式で、別途号車表示と設備表示を一体化したサボ式プレートを客用扉付近に設置する785系と同様の方式が採用されている。室内は基本編成時グリーン車半室、普通車は残り3.5両で構成されている。グリーン室の座席は窓側席にパソコン用コンセントが設置されている。普通車の座席モケットは車両ごとに色調が赤・緑・青のいずれかで統一されている。台車は軸梁式、ヨーダンパ付きのボルスタレス台車 N-DT261形・N-TR261形であり、駆動機関は定格出力 460ps/2,100rpmの N-DMF13HZH形ディーゼルエンジンを搭載する。キハ201系とほぼ共通の仕様であるが、通勤車両のように大幅な定員変動がない為、価格抑制と重量軽減の観点から、出力を10ps向上させる代わりにキハ260形100番台は1基、他車両は2基搭載とされた。液体変速機は変速1段・直結4段、パワーオン制御(自動車の半クラッチと類似の機構)付きの N-DW16A形である。基本の4両編成での定格出力は 3,220ps(約 2,400kW)に達する。札幌向きで身障者対応設備を持つSE-100編成と、稚内向きでグリーン室を持つSE-200編成のユニットによる4両が基本編成となる。また、中間車には簡易運転台が設けられている。その為増結もユニット単位で行われる。SE-200編成(201 - 203)増備車(SE-104編成)本番台は当初4両編成3本(12両)のみで運用され、増結運用時の予備車がない状態であったが、2001年(平成13年)1ユニット2両(SE-104編成)が追加投入されている。この編成のみはJR北海道の自社保有であり、座席に追設された手すり・肘かけの大型化、補機駆動装置への定速回転装置設置など細部仕様に差異がある。側窓強化改造基本番台の客室窓は製造当初複層ガラスのみの構造であったが、冬季間に車両に付着した雪氷が走行中に落下して線路のバラストを跳ね上げ、窓に当たり破損する事故が頻発したことから、2001年以降にガラス外部にポリカーボネート製の透明保護板を追設する改造を行った。車体傾斜装置撤去2014年(平成26年)7月、JR北海道は軌道や車両への負担軽減、機器トラブルの防止を目的として、同年8月30日のダイヤ改正をもって本系列の車体傾斜装置の使用を取りやめることを発表した。その為、基本番台では電車特急との併結運転機器や車体傾斜装置を撤去し、空気圧縮機の変更や先頭車ロゴの変更が行われた。2006年からキハ183系列の老朽取り換え・高速化、および特急車両の補充の為、製造された車両で、大幅なマイナーチェンジが行われている。編成記号はST。なお、本区分は連結幌取付部形状やモニタ装置の伝送方式が基本番台と異なるため、基本番台車との混結はできない。石勝線・根室本線系統の特急「とかち」系統は、夜行の「まりも」を除く「おおぞら」系統のキハ283系化が完了した後も、キハ183系気動車が残存していた。本番台は、当初、このキハ183系を置き換え、既存のキハ283系とあわせ「とかち」全列車の高速化(スーパー化)を図るため、開発・投入された。基本番台を製造した富士重工業がすでに鉄道車両製造事業から撤退(新潟トランシスに事業譲渡)していたこと、JR北海道社内の技術力維持向上も図る観点から、本区分の製造にはノックダウン方式が採られ、車体構体と台車を川崎重工業から購入し、搭載機器や内装などの艤装作業は自社の苗穂工場が担当することとなった。なお2013年度以降の増備分の艤装は新潟トランシスが担当した。まず2006年に4両が先行して落成し、性能試験を開始し、翌2007年(平成19年)10月1日のダイヤ改正までに残り9両が落成し、特急「スーパーとかち」で使用を開始した。2009年(平成21年)には10月のダイヤ改正では増備車8両が製造され、「とかち」系統からキハ183系を撤退させた。2013年には、2011年(平成23年)5月の石勝線での脱線火災事故で廃車となった283系6両の代替として6両が製造され、同年11月1日のダイヤ改正でそれまで「スーパーとかち」1往復に使用されていたキハ283系を代替した。2014年には、JR北海道の一連の不祥事を受けたキハ285系の開発中止に伴い、「従来形式での車両形式の統一によって、予備車共通化による全体両数の抑制と機器共通化によるメンテナンス性の向上が図られること」から、老朽車両の取り換え用として当面本系列の増備が継続される方針が示され、北海道新幹線開業による2016年3月26日ダイヤ改正における特急「スーパー北斗」増発用として2016年度までに28両が増備され、今後も増備が進められる予定である。1000番台では床下構造などの基本構造は基本番台から踏襲しつつ、構体などを789系基本番台をベースとした。そのため前頭部の意匠・灯火類配置は789系基本番台とほぼ同一の正面下部の絞込みを大きくした意匠に変更され、先頭車の車体長さも200mm延長・車体高さも30mm低くなっている。また、先頭車を介した増結は考慮されていないため、本区分では中間車の簡易運転台は準備工事のみとし、先頭部の幌も設置する場合、自動幌ではなく通常の幌とアダプターによるものの設置が想定されている。車体側面はダルフィニッシュ仕上げが施され、ビード加工は省略されている。前頭部以外の車端部には転落防止幌が設置された。登場時の車体の外部塗色は、客用扉窓 - 戸袋部周囲の配色を基本番台の黄色からオレンジ色に変更している。ロゴはアクセントカラーがオレンジとなった以外基本番台と同一の"Tilt261 "Active Air Suspension System" " であるが、車体傾斜装置非搭載となった2015年度の増備車両は"HET 261 "Hokkaido Express Train"に変更されている。また、2015年9月9日には、1000番台のエクステリアデザインの変更が発表され、ST‐1104, 1204編成を皮切りに同年12月24日から順次運用に投入された。デザインは白が基調で、前面から側面にかけ、紫の帯が引かれている。前面は警戒色として貫通扉付近が黄色となり、地上側からの視認性を向上させている。なお、ロゴマークは設定されなかった。2016年度以降の増備車は全てこのカラーで落成している。側面の行先表示器は789系同様の3色LED式に変更され、列車名・行先・号車表示・設備表示を一体で表示する。その為基本番台で採用されたサボ受けは廃止されている。正面の愛称表示器は引き続き幕式であったが、2016年度増備のST-1109/1209編成からフルカラーLED式へ変更されていることが確認されている。客室窓は酷寒地での高速運転により、車体に付着した氷塊が走行中に落下し、跳ね上げたバラストが側窓を破損する事例が多発したことを受け、789系と同様、当初から強化ガラス板とポリカーボネート板を一体化した複層構造のものを装備する。貫通幌は基本番台とは異なり、789系から採用されたゴム製のものに変更され、形状も789系と共通化されている。室内デザインはほぼ基本番台と共通だが、グリーン車は1両全車、8列に拡大され、コンセントも全席に用意された。またじゅうたんを789系と同等のウール100パーセントへ変更している。普通車も789系や基本番台増備車と同等の仕様となり、座席モケットは緑色と青色の2種類となった。なお一部の普通車については2009年4月から後述の「グレードアップ座席」に交換されたものがあり、以降の増備車もこの仕様で落成している。また、デッキドア回り内側の配色も、基本番台は青であったが、1000番台では789系と同様萌黄色に変更されている。また内装パネル類は新火災対策に適合するべく、天井パネルを新基準対応のFRP製、小天井パネルをメラミン製へ変更している。便所についても789系と同構造となり、基本番台に存在した洗面所を廃止し、男子用小便所を新設しているが、後述の仕様変更で増備車では洗面所が設けられている。また、先頭車前位側出入り台には789系やキハ283系同様の車掌台が設けられ、小窓が設けられている。駆動機関は燃焼効率を向上させ有害排出物の低減を図った、出力460ps/2100rpm の N-DMF13HZJ形にマイナーチェンジされた。運用区間の石勝線には、トマム駅付近の標高543mをサミットとする最急12‰の長距離連続勾配が存在するため、機関は全車とも2基搭載とし、基本の4両編成での定格出力を基本番台の 3,220psから3680psに向上させている。変速機は基本番台と同一の N-DW16A形である。台車は軸受の設計を変更し、140km/h走行対応とした N-DT261A 形とされた。補機駆動装置についても、基本番台SE-104編成で採用した定速回転装置を各車2台設置し、電源供給を安定化している。冷房装置については基本番台と取り付け位置・大きさを共通化したものを採用しているが、冷媒を環境対応としてR-407Cに変更している。基本番台と同様、先頭車 + 中間車の2両で1ユニットを構成しており、帯広・函館向きでグリーン車・身障者対応設備を持つST-1100編成と、札幌向きのST-1200編成のユニットによる4両が基本編成となる。基本番台と比較するとそれぞれMc1車がMsc1車、Mhsc2車がMc2車に変更され、編成向きも0番台とは逆となっている。また、本区分の車両増結は編成の端にユニット単位で増結する方式ではなく、中間に1両単位の増結用中間車キハ260形1300番台(M3車)を挿入する運用形態をとる。増結用の中間車は6両まで連結でき、最大10両編成での運用が可能である。そのため先述のように中間車の簡易運転台は準備工事のみとされた。普通車座席のグレードアップ指定席化普通車については2009年4月から同年秋にかけて、普通車の一部の座席をキハ281・283系などで導入している臙脂色の「グレードアップ座席」に交換した。この座席は座席幅が拡大され、枕が可動式となっている。対象となったのは指定席として使用する可能性のあるキハ260形の全車両で、以降の増備車もこの仕様で落成している。車体傾斜装置撤去基本番台と同様1000番台も、軌道や車両への負担軽減、機器トラブルの防止を目的として、2014年8月30日のダイヤ改正をもって車体傾斜装置の使用が取りやめられた。また2015年度より車体傾斜装置を搭載しない5次車の導入に合わせ、車体傾斜装置を搭載する既存の車両について5次車と同一仕様にする工事が行われ、車体傾斜装置の撤去、空気圧縮機の変更が実施されている。14両全車が苗穂運転所に配置され、以下の列車・区間で運用する。2016年4月1日現在札幌運転所に51両全車が配置され、以下の列車・区間で運用される。スーパー北斗は増結によりキハ261系では初となる最大10両編成での営業運転も行われているこのほか増発された臨時「北斗」へ充当されたことがある。増結用の中間車キハ260形1300番台を基本編成の中間に1両連結し、5両編成が基本である。2010年10月のダイヤ改正から2013年11月1日からのダイヤ修正の間は増結車を用いない4両編成が基本となっていた。JR北海道は、2015年3月に発表した「安全投資と修繕に関する5年間の計画」において、特急増発用として2016年度までに増備する28両とは別に、183系初期量産車34両の置き換え用としている車両を2016年度から2017年度にかけて増備し、2019年度以降に残りの183系・281系・283系の老朽取り替えに着手する計画を明らかにしている。また、1000番台で従来デザインで増備された車両計55両が2017年度末までに新デザインに変更される予定。なお、新デザインの新製車両は2016年度からの納入となった。
出典:wikipedia
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